比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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大地が弾む

 

 

シービーside

 

 

実況『いよいよこの日がやってきました。【3冠ウマ娘】という言葉が生まれてから2年後に初の【3冠ウマ娘】セントライトが誕生し、その数十年後にシンザンが2人目の【3冠ウマ娘】の称号を獲得!果たして、史上3人目の【3冠ウマ娘】が誕生するのか!?いよいよ、スタートです!!』

 

 

シービー「ふぅ………行こうかっ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッコン!!

 

 

実況『ゲートが開いたっ!!まずまずのスタートですが、ミスターシービーは後ろの方、後方2番手くらいに位置したと思われます!アスコットエイト!2番手内からリードホーユー、外から17番シンブラウン4〜5番手にドウカンヤシマとカツラギエース!第3コーナー、1週目の坂の下りに差し掛かります!』

 

 

ホントは1番後ろからが良かったけど、流石にあんな後ろまで下がられちゃったら無理だよね。けど、此処からでも充分に仕掛けられる!

 

 

実況『正面スタンド前を18人が元気に駆け抜けて行きます!淀の3,000m誰もが未知の世界!先頭行くのはアスコットエイト、少し離れたところにカツラギエース2番手まで上がってきました!少し掛かり気味でリードホーユーとシンブラウンが追走!ワイドオー、タマモコンコルド、ドウカンヤシマは中団!ここでミスターシービーは殿っ!最後方となりました!場内どよめいています!』

 

 

黒沼「1番後ろか……それもこの展開はミスターシービーには少しキツいな。」

 

東条「えぇ、スローペースだものね。差しや追込のウマ娘には堪えるペースね。」

 

南坂「展開を作っているアスコットエイトの影響もあると思いますが、追い抜こうとしない先行勢達も少し不気味ですね。」

 

同期1「これって大丈夫なの?いくらミスターシービーでもこの展開はかなりキツいんじゃ……」

 

八幡「………」

 

 

実況『向正面、先頭から見ていきましょう。依然変わらずアスコットエイトが進んでいますが、リードが無くなってきました!2番手にリードホーユーもカツラギエース!外からドウカンヤシマも上がってきた!その後ろにタマモコンコルドとシンブラウン、シオノカチドキ1バ身差後ろ!さぁそろそろ坂の上りだ!』

 

 

さぁ………始めようか皆、これで少しは動く気になるよね!!

 

 

ズサァ!!!

 

 

実況『この位置にダイゼンキングが居ます!中団はこの辺り……おっと、後ろに控えていたミスターシービーが坂の上りと同時に一気に上がって行った!!グングングングン上がって行きます!!これは超ロングスパートだっ!!』

 

 

「嘘でしょ!?このタイミングでスパート!?」

 

「直線までまだ1,000mも距離があるのに、一体何考えてるの!?」

 

「こんなに早く仕掛けたら、絶対に直線で潰れる!」

 

 

実況『ミスターシービー現在先行……いや、先団グループの位置まで上がってきました!3コーナー下りをどうするのか?前にはドウカンヤシマ、並ぶように走っている!さぁ、坂を下り切ったミスターシービー……ドウカンヤシマを今抜いた!!ミスターシービー先頭だ!しかしゴールまではまだまだ距離があるさぁ4コーナーをカーブして直線に向いたっ!!』

 

 

シービー「ふっ!!」

 

 

実況『ミスターシービー先頭だっ!ミスターシービー先頭だっ!!大地が、大地が弾んでミスターシービーだっ!!内からリードホーユーしかし差が縮まらないっ!!ミスターシービー逃げる逃げるっ!史上に残る3冠の脚だっ!!拍手が沸くっ!!ミスターシービー数十年ぶりの3冠だっ!!数十年ぶりの3冠だミスターシービーゴールインッ!!!!』

 

 

あぁ………やっぱりレースは楽しい………

 

 

実況『これは凄いレースをしました!ダービーに続いて物凄いレース展開でしたっ!!見た事の無い展開でした!何と3コーナーからの超ロングスパートで17人のウマ娘達を追い抜きました!!史上3人目の【3冠ウマ娘】の誕生ですっ!!!』

 

 

シービー「はぁ……はぁ……ふぅ〜♪」

 

 

〜っ!!!!!

 

 

実況『お聞きくださいこの大歓声……多くの人々が待ち望んでいた光景であります!!シンザンが3冠を制して十数年、やっと【3冠ウマ娘】が現れました!!』

 

 

今日もまた良いレースだった!さってと、八幡に会って一緒に喜びを分かち合いに行こうっ!きっとウィナーズサークルって待ってる筈だから〜♪

 

 

シービー「♪〜♪〜……あっ♪」

 

八幡「………」

 

 

居た居た!八幡が待ってくれてる〜♪

 

 

シービー「はっちまぁ〜ん♪」

 

八幡「おう、お疲れさっ!?」

 

シービー「あっははは〜勝ったよ〜♪」ギュウウウ∼!

 

八幡「ちょ、お前!やめろ人前で!」

 

シービー「良いでしょ〜勝ったんだからさ〜♪別にあたしは興味無いけどさ、3冠獲ったんだから喜ぼうよ〜♪ほらほら〜八幡もハグ〜♪」ギュウウウ∼!

 

八幡「するか!つかマジで離れろっ!お前は俺にじゃなくて観客とかに愛想振り撒けっ!」

 

シービー「いぃ〜やっ♪今は八幡とこうしたい気分なのっ!初めてじゃんこうやって抱き合うのはさっ!」ギュウウウ∼!

 

八幡「お前が一方的に抱き着いてんだよ!」

 

 

その後、あたしと八幡は一緒に控え室に戻ってインタビューと写真撮影をしてウイニングライブをやってから東京へ帰った。いやぁ〜良いレース日だった♪

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

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