比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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結果と暇人?

 

 

八幡side

 

 

12月に突入して、今年も残すところ僅か1ヶ月となった。今年のジャパンCの結果は………前年と同じくらいには酷い結果だった。日本の最高着順は5着、去年と違う点があるとすれば掲示板に入れたくらいだ。それ以外の1〜4着は全て海外のウマ娘に独占されている。今年もまた海外レベルの高さを見せつけられてしまう結果になった。

 

………いつかは日本のウマ娘が制する時が来るとは思うのだが、その時ってのはいつ来るんだろうか。

 

 

シービー「ねぇ八幡?この前のジャパンCだけど、あたしも出る予定あるの?」

 

八幡「ん?お前ジャパンCに出たいのか?」

 

シービー「だって海外の強いウマ娘が出るレースだからさ、あたしも興味あるんだよね。」

 

八幡「お前が結果を出してそれに見合う実力を兼ね備える事が出来たらな。」

 

シービー「ん〜じやあやっぱりGⅠは勝たないとダメだよね〜。そうでないとバカにされちゃうだけだしね〜。まずはクラシックかぁ〜。」

 

八幡「まっ、まずはそうだな。ジャパンCに挑むのはそれからになりそうだな。」

 

シービー「今はとりあえず、次のレースに勝つ事かな。まだまだ先だけどね〜。」

 

八幡「すぐにそんな事言ってられなくなるぞ。クラシックが始まったらそんな事すら言ってられないくらい忙しくなるんだからな。」

 

 

今は、担当のシービーを無事にクラシックに行かせる事に集中だな。目の前の共同通信杯に勝たせないとな。それから弥生賞かそのまま直行かのどちらかを決めないとな。

 

 

八幡「ところで、いつまで抱き着いてる?12月に入って寒さが更に増したのは分かるが、俺の腕に抱き着いていい理由にはならないと思うんだが?」

 

シービー「いやだって寒いじゃん〜♪」ギュ∼!!

 

八幡「お前の声、全く寒そうに聞こえないんだが?」

 

シービー「いやいや寒いよ?ガクブルだよ?歯ガチガチだよ?八幡に抱き着いてないと無理〜♪」ギュ∼!!

 

八幡「あそこにヒーターあるんだからそこに行け。」

 

シービー「こっちの方が良い♪」ギュ∼!!

 

八幡「君ねぇ………」

 

シービー「いいじゃんこのくらい〜。」

 

 

どうやら止める気は全く無さそうだ………俺としてはこういう行動は出来る限り慎んでほしいとは思っているんだが、本人が全然止めようとしないから意味無く終わっている。この子、本当に最上級生なのだろうか?とてもルドルフと同じ学年とは思えない………

 

 

八幡「言っても無駄だとは思うが、人前では控えてくれよ?」

 

シービー「分かってる分かってる♪」ギュ∼!!

 

 

うん、コレ絶対分かってない。

 

 

シービー「あっ、八幡。またお昼ご飯作ってよ!週2回だけの楽しみなんだよね〜♪」ギュ∼!!

 

八幡「たかが定食くらいでお前も現金な奴だな?学園の作る料理の方が美味いだろうに。」

 

シービー「いぃ〜やっ!八幡の方が絶対美味しい!だって初めて八幡の料理を食べた瞬間、『うわっ、何コレ!?美味し過ぎるっ!!』って思ったんだから!!だから今日も作って〜お願い〜♪」ギュ∼!!

 

八幡「あぁ〜もう耳元でそんな騒ぐな。とりあえず腕を離せ、カフェテリアに行くぞ。飯作ってやるから。」

 

シービー「よぉし、じゃあすぐに行こっか!」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

ルドルフ「済まないね比企谷君、私までご一緒してしまったばかりではなく食事まで。」

 

八幡「お前のせいじゃない、隣に居るこのアンポンタンが勝手に言った事から始まったんだ。」

 

シービー「いやぁ〜だってさぁ〜……八幡の作る料理が美味しいっていうのは知ってもらいたいじゃん?」

 

ルドルフ「君のその気持ちは尊重するべき事だが、先に比企谷君に相談するべきだったな。」

 

八幡「まぁそれはもういい、作ったからな。遠慮せずに食べてくれ。」

 

ルドルフ「君の料理を食べるのは4月以来だな、あの頃が懐かしく感じるよ。」

 

八幡「あんなの料理の内に入らねぇよ。」

 

 

今日は土曜日の為、授業は無い。ルドルフは生徒会の業務で学園に来ていて、今は昼食で来ている。明日はGⅠだからそっちに行くみたいだ。シービーももしかしたらそっちに行きたいかもしれないから、日曜日は休みにしている。

 

 

八幡「なぁシービー、明日はレース場に行くのか?それだったらやっぱり中京か?」

 

シービー「そうだねぇ〜あたしもずっとレース場に観に行けてなかったから久々に見てみたいって気持ちはあるかなぁ〜。でも八幡とも居たいんだよなぁ〜……一緒に行こうか?」

 

八幡「いや、行かないから。興味が無いわけじゃないが、行くのであればちゃんとした理由を持って行く。お前にダートを走らせるのなら観に行くが、そうで無いのなら行く意味はあまり無いからな。」

 

シービー「そっかぁ……まぁそれならあたしもいいや。お休みを満喫しよっと。あっ、八幡は「俺も寮で休む。」じゃああたしも家でなんかしてよっと。」

 

 

おいおい、お前何もする事ねぇのか?俺はレースとか見ながらメニュー考えたりするけど、休みでしか出来ない事とか無いのか?

 

 

八幡「学園の図書館に何か「オススメ、紹介するよ?」……だからお前は暇人なのか?何で俺の行動に一々合わせるんだよ?」

 

シービー「だって一緒に居たいじゃん!!」

 

八幡「………そうか。」

 

 

反応しづらい事言うなよ………

 

 

 




シービー、既に八幡にベッタリですねww
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