比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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前作でフジキセキが2人目という事で登場しましたが、今作はあくまでもエアグルーヴが主役なので、フジキセキはサブ的な感じで出していきたいと思っています。その辺はご了承ください。

エアグルーヴ編が終わりましたら、フジがメインの章で始めたいと思っていますので、その時はまたこうして書かせてもらうと思います!


バブルの現状

 

 

八幡side

 

 

八幡「というわけで、先程スカウトして了承を貰いました。これが契約書ですので、確認お願いします。」

 

たづな「はい、確かに!それにしてもフジキセキさんをお選びになられたのですね、少々意外でした。てっきりミスターシービーさんやシンボリルドルフさんといったよく一緒に居るウマ娘をお選びになると思っていました。」

 

八幡「俺だってトレーナーの端くれです。友好関係で担当を選ぶような事はしませんよ。ちゃんと自分で目利きをして育てたい、強くしたい、輝かせたい、そう思わせてやれるようなウマ娘と契約するのが1番でしょう。」

 

 

まぁ、ちょっとだけ私情を挟んだ理由もあるっちゃあるけど。

 

 

たづな「ふふふっ、仰る通りです。はい、確認終わりました。では本日付けで比企谷トレーナーはフジキセキさんの担当トレーナーとなりました。頑張ってください。」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

 

さて、契約書もちゃんと受理された。明日からはフジも一緒にトレーニングをする事になるが、フジは今シーズン見送って来年にデビューさせたいと考えてる。やるからには1番強いフジを出したい。今はまだその力が足りない。1着は取れても、それは仮初だろう。すぐに成績が落ちるかもしれないしな。今は力をつける時だ。

 

 

八幡「さて、大体終わったし、久し振りに様子でも見に行くか。」

 

 

ーーー治療院ーーー

 

 

八幡「此処に来るのも久しぶりだな……夏合宿に行ってたから実質、2ヶ月くらいか?ギプスなんかは外せているのか………あれ?」

 

 

病室、此処だったよな?誰も入ってないんだけど。え、どっか別の部屋に移されたとか?

 

 

ーーーカウンター前ーーー

 

 

「バブルガムフェローさん、ですか?彼女でしたら、1ヶ月半前に退院しております。先生とトレーナーさんとの入念な診察の結果、骨折が回復したとの事でしたので。」

 

八幡「そ、そうですか………」

 

 

回復?いやいや、完治するまでに半年は掛かるって言ってたんだぞっ!?幾らバブルの回復が凄まじかったからと言って、半年の半分、3ヶ月で退院出来るのかっ!?

 

 

今すぐ電話したいが流石にそれは出来ない。他のウマ娘達も居るんだ、外に出てからにしよう。

 

 

ーーー外ーーー

 

 

八幡「………」ピッピッピッ

 

 

prrr…prrr…っ!

 

 

『もしもし、先輩?』

 

八幡「あぁ、比企谷だ。バブルが大分前に退院したんだってな?病院で聞いた。今どうしてるんだ?」

 

『あっ!!すいません、伝え忘れてました!!夏合宿に行ってるって知ってたので、帰ってきたら伝えようと思ってたのに………』

 

八幡「いや、それはもう良いんだ。それよりも今バブルってどんな状態なんだ?退院したって言ってもいつも通りのトレーニングをするにはまだ少しは掛かるんだろ?」

 

『いや、それが………もうかなり走れるんですよ。次走も登録してる段階でして。』

 

八幡「………は?」

 

 

え?かなり走れる?次走も登録?嘘でしょ、もうそんなに回復してんの?いやまさかだよな?あっ、次走って言っても来年かもしれないしな〜。

 

 

八幡「そうかそうか、それは何よりだ。んでレース何に出るんだ?金杯か?日経新春杯とかAJCCとかか?それともランクを少し下げて愛知杯とか小倉大賞典か?」

 

『えっと………毎日王冠です。』

 

八幡「ほぉ〜毎日王冠ね〜成る程、毎日王冠………え、何言ってんの?マジで何言ってんの?毎日王冠って言ったらアレだよ?10月の重賞レースだよ?年内だよ?医師とのお話した年内諦めろっていう話ってどこ行ったの?」

 

『先生とは結構診断とかして話し合ってたんです。6月の時点でギプスも取れてかなり良い状態にまで回復してたんですよ。そんで7月の定期診断で状態が良かったら退院しようって話になって、それで退院して年内のレースにも出られるって○○トレーナーと話したら、毎日王冠に出ようって事になったんです。』

 

 

おい、話が凄い事になってるぞ。バブルお前凄過ぎんだろ。クラシックシーズンに間に合っちゃったよ………

 

 

八幡「………とりあえず理解はした。今ってもう普通にトレーニングしてるのか?」

 

『はい。皆と普通に走ってます!シニア級のウマ娘と走る事になりますけど、バブルも調子は良いので結果は出せると思います!』

 

八幡「そうか……まぁ何にせよ明日だな。明日また詳しく聞かせてくれ。」

 

『先輩確かトレセン学園の寮に住んでましたよね?そこでも話せますよ?』

 

八幡「いや、バブルとも話したいから明日にする。かれこれ3〜4ヶ月くらい会ってないからな。直接会いたいって理由もあるから明日にさせてくれ。」

 

『分かりました、明日ですね?きっと○○先輩も先輩と話すの楽しみにしてると思います。』

 

八幡「あぁ、じゃあ明日な。」

 

『はい、じゃあ明日待ってます!』

 

 

……まさかバブルが退院して次のレースまで間も無いなんてな。正直に言うと、八幡ビックリ。

 

 

八幡「だが、良いニュースを聞けたな。こりゃ俺達もうかうかしてられないな。毎日王冠は秋華賞の前週にある東京のメインレースだったな、見に行ってみてもいいかもな。」

 

 

 

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