比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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不安な予定

 

 

シービーside

 

 

八幡「………」カタカタ

 

シービー「八幡、他の依頼ってある~?」

 

八幡「今俺の手元にあるのはそれで全部だな。めぼしいのあったか?」

 

シービー「インタビューかな。時間は30分で八幡も一緒だし、これなら受けても良いよ。」

 

八幡「……そこでどうして俺も一緒っていうのが出てくるんだ?」

 

シービー「あたしにとっては最重要項目だから。」

 

八幡「……他は無いのか?」

 

シービー「うん、無いね。だって八幡が居な「俺が居るか居ないかで判断するのはやめような?」……じゃあ全部やんない。」

 

八幡「ちょっと?それだと君に依頼する会社が0になるけどいいのか?」

 

シービー「うん、全然。自分の時間の方が大事だし。」

 

 

他の事に時間を割きたくなんて無いしね~。

 

 

♪~♪~

 

 

八幡「ん?俺のじゃないな……シービーか?」

 

シービー「あたしの携帯の着信音。誰だろう……あっ、お母さんからだ。ちょっと出るね、もしもしお母さん。久しぶりだね。」

 

クイン『久しぶり、アンタ凄いわね。まさか3冠獲るなんて思わなかったわよ。』

 

シービー「ありがとう。まぁあたしだけじゃきっと無理だったと思うけどね~。八幡のおかげかな。」

 

クイン『アンタ、トレーナーの事名前呼びしてるの?ちゃんと許可取ったの?』

 

シービー「あはは、もう1年も前から名前呼びしてるし、何も言わないからそれが自然になってるんだよね。だからあたしがトレーナー呼びに戻ったら逆に驚くと思うよ。」

 

クイン『良いトレーナーさんみたいね、安心したわ。前に電話した時は新人さんだったからちょっと不安だったのよね。』

 

シービー「八幡は先輩のトレーナーより全然凄いと思うけどね。だって2年目かな?それで3冠達成しちゃうんだから。」

 

 

八幡(いや、お前を担当に出来たからだ。俺なんてまだまだ経験も場数も足りないって。)

 

 

クイン『ふぅ~ん、随分と高評価ね?アンタにしては珍しく。』

 

シービー「お母さんも分かると思うんだけどさ、トレーナーってやっぱり能力とか走り方とか未来構造とかで担当にしたいウマ娘を決める事多いじゃん?あたしそれが嫌だったんだけどさ、八幡って一切それが無かったんだよね~。あたしの走りたいレースがあったら教えてくれって言うし、あたしの希望があったらそれに沿うように準備してくれるからすっごいやりやすいんだよね~。」

 

クイン『そのトレーナーさんは成し遂げたい事とかってあるの?』

 

シービー「前それとなく聞いた事あるんだけど、無いって言ってた。走りたいレースに出させて結果を出させるのと目標以上の成果を出せればそれでいいって。まだ何かありそうだけど、深くは聞いてない。」

 

 

八幡(まぁ間違いでは無いな。1番は怪我せずに引退まで持って行く事だが、菊花賞後の爪でそれは未達成になっちまったけどな。【無事是ウマ娘】ってのは難しいもんだ。)

 

 

クイン『そう……1度会ってみたいわね、そのトレーナーさんに。何だか興味があるわ。』

 

シービー「あっ、それなら八幡に聞いてみよっか?いつ会えるか。」

 

クイン『そうね………それなら年末年始をどうするか聞いてもらえる?もし都合が無いのなら一緒に「良いねそれ!あたし賛成っ!!八幡、年末年始の予定って何かある?」アンタねぇ……』

 

八幡「年末年始……特にする事は無いな。日付変わるまで起きて参拝するくらいしか予定は無い。」

 

シービー「ありがとう~♪お母さん、八幡の年末の予定は日付変わるまで起きてるのと参拝に行くくらいだから予定は無いって!」

 

クイン『そう……じゃあそっちに行くからトレーナーさんにもよろしく伝えておいてくれるかしら?』

 

シービー「オッケ~♪その日は八幡に予定作らせないようにするから安心して。」

 

クイン『何言ってんのよ、そっちを優先させなさい。それじゃあ、またね。』

 

シービー「うん、またね~。」

 

 

ふぅ……よしっ!年末年始の八幡の予定を先に予約出来たっ!後は誰にも邪魔されないようにするだけっ!

 

 

シービー「っというわけで八幡、年末年始は絶対に空けておいてね♪もし別の予定が入ったとか言ったら、あたし八幡から離れないから。」

 

八幡「サラッと脅迫すんじゃねぇよ。それに、その時期に予定が入る事自体無いと思うんだけどな。だって年末年始だぞ?」

 

シービー「とにかくっ!八幡はその日に何か予定が入りそうになっても絶対に断って!!あたし達の年末年始にかかってるんだからっ!!」

 

八幡「大袈裟だな……まぁ大事な要件じゃない限りはそうするとだけ言っておく。」

 

シービー「絶対断って!!!

 

八幡「無茶言うな。それで、その年末年始はどうするって?」

 

シービー「だから一緒に過ごすって……あれ、何処で?」

 

八幡「俺はトレーナーの寮に住んでるから一緒に過ごすとなるとお前の住んでる所になるわけなんだが?」

 

シービー「………うん、大丈夫。あたしと八幡が一緒に寝れば場所は足りるから。」

 

八幡「はいそれ絶対アウト。寝ないから。場所も寝具も足りてねぇじゃねぇかよ。」

 

シービー「大丈夫!ハンモックあるし寝袋とかもあるからっ!ちゃんとしたベッドもあるから大丈夫っ!」

 

八幡「不安材料しか無いんだが、今のを聞いても。何でハンモックと寝袋で行けると思った?」

 

 

絶対大丈夫だもぉ~ん!!!

 

 

 




シービーさん、冬にハンモックと寝袋じゃ流石に不安になりますって……
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