比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お泊り

 

 

フジside

 

 

八幡『そうか……寮の電気が……』

 

フジ「うん。就寝時間の少し前には寮に帰る事になっているんだけど、個人の時間は取れなくなっちゃうんだよね。それで、八幡さんがよければなんだけど、そっちの家にお世話になれないかなって思ってさ。」

 

八幡『……はぁ?お前何「分かってるよ、八幡さんの体調の事ならエアグルーヴから聞いてるから。だから八幡さんのお世話をするという意味でも、八幡さんの家に泊めてほしいんだ。」……けどなぁ。』

 

フジ「お願い八幡さん!」

 

八幡『………』

 

エアグルーヴ「八幡が許可を出してくれれば、この上ない程心強いのだが、無理はさせられんからな。」

 

アルダン「兄様も体調がよろしくないようですし、本来であれば私達だけで何とかするべきなのでしょうが……」

 

エアグルーヴ「流石に2,000人以上居る生徒を学園で面倒を見るのは至難の業だからな。まぁ、皆自分で何とか出来るとは思うがな。」

 

モーリス「でも、新入生の子達とかはまだ心配ですよね~。」

 

 

八幡『……事情は分かった、許可する。』

 

フジ「本当かいっ!?」

 

八幡『そっちも大変みたいだからな、今回は仕方ないってヤツだ。けどそうだな……許可するのはアルダン、ライス、モーリスの3人だ。』

 

フジ「え、ちょっと待って!?どうしてその3人なんだいっ!?」

 

八幡『憶測を前提で話を進めるが、寮の電気以外は特に異常は無いんだろ?なら未担当の生徒やトレーナーから許可が出なかった生徒達が学園で過ごしている間は教師陣は勿論、寮長のお前や生徒会、クラスの学級委員長達が主体になって動く事になるだろう。だからきっとお前やエアグルーヴに何らかの形でお願いがくるかもしれないからな。だから生徒会の役員でもなく寮長でもなく、学級委員長でもなく、一人暮らしもしていないその3人が人選の理由だ。』

 

フジ「そっかぁ……うん、分かったよ。じゃあその3人に聞いてみるよ……アルダン、ライス、モーリス、八幡さんが3人ならOKって言ってるんだけど、どうする?」

 

アルダン「私は是非、お世話になりたいと思います。」

 

ライス「ラ、ライスもお兄様のお家に行きたいっ!」

 

モーリス「えっと、実は私もバクシンオーさんと同じ学級委員長なので……せっかくですけど。」

 

フジ「そっか……もしもし八幡さん?アルダンとライスはOKだって。モーリスは学級委員長だから断るって。」

 

八幡『そうか……なら2人はトレーニングが終わったら荷物を用意して俺の家まで来る事。んでそれ以外のヤツは受け付けない、2人とシービーに伝えておいてくれ。』

 

フジ「あはは……分かったよ。」

 

八幡『じゃあ、そういう事だから。』

 

フジ「うん、どうもありがとう……お待たせ皆、それじゃあ2人とシービー先輩に伝言。」

 

シービー「えっ、あたしにもっ!?」

 

フジ「2人はトレーニングが終わったら家まで来てだって。それでシービーさんには、その2人以外は受け付けないから、だって。」

 

シービー「ちょっと!?何であたしにだけそれを伝えてって言ったのかなっ!?八幡、そこのところ詳しく聞きたいなぁ!?」

 

 

それから私達チーム・ポラリスのメンバーはトレーニングを無事に終えてから、それぞれの行動に移った。しかも八幡さんの予想通り、エアグルーヴは生徒会で打ち合わせ、私も寮長として生徒会に召集された。

 

 

フジsideout

 

アルダンside

 

 

アルダン「他のメンバーや兄様には申しわけありませんが、何だか楽しみですね。」

 

ライス「うん、お兄様のお家でお泊りなんて初めてだから。どんなお家なんだろう?」

 

アルダン「住所は教えていただきましたので問題ありませんが、今は兄様のご容態も心配ですね。」

 

ライス「うん、辛くないかな……」

 

 

ーーー八幡の自宅前ーーー

 

 

ライス「えっと……此処、アルダンさん?」

 

アルダン「はい、案内された表示によればですが……〇〇〇号室なので、こちらでしょうか?」

 

 

♪~

 

ガチャッ

 

 

八幡「おぉ、来たか。入ってくれ……」

 

ライス「それよりもお兄様、体調はどう?大丈夫?」

 

八幡「ちょっと気怠さがあるくらいだな。」

 

アルダン「兄様。夕飯はお済みですか?」

 

八幡「いいや、まだだ。」

 

アルダン「でしたら、私とライスさんで夕食の準備を致します。兄様はそれまでゆっくりお休みください。きっと私達が来るまで起きておられたのではありませんか?」

 

八幡「お見通しか……じゃあそうさせてもらう。」

 

ライス「お買い物、しておいて良かったねアルダンさん♪」ニコッ

 

アルダン「えぇ、そうですね♪」ニコッ

 

 

私は兄様をお部屋まで送った後に台所へと向かいました。既にライスさんが購入した食材を広げて準備をしてくれていました。

 

 

ライス「よぉ~し!」フンスッ!

 

アルダン「では、作っていきましょうか。」

 

ライス「うん!悪いと思ったんだけど、やっぱりお兄様の家には土鍋は無いみたい。」

 

アルダン「そうですか……お鍋はあるみたいなので、そちらで代用しましょう。レシピも知っていますので、その通りに作りましょうか。」

 

ライス「うん!じゃあ最初はご飯を炊く事から、だよね?」

 

アルダン「えぇ、そうですね。」

 

 

私達は兄様の夕食を作るのと同時に、私達の夕食の準備も進めました。それにしても、ライスさんの鼻歌はとても可愛らしかったです♪

 

 

 




お泊りするのは妹の2人!
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