比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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JCと冷え込んだ時期

 

 

八幡side

 

 

デビュー戦を無事に勝ち抜いたシービーの次走は翌年の共同通信杯に決定した。年内のレ-スに出走させるにしても、残されているのは条件戦とGⅠくらいで、デビュー戦を走った後のシービーには少しハード過ぎると思い、少し間隔の開けたこのレースにしたってわけだ。同じ東京レース場でGⅢの重賞で結果を残してくれれば、その次は皐月賞トライアルの弥生賞も考えている。まぁシービーならそのまま本番に行かせても大丈夫な気はするけどな。そんで今はシービーの同学年で同じ教室のカツラギエースのトレーナーと話をしている。

 

 

エースT「けど良かったぜ?強いってのは前から知ってはいたけどよ、あんな勝ち方するなんてな。」

 

八幡「一応あぁいう風に指示出しはしたんですけど、期待通りにやってくれましたよ。」

 

エースT「来年のクラシック、楽しみになってきたな。」

 

八幡「俺達が走るわけじゃありませんけど、確かにそうですね。」

 

エースT「そういや比企谷はもう知ってるか?今年のジャパンCのメンバー。」

 

八幡「まだ決定ではないにしろ、やっぱり少ないですよね……」

 

エースT「去年の負けがあるからなぁ……日本は最高が6着で掲示板は全部海外が独占だったからな。そのせいでどの陣営もジャパンC出走には消極的になってる。」

 

八幡「分からなくもないですけどね、気持ちは。」

 

 

去年のジャパンCは息抜きがてらにテレビで見ていたが、確かに海外の実力を見せつけられたって感じがする。今年のジャパンCも今のメンバーを見る限りでは、勝利の期待をするのは酷かもしれないな……

 

 

エースT「比企谷は出たいって思わないのか、ジャパンC?」

 

八幡「俺に気持ちがあったとしても、シービーにその気が無ければ出走はさせませんよ。俺はウマ娘優先なので。」

 

エースT「ははっ、お前らしいな。俺はいつかあのレースを獲りたいって思ってんだ。もしお前の陣営と当たっても手加減なんてしないからな?」

 

八幡「勿論ですよ、勝負の世界なんですから。」

 

エースT「おう、じゃあ俺も行くわ。」

 

八幡「はい、わざわざありがとうございます。」

 

 

……さて、俺も他の有力ウマ娘の情報を集めるか。

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「………」カキカキ

 

 

……今のところ目立った成績を収めているのはニホンピロウイナーとシャダイソフィアくらいか。他にも重賞を勝っているウマ娘を見てはみたが、正直あまりパッとしない。シービーの脅威になりえるのはこの2頭だが、シャダイソフィアはティアラ路線に決めてるから当たる事は無いだろう。

 

 

八幡「けど、まだ分からないのだっている……カツラギエースだって先月の連戦でりんどう特別を勝ってるしな。」

 

 

今はあれこれ考えても仕方ない、か……とりあえず今日のメニューだな。

 

 

ーーー部室ーーー

 

 

ガチャッ

 

 

シービー「やっほぉ~八幡~♪来たよ~。」

 

八幡「ん、授業お疲れさん。まぁあったまれ。」

 

シービー「冷えてきたよね~あぁ~焼き芋とか食べたくなる季節~。」

 

八幡「感じるの遅くないか?もう11月中旬だぞ?」

 

シービー「おでんやラーメンも良いよねっ!」

 

八幡「あぁ~それは分かる。」

 

シービー「じゃあさ、帰りに食べに行かない?」

 

八幡「ったくお前は………」

 

シービー「良いじゃん!ね?」

 

八幡「はぁ……付き合ってやるよ。」

 

シービー「やった!因みに何処行くの?あたしはラーメンの気分かな。」

 

八幡「じゃあラーメンな?言っておくが気分変わったなんて言うなよ?」

 

シービー「そこまで子供じゃないよ~。」

 

 

どうだかなぁ……まぁとりあえず今日のトレーニングだな。

 

 

ーーートレーニング後・校門前ーーー

 

 

八幡「それで、これはどういう事だ?」

 

タイシン「別に……シービーさんがラーメン食べに行くって言うから便乗しただけ。」

 

ブライアン「………同じくだ。」

 

ファイン「ラーメン食べに行くなら私にも言ってよトレーナー♪」

 

シービー「あはは、楽しみだったからさ。つい話しちゃったんだよね~。」

 

八幡「まぁいい。人数も人数だから屋台じゃなくて普通の店に行くか、何処にするか……」

 

ファイン「まだ行った事の無いお店が良いなぁ~!」

 

八幡「無理にハードル上げないでくれませんかねお嬢様?近場でなら……此処だな。」

 

 

ーーーラーメン屋ーーー

 

 

シービー「へぇ~こんな所にラーメン屋があったんだ~知らなかったなぁ~。」

 

八幡「都内でもあまり知られていない店らしくてな、普通のラーメンも勿論あるが少し趣向を凝らしたラーメンも出しているらしい。」

 

タイシン「それって?」

 

八幡「ネットでは辛いラーメンとか、舌がシビれるラーメンとしか書かれてないな……まぁ俺は普通のラーメン食えればそれでいいわ。とりあえず中に入るぞ。」

 

 

俺達は中に入ってから普通に注文して、それなりにお喋りをしながら食事をしてからラーメン屋を後にした。因みに注文内容だが、俺は豚骨の背脂増し、シービーが味噌の味玉、ブライアンがチャーシューのチャーシュー増し、タイシンが醤油、ファインが俺と同じ。そんで全員分の餃子だった。俺の口臭ケアを渡してから、皆を寮と家に帰した。

 

 

 




寒くなってきましたね~……ホント。今日、僕の住んでる地域では初雪が降りました。
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