比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1065 / 1582
噂と真実

 

 

シービーside

 

 

シービー「ねぇ八幡、ちょっと聞いていい?」

 

八幡「何だ、今調理中だから手短にな。ってかそれって今じゃないとダメな感じ?」

 

シービー「ん~じゃあ座って話しよっか。」

 

八幡「ん、じゃあ席で待っとれ。」

 

シービー「今日のメニューは?」

 

八幡「生姜焼き。」

 

 

これはさ、八幡も言ってた事なんだけどさ、どうなのかなって思い始めたから八幡に聞いてみようと思ったんだよね。多分ライスも一緒に食べると思うけど、この際一緒に聞いてもらおうか。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「じゃあ揃った事だし、いただきます。」

 

シ・ラ「いただきま~す。」

 

シービー「あむっ………んんぅ~美味しい~っ!流石八幡だね、やっぱりどんな料理でも美味しく作れちゃうんだね~!」

 

八幡「作れる料理なら、な。ある程度手順知ってれば誰でも作れるだろ生姜焼きなんて。」

 

ライス「でも、ライスはお兄様が作る料理は学園の作る料理よりも美味しいってライス思うよ。」

 

八幡「そりゃライスには併走相手のお礼も兼ねて作ってるからな。手を抜いた不味い料理なんて食わせるわけにはいかないからな。だから遠慮せずに食べてくれ。」

 

ライス「うんっ♪」

 

シービー「あっ、それでね八幡。さっきの聞きたい事についてなんだけどさ。」

 

八幡「あぁ、どんな話だ?」

 

シービー「あたしってさ………犬っぽいの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「はぁ~………お前は何を今更な事を。公衆の面前であんな事をしておきながら犬っぽくないと?」

 

シービー「いや、その事はあたしが悪いと思ってるからいいんだ。うん、反省してる。けどさ、そんなにあたしってワンちゃんみたいな感じ?」

 

八幡「……最初の頃は全くそんな感じじゃなかったが、日を追う毎にお前って俺の腕に抱き着いたり着いて来たりしてただろ?聞いてた限りだと、俺が所用で学園に居ない時は俺の名前を連呼してるらしいな?そんな行動を取り続けてたら多少なりともそう見られるんじゃねぇか?知らんけど。」

 

ライス「シ、シービーさん………」

 

シービー「……八幡、あたしは失望したよ。八幡なら違う答えを出してくれるって信じてたのに。」

 

八幡「じゃあ予想もしてたって事じゃねぇか。ならハッキリ言うわ、お前は犬っぽい。」

 

シービー「どこがっ!?このあたしのどこが犬っぽいって言うのさっ!?ただ八幡が好きだから一緒に行動したいってだけじゃんっ!!」

 

八幡「はい、食事中に大きな声は止めましょう。他の生徒に迷惑です……っていうかもう答えで出てるようなもんだよそれ、一緒に行動したいって時点で犬っぽい。」

 

シービー「じゃあ八幡が思う犬っぽい行動って何?」

 

八幡「……今この瞬間で思い浮かんだのを言ってくぞ?くっつく、後ろからついて来る、頭を撫でると喜ぶ、元気が良い、興味がある事にはまず挑戦………」

 

 

それから八幡は幾つかそれっぽい行動の例を挙げていった。

 

 

八幡「う~ん……出てくるのはこのくらいだな。んで、当てはまるのは?」

 

シービー「全部だよっ!凄いね八幡っ!!」

 

八幡「はいはいありがとう、じゃあこれで君が犬っぽいウマ娘だという事の証明になりました。」

 

ライス「ライスが聞いてても、確かにそうだなぁって思っちゃった……」

 

シービー「いぃ~や、あたしはまだ諦めないっ!まだ探せば「まぁまぁお落ち着けって。」あぁ~はいはい~♪」

 

 

良いね~八幡のナデナデ♪上手いんだよね~撫でるの。

 

 

八幡「………シービー?」ナデナデ

 

シービー「んん~?」

 

八幡「これでいいのか?」ナデナデ

 

シービー「………はっ!!いけない、誘惑に負けるところだった!」

 

八幡「もう負けてんだよ、完全敗北だわ。レースだったら最下位レベルの負けっぷりだわ。」

 

ライス「で、でもお兄様の撫で方ってとても上手だから、ライスだったらいつまでも撫でられていられる自信、あるよ?」

 

八幡「うん、ライス。今その情報はしまっておこうね?」

 

シービー「八幡、変な誘惑は止めてよ!そういう事されたら「はいシービー、口開けろ~。」あぁ~ん♪」モグモグ

 

八幡「………シービー?」

 

シービー「むぅ~?」

 

八幡「ホントにマジで?」

 

シービー「………んぐっ!!危ないところだった!」

 

八幡「いやもう完全に負けてたよ?戦う気すらも無かったけど?」

 

ライス「ライスもお兄様からなら貰っちゃうかも……えへへ///」

 

八幡「うん、それも胸の中にしまっておこうなライス?」

 

シービー「八幡っ!ホントにやめてってば!」

 

八幡「もうしねぇよ。因みにシービー、膝枕してやるって言ったら?」

 

シービー「今すぐトレーナー室か部室に行って準備しようっ♪」

 

八幡「………シービー?」

 

シービー「うん?」

 

八幡「もう言い逃れ出来なくね?」

 

シービー「………八幡。あたしもう諦める、あたし犬っぽい。」

 

八幡「やっと認めたか……だからといって開き直ったりとかするなよ?」

 

シービー「そんな事しないけどさ~……八幡も協力してくれない?」

 

八幡「何を?」

 

シービー「噂の払拭。」

 

八幡「………事実だからどうしようもなくね?それに今更だろ、お前がこんな噂に振り回されるとも思えねぇし。」

 

 

………確かに。

 

 

シービー「うん、なんかもういいや。」

 

八幡「そうそう、それで良い。あっそうだ、デザート食べるか?今日はチョコケーキ作ったんだが。」

 

シービー「食べるぅ~♪」

 

ライス「ラ、ライスもいい?」

 

八幡「あぁ、勿論。」

 

マックイーン「私もいただきますわっ!」

 

八幡「2名様ご案内~。」

 

マックイーン「無視はやめてくださいましっ!」

 

 

 




結局、噂通りでしたねww

そしてライスもなんだかんだで八幡にはやってもらいたいみたいですね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。