比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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夕食準備と未来

 

 

シービーside

 

 

クイン「年末だからこのくらいにするけど、アンタあまりトレーナーさんに迷惑かけるんじゃないわよ?」

 

シービー「はぁ〜い……」

 

父親「お、終わったみたいだな。こっちは比企谷君と色々話せたけど、シービーがだれてるぞ?」

 

シービー「はちまぁ〜ん……」

 

八幡「………何で俺に寄ってくるんだよ。」

 

シービー「よしよししてよぉ〜!」

 

クイン「はぁ……ごめんなさいねトレーナーさん。この子相当トレーナーさんに入れ込んでるみたいね。私もちょっと予想外だけど。」

 

八幡「いえ、もう慣れてますので。」

 

父親「しかし、シービーがなぁ………まさか俺達の知らないところでこんな風に他人に心を開くとは思わなかったな。」

 

八幡「自分も最初のシービーと今のシービーの違いに改めて驚いてます。」

 

クイン「トレーナーさんから見て、シービーの最初はどんな感じだったのかしら?」

 

八幡「ご両親もご存知だと思いますが、何をするにしても自由を大事にするような感じでしたね。何においてもそれが顕著でした。担当になってから少しずつ変わっていきましたね。」

 

シービー「そう?」

 

八幡「当の本人は無自覚ですけど、いつの間にか名前呼び、いつの間にか腕に抱き着き、自分も途中から思っていた事なんですが、自由の在り方が変わってきてるなって思ったんですよ。」

 

クイン「さっきシービーからも聞いたけど、本当にいつの間にかそうなってたみたいね?」

 

八幡「はい、本当にいつの間にかですね。けど契約して数ヶ月くらいだったので割と最初からでしたね。」

 

シービー「いやいや違うって、それはもっと最初の方だったと思う!だってあたしが八幡を名前呼びしたの1ヶ月よりも前だった!」

 

八幡「……って当の本人が言ってるので、名前呼びしたのは契約して1ヶ月は経ってない頃からですね。」

 

父親「そんなに最初の頃から……余程比企谷君のコミュ力が高いみたいだな。」

 

八幡「いや、俺はどちらかと言えば低い方ですよ。俺とシービーの波長が合ったからだと思います。」

 

シービー「ふふんっ!」ドヤッ!

 

 

そりゃ〜ねぇ〜♪契約して数週間で名前呼び出来るくらい波長合うんだから当然だよね〜♪

 

 

クイン「それよりもアンタ、いつまでトレーナーさんの膝を枕にしてるのよ。」

 

シービー「いいのいいのっ♪あたしと八幡にとっては日常茶飯事だからっ♪」

 

父親「まぁまぁそんなに目くじら立てなくていいだろ。それだけ比企谷君に気を許してるって事なんだし、俺達からしても安心だろ。」

 

クイン「……まぁそうね、トレーナーさんの為人を見てると安心出来るわ。それよりもそろそろ夕食の用意でもしましょうか。シービー、オードブルの注文してる?」

 

シービー「うん、してるよ。後は取りに行くだけ。あぁそれとご飯は炊いてあるから。」

 

クイン「なら大丈夫ね。じゃああなたはシービーとオードブルを取りに行ってもらえる?」

 

父親「あぁ、分かった。じゃあクインは他の用意を頼む。」

 

八幡「なら俺も手伝いますよ。あまりする事は無いと思いますけど。」

 

クイン「ありがとうトレーナーさん。」

 

 

あたしとお父さんは2人で注文したオードブルを取りにお店まで散歩がてら歩いて向かった。

 

 

父親「そんで?比企谷君はどのくらい気に入ってるんだ?見てた感じかなり気に入ってるみたいだが?」

 

シービー「すっごい好きだよ。だってあたしと八幡相性良いもん♪」

 

父親「だろうな。親の俺が聞く事じゃないんだろうが、恋愛感情とかは無いのか?」

 

シービー「あぁ〜そういうのは無いかなぁ。確かに八幡は好きなんだけど、loveじゃなくて完全にlikeの方だね。どうなるかまでは分からないけどね。」

 

父親「そうか。まぁ俺もだがクインもきっと比企谷君なら反対はしないから、旦那を選ぶならああいう男にしておくと良いぞ。きっとああいうタイプの男は居ないだろうしな。」

 

シービー「ちょっとやめてよお父さん!」

 

父親「はははっ。まぁこれは冗談じゃないが、片隅にでも入れておいてくれ。俺とクインは駆け落ちみたいに結婚したからお前や他人のお付き合いに関してあれこれ発言したりはしないが、人を見る目はある方だと思ってる。だからもし比企谷君を狙うんだったら、流すなよ?」

 

シービー「……そうなる予定は今のところは無いけど、一応片隅には入れておくよ。」

 

 

八幡に目を合わせづらくなったらどうするのさ……

 

 

シービーsideout

 

八幡side

 

 

クイン「凄いのねトレーナーさん。出汁の良い香りがしてきたわ。」

 

八幡「年越しそばもきっと食べたいと思いましたので、今のうちにと思いまして。ゆっくりした後に作るのもちょっと億劫になるかもしれませんからね。」

 

クイン「あぁ〜ちょっと分かる気がするわ。私も年越しそば食べる時ってよっこいしょってなるのよね〜。トレーナーさんはやっぱり夕食とまとめて作るの?」

 

八幡「そうですね。汁は作っておいてそばを茹でるだけにしてますね。」

 

クイン「来年からは家もそうしようかしら。」

 

八幡「試しにやってみてもいいと思いますよ。合わなかったらいつも通りにすればいいだけですし。」

 

 

けど意外とお母様の手際も良いんだよな。シービーと違って変な具材入れない辺りは信頼出来る。

 

 

 




シービーは今のところlikeみたいですね。
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