比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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後1歩

 

 

八幡side

 

 

実況『2年前のカツトップエース以来の2冠ウマ娘の誕生です!しかも今年はダービージンクスを打ち破っての大きな大きな勝利ですっ!!皐月賞に続き、ダービーの舞台でも勝利に輝いたのはミスターシービーですっ!!』

 

解説『あの走りを見ると、菊花賞でも期待してしまいますね~!彼女は皐月賞でもあえて脚やスタミナを消耗しやすい道を選択していますからね、体力面においても彼女はこの世代の中でもトップクラスだと思いますよっ!』

 

実況『最後に3冠を獲ったシンザン以降も数々のウマ娘がこの3冠路線を走り抜いてきましたが、その栄光に届いたのは誰も居ません。届きかけたのは僅か6人のウマ娘で、皐月賞とダービー続けて勝ったのは4人だけ……しかし!今年のダービーウマ娘ミスターシービーは3冠ウマ娘の栄光に後1歩のところまで来ました!!』

 

 

シービー「3冠ウマ娘かぁ……興味は無いけど、ここまで来たら、それも獲りたいよね。」

 

 

実況『さぁ、ミスターシービーのウイニングランです!』

 

 

シービー「ありがとう皆~!また応援よろしくね~!」

 

 

~っ!!!!!

 

 

シービー「うん、次も頑張るよ。」

 

八幡「よっ、お疲れさん。」

 

シービー「あっ!!八幡じゃ~ん♪迎えに来てくれたんだ~!ダービー勝って来たよ~っ♪」ダキッ!!

 

八幡「ちょっ、こんな所で抱き着くなっ!公衆の前だぞっ!」

 

シービー「いいじゃん別にっ!ダービー勝ったんだからさ、勝利のハグだって~♪」ギュ∼!!

 

八幡「お前なぁ………」

 

シービー「さぁ~行こうっ!時は有限なんだから早くしないと時間無くなっちゃう!」

 

 

コイツ絶対に控え室で頭を撫でてもらう為だけにこの行動してるんだろうな……だってもう顔にそう書いてある。

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

シービー「いやぁ~コレはやっぱり良いねぇ~♪うん、レースに勝ったら撫でてもらうサービス付けてもらってホントに良かったよ。モチベーション上がるっ!」

 

八幡「そうかいそうかいそれは何よりだ。って事でもう「終わりじゃないよ?まだちょっとしかしてないじゃん。」……あのね、俺にもお前にもマスコミというお客さんが待ってるんだけど?」ナデナデ

 

シービー「待たせておこうよ、少しくらい。」

 

八幡「お前はだんだんとダメになっていくな……何でだ?俺のせいなのか?」ナデナデ

 

シービー「八幡色にだんだん染まってきたんだよ!」

 

八幡「嬉しそうな声で言うんじゃねぇよ。シャレになってねぇんだよ。」ナデナデ

 

シービー「しょうがないぁ~もぉ~八幡がそこまで言うならそうしてあげる。明日は学園に居るんだよね?」

 

八幡「それはプロフェッサー達次第だな。それに俺、いつアメリカに帰るのか聞いてないし。」ナデナデ

 

シービー「八幡、もし明日もこの前と同じように学園に居なかったらグレるから。」

 

八幡「どういう方面の脅しだよそれ……」ナデナデ

 

 

その後はインタビューとウイニングライブを披露し終えてから学園に戻る事にしているのだが、プロフェッサー達も最後まで残っていた。どうやら学園が気になるらしい。

 

 

シービー「ねぇミスマンノウォー?明日ってどうする予定なの?」

 

マンノウォー「明日の予定か?東京を見るのも一興だが、きっとやるべき事があるだろうからな。明日の便で自国へ立つつもりだ。そうだな……昼の便で行くつもりだ。」

 

八幡「それなら自分が見送りしますよ。誰も見送りしないのでは寂しいですからね。」

 

アドミラル「いいのか?お前には担当ウマ娘が居るだろう。」

 

八幡「コイツは明日も学園で授業でしょうから、俺に構ってる暇はありませんよ。」

 

シービー「八幡!朝は居るんだよねっ!?」

 

八幡「分かってる分かってる。朝は学園に行くから。」

 

シービー「うん、それならいいよ。」

 

八幡「何で俺の行動をお前にも伝えにゃならんのか……まぁ担当だから不思議でも無いか。」

 

アドミラル「問題無いのであれば私からは何も言わない。」

 

マンノウォー「しかしアレだな八幡、お前はやっぱり我が国に欲しいな。」

 

八幡「ははは……俺はまだトレーナーを始めてまだ2年目ですよ?成功する保証なんてありませんよ?」

 

アドミラル「そう自分を卑下するな。お前は母上とセクr……お弟子殿が認めた唯一にトレーナーだ、世界にたった1人だけのな。」

 

八幡「……ありがとうございます。」

 

シービー「八幡は絶対にあげないからねっ!!」ダキッ!!

 

八幡「……何だ急に?」

 

シービー「いや、八幡が取られそうだったから念を押しておいただけ。」ギュ∼!!

 

八幡「何の念だよ……」

 

マンノウォー「ふっ、これはアメリカに連れて行くのは難しくなりそうだな。」

 

八幡「いや、そもそも行くのを考えていませんから。」

 

 

東京レース場から学園に着いた俺達は、軽く校内を案内して部室にシービーのトロフィーを置いてから学園を後にした。だが校内の切り株のところで1人のウマ娘がめっちゃ叫んでいたのだが、余程悔しい事でもあったんだろうな。ハナ差で負けたとか?まぁ、あぁいう場合はそっと1人にしておくのが俺のやり方だから声をかけたりはしない。誰だか分からんがめげるなよ、絶対良い事あるから。

 

 

 




切り株で叫んでいたウマ娘って誰だったんでしょうね?
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