比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1042 / 1583
案内役は良い子

 

 

八幡side

 

 

春のグランプリ、宝塚記念が終わって春のレースの全日程が終了して夏レースが始まろうとしている。既に函館ではレースが始まっているが、北海道はそもそも中央に区分されているのが函館と札幌しかないから仕方ないだろう。て言ったら小倉は九州で1つだけだろってなるかもしれんが、地方レースもあるんだからとだけ言っておこう。

 

さて、俺は今バスに乗って夏合宿が行われる合宿所まで向かっている最中だ。当然ながらシービーも乗っている。隣でスヤスヤと気持ち良さそうに眠っているところだ。

 

 

八幡「合宿用のメニューを作ってはみたものの、本当にこれで良いのかどうか分からん……話ではかなりキツいメニューをやらせるみたいだが、俺のはどうなんだ?俺の中では結構キツめにしたつもりではあるが、シービー次第だな。」

 

シービー「すぅ……すぅ……」

 

八幡「にしてもこのじゃじゃウマ娘は……寝てるとこんなにも静かになるのか。」

 

「やっぱりシービーさん起きてないと寂しい?」

 

八幡「寂しくはないが、前のコイツはこのくらいとは言わなくてもそんなに騒がしい奴じゃなかったのに、どうしてこうなったのかと思うくらいには賑やかな性格になったからな。」

 

「シービーさんが、騒がしい?」

 

八幡「学園では違うのか?」

 

「シービーさんが騒がしいところって………あたしは見た事無いなぁ。同級生の先輩達だったら何か知ってるんじゃない?」

 

 

学園ではそうでもないのか……俺の時もそのくらいにしてほしいものだ。シービーを知る同級生はルドルフとかエース辺りだろうな。少し聞いてみるか。

 

 

八幡「これは学園での様子も聞いてみた方が良いみたいだな。」

 

「別に悪い事なんてしてないよ?」

 

 

それは分かってるんだが、担当トレーナーの身としては心配なわけですよ。

 

 

ーーー合宿所ーーー

 

 

八幡「さて、俺も荷物置いて辺りの散策するか。」

 

シービー「ねぇ八幡、トレーニングって明日からでしょ?今日は何するの?」

 

八幡「俺は辺りの散策だ。地形とかが分からないと何をするにしても不安だからな。」

 

シービー「八幡ってサバイバルでもしに来たの?」

 

八幡「いいだろ別に。まぁお前は好きに過ごせ、言っておくが明日に支障をきたすような事はするなよ。」

 

シービー「そんな事しないって〜!っていうか八幡について行くから大丈夫♪」

 

八幡「………さて、どっから行こうか。」

 

シービー「あっちなんかどう?」

 

八幡「よし、じゃあこっちから「八幡、無視はやめて?」分かったから腕離せ、暑苦しいんだから。っていうかなんでついて来んの?君来るの初めてじゃないでしょ?」

 

シービー「案内役!」

 

八幡「不安な案内役だな……」

 

シービー「あぁ〜そんな事言っちゃうんだ〜!いいのかなぁ〜あたし行っちゃうけど〜?迷子になっても知らないよぉ〜?」チラチラ

 

ライス「お兄様にシービーさん、何してるの?」

 

八幡「ん?この辺を散策しようと思っていたところだ。シービーもその辺で散歩。」

 

ライス「あ、あの〜……それなら、ライスも一緒に行っていい?ライスね、合宿所のお山でランニングとかしてるから道とかならちょっとは分かるよ。」

 

八幡「よしライス、一緒に行こうか。」

 

シービー「ちょっと待ってぇ!!!

 

ライス「シ、シービーさん?」

 

シービー「八幡、何であたしの案内は断ってライスの案内は受け入れるのかな?」

 

八幡「いや、だってライスは山でランニングしてるって言ってただろ?それならこの辺りも詳しそうだから案内してもらおうかなって。」

 

シービー「八幡、あたしも詳しいよ!」

 

八幡「悪い、ライスにもうお願いしちゃったから……それによシービー、お前だって分かってんだろ?」

 

シービー「……何が?」

 

八幡「ライス良い子だからさ………」

 

シービー「八幡………それ言われたら譲るしか無いじゃんか。」

 

ライス「あ、あの……ライスはすっごくダメな子で「いや、絶対に良い子だ。」で、でも……「君がダメな子なわけ無いじゃん。」あうぅ……///」

 

 

※ライスはダメな子じゃない!!良い子だっ!!

 

 

八幡「じゃあそういう事だからライス、案内よろしく頼む。シービーは明日のトレーニングでな。」

 

シービー「今日の夕食でも会いに行くからっ♪」

 

八幡「はいはい。じゃあライス、歩きながらでいいからこの辺りの案内お願いします。」

 

ライス「お、お兄様!ライスにそんな言葉遣いしないでよ!いつも通りの話し方にして?」

 

八幡「分かった。じゃあ行くか。」

 

ライス「うんっ♪」

 

 

うぅむ………担当にするウマ娘、今からでもライスにするべきか?俺は何でライスを選ばなかったんだろうか?こんなに良い子なのに………

 

 

ライス「?お兄様、どうかしたの?」キョトン

 

八幡「ん、何でもない。」

 

 

とりあえずライスには必ずお礼をするとして、何をすれば喜んでくれる?合宿所だからトレーニングを一緒に?いや、それお礼じゃないよな………

 

本人に聞いてみるか……うん、それが1番だな。

 

 

ライス(お兄様、何を考えてるんだろう?やっぱりトレーニングの事かな?シービーさんのトレーニングを見た事あるけど、ライスもやってみたいトレーニングがいっぱいあったから、ライスもお願いすれば参加出来るかな?お兄様にお願いしてみよう……かな?)

 

 

その後のライスの案内の元、大体の事が分かった。初日でこけたくはないからな。それとライスがトレーニングに参加したいって言ってきたんだが………前々からやってみたかったらしかったんだが、断る理由も無いから了承した。

 

 

 




ライスはダメな子じゃない、良い子です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。