比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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久しぶりの来日

 

 

八幡side

 

 

タリアト「済まないな八幡、お前には苦労をかける………」

 

八幡「いえ、気にしないでください。きっと呼び出しがかかると予想はしていましたので。」

 

マンノウォー「何をしている~タリアト~八幡~!?早く行くぞ~!!」

 

タリアト「はぁ………いくら自国の仕事がひと段落して日本に来られたからといって、八幡を呼び出すとは……」

 

八幡「自分なら大丈夫ですから。それに、今日は元々トレーニングを休みにしていましたので問題ありません。」

 

タリアト「つまり、お前の休日を潰してしまったという事になるわけだ。」

 

 

先生、痛いところを突かないでくださいよ。気にしてないのは本当の事なんですから。

 

 

ーーーバーガー店ーーー

 

 

タリアト「それで、日本に来て早々の食事が此処か?アメリカにもあるだろうに……」

 

マンノウォー「いいではないかっ!それに日本とアメリカとでは全く違うものだっ!それに、形も日本の方が綺麗だしな。」

 

八幡「そういうものですか……」

 

マンノウォー「案ずるな、日本に居る間の食事代は私が持つ。八幡のGⅠ制覇の祝いもしたい事だからな。師のお前がやってるのに、大師匠の私がしないわけにはいかないからな。」

 

タリアト「師よ、それは外食という事なのか?」

 

マンノウォー「その通りだが、それがどうした?」

 

タリアト「残念だな、八幡に頼めば孫弟子の料理が食べられるのだがなぁ~。」

 

マンノウォー「………八幡の、料理っ!!い、いや!だがしかし、八幡もトレーナーとしての職務があるっ!あまり無理をさせるのは私の望むところではないっ!だが八幡の料理を食べられるチャンスというのはそもそも滅多に無い……くっ、どうするっ!?」

 

 

俺の料理なんかでこんなに悩む人、初めて見た気がする……

 

 

八幡「あの、俺だったら全然構いませんよ?それに、2人が学園に来てくれるのでしたらメンバー達に用意している分の延長で作れますから。」

 

マンノウォー「何っ!?それは本当かっ!?」

 

八幡「はい。」

 

マンノウォー「聞いたかタリアト!八幡はやはり出来た孫弟子だ、あぁ……やはり八幡をアメリカへと勧誘すべきだろうな!」

 

タリアト「あまり調子に乗るな、師よ。」

 

 

ーーー東京レース場ーーー

 

 

マンノウォー「此処に来るのも久しいな。」

 

八幡「俺にとってはあまり良い思い出ではありませんよ……2人が突然俺達の関係を話すんですから。おかげでその後は生徒や同僚、ありとあらゆる人達から注目されたんですから。」

 

タリアト「その時の事は今でも覚えているが、カメラのフラッシュが凄まじかったな。」

 

八幡「もうあの時のような事態は勘弁ですからね。」

 

 

だが、俺のそんな発言とは裏腹に周りにはドンドン人が集まってきていた。それもその筈……此処はレース場、つまりウマ娘や観戦に来る人達で溢れ返っている。しかも場所は東京だったのも良くなかった……数年前のジャパンCの時のような騒ぎと化していた。

 

 

「あの、マンノウォーさん!どうして日本にっ!?観光ですか!?」

 

「それともレース観戦ですかっ!?ひょっとして気になるウマ娘でもっ!?」

 

「セクレタリアトさん!よろしければ先生の教えを少しだけでも……っ!」

 

「ちょっとズルい!私にもお願いしますっ!!」

 

マンノウォー「うむ……困ったな、プライベートなのだが。」

 

タリアト「失念していたな。我々は普通のウマ娘よりも身長が高い……それに日本でも知名度がそれなりにある、しかしまさかここまで集まるとは思わなかったな。」

 

八幡「そう思うのなら、もう少し正体を隠す行動をしてほしいのですが?」

 

マンノウォー「いやぁ~済まんな。」

 

 

ーーー八幡の家ーーー

 

 

マンノウォー「レース場では思わぬ事態になったな!しかし、私のサインなど欲しがるとはな。」

 

八幡「いやいや、アメリカ伝説のウマ娘のサインなんて欲しいに決まってるじゃないですか。レースに興味の無かった俺でも知っている名前ですからね、2人は。」

 

タリアト「師に比べたら私などなんという事もないというのに。」

 

八幡「とりあえず簡単なものは作りましたので、これでも摘まんでください。お酒だけだと身体に悪いですから。」

 

マンノウォー「おぉ、これが八幡の作った料理か……っ!うむ、美味そうだ!」

 

タリアト「済まないな。」

 

八幡「何か食べたいのがあったら言ってください。可能だったら作りますので。無理でも近いのは作ります。」

 

マンノウォー「うむ……タリアトよ、不思議に思わないか?どうしてこれだけ出来る男だというのに、言い寄る女が居ないのだろうな?」

 

タリアト「八幡曰く、自分の目だそうだ。腐った眼をしているから出会いが無いとも言っていたな。まぁ職業的にそういった事が無いとも言えるがな。」

 

マンノウォー「勿体無い……これだけの超優良物件、他には無いというのに。見た目だけで決めてしまうとは、今の若い女性達は恋愛で損ばかりしていそうだな。」

 

タリアト「ふっ、師と意見が合うのは珍しいな。しかしだ師よ、今はまだ八幡に出会いは無い方が良いかもしれないぞ。」

 

マンノウォー「ん?どういう事だ?」

 

タリアト「八幡の良さは関わっていなければ分からないものだ、我々のようにな。八幡の同年代で八幡の良さを知る者は少ないだろうが、今関わりを持っているウマ娘達ならばあるいは………」

 

マンノウォー「おぉ……成る程な!確かにそれならば安心だ!何処のウマの骨とも知らぬ女よりも、担当のウマ娘ならば私も安心出来る!」

 

 

あの、本人が居る前でそんな話をするのやめてもらえませんか?別に誰かとお付き合いする気が無いのは確かですけど、それだと俺の相手が担当のウマ娘しか居ないみたいな言い方じゃないですか……まだ中等部~高等部の学生なんですからね?

 

 

 




先生、来日!
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