比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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噓つきっ!!

 

 

シービーside

 

 

シービー「これでよしっと。じゃあ行ってきま~す。」

 

 

さてさて、八幡を出待ちしないとねっ♪

 

 

ーーートレーナー寮ーーー

 

 

シービー「♪~♪~」

 

エースT「ん?ミスタシービー?どうしたんだこんな所で?」

 

シービー「あっ、エースのトレーナーさんか。ちょうど良かった、八幡ってまだ居る?」

 

エースT「比企谷?アイツならまだ中に居たぞ。呼んでこようか?」

 

シービー「ううん大丈夫、此処で待ってるから。学園まで一緒に行くのと渡したいのがあるだけだから。」

 

エースT「渡したいの……あぁ、そういう事か。まぁ比企谷なら受け取ってくれるだろうけど、頑張れよ。」

 

シービー「うん、ありがとう。八幡早く来ないかなぁ~。」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「……ん?シービー?」

 

シービー「あっ八幡おはよぉ~♪」

 

八幡「何してるんだ?」

 

シービー「八幡を待ってたの。ほら、早く学園行くよっ!」

 

八幡「いや、なんか用事あったんじゃねぇの?」

 

シービー「学園に着いたら話すから。」

 

八幡「じゃあ学園で待てばよかっただろ……」

 

シービー「いいじゃん!一緒に登校しようよっ♪」ダキッ!!

 

八幡「俺の場合、当校じゃなくて出勤だけどな。」

 

 

細かい事は気にしないのっ!

 

 

ーーー学園・トレーナー室ーーー

 

 

八幡「何で此処まで来た?」

 

シービー「はい八幡、コレ。」

 

八幡「………何コレ?」

 

シービー「あたしが作ったピタサンド♪お昼にでも食べてよ。」

 

八幡「いや、気持ちはとコレはありがたく貰うが、何で急に手料理を?」

 

シービー「……八幡、今日が何の日か知ってる?」

 

八幡「………あぁ、バレンタインデーか。」

 

シービー「そうだよバレンタインッ!!もしかしたらって思ってたけどやっぱり忘れてた!」

 

八幡「いや、忘れてたっていうか……俺の中ではそもそも存在しないイベントだったから。」

 

シービー「言い訳無用!とにかく、トレセン学園に居る間は貰うのが当たり前だと思って!あたし以外からもきっと貰うと思うからっ!」

 

八幡「お、おう……分かった。」

 

 

よし、あたしが1番乗り~♪きっとあたしよりも早く八幡にバレンタインの贈り物をした人なんて居ないと思うし、これはあたしの勝ちだよねっ!

 

 

シービー「じゃあ八幡、またお昼にね~!」

 

八幡「突っ込まないが、お昼も一緒なのは最早確定なんだな。」

 

 

よし、これで授業頑張れる!

 

 

ーーー3-B組ーーー

 

 

シービー「♪~♪~」

 

シリウス「おーおー今日も朝から見せつけてくれる登校だったじゃねぇか。」

 

シービー「あっ、シリウス。まぁ否定はしないよ。それにもう皆見慣れちゃったと思うから何も言ってこないしね。」

 

シリウス「お前があのトレーナーを独り占めするせいで、周りの奴等は近付けない様子だったぜ?」

 

シービー「まぁ実際にそうしてたからこれも否定しないよ。もしかしてシリウスも八幡に何か用事だった?」

 

シリウス「いいや?主人に従順な犬の様子を観察していただけだ。それとも、あたしもアイツにチョコを渡した方が良かったか?」

 

シービー「それは個人の自由だからあたしがとやかく言う権利は無いよ。」

 

シリウス「そうかよ。なら今からチョコと担当を替えて「ハ?」ってのは冗談だよ、真に受けんな。」

 

シービー「ネェシリウス、ワラエルジョウダントワラエナイジョウダンッテアルンダカラネ?ハチマントッタラ………ユルサナイヨ?(ねぇシリウス、笑える冗談と笑えない冗談ってあるんだからね?八幡取ったら………許さないよ?)」ハイライトオフ

 

シリウス「分かってるからその目を止めろ。」

 

 

笑えない冗談は止めてほしいよ、ホント。

 

 

シービー「けどさ、実際はどうなんだろう?八幡が誰かからチョコ貰うのは予想ついてるんだけど、何個貰うのかな?」

 

シリウス「知るかよそんな事。」

 

ルドルフ「おはよう皆。」

 

シリウス「よぉ【皇帝】様、お前のお気に入りにはチョコを渡せたのかよ?」

 

ルドルフ「おはようシリウス。そのお気に入りとは誰の事だい?」

 

シリウス「惚けんじゃねぇよ、シービー(コイツ)のトレーナーに決まってんだろ。」

 

ルドルフ「あぁ比企谷君の事か、それならもう渡してあるよ。さっき廊下ですれ違ってね、そのタイミングで渡したよ。既に幾つか貰っていた様子だったよ。」

 

 

え、何それ聞いてないんだけど?

 

 

シービー「ルドルフ、それって何個くらい?」ズイッ

 

ルドルフ「ち、近いな……数を数えたわけじゃないから憶測にはなるが、5個以上はあったと思う。手提げ袋を持っていたからね。」

 

シービー「ちょっと行ってくる!!」

 

ルドルフ「シービー、廊下は……って行ってしまったか、やれやれ。」

 

シリウス「アイツ、自分のトレーナーには嫌ってくらい首突っ込むよな。かなり調教されてるようだ。」

 

ルドルフ「シリウス、そういう事は言うものじゃない。事実であってもだ。」

 

シリウス「お前も否定出来ねぇんだから別にいいじゃねぇか。それに本人はトレーナーの前では忠犬になるみたいだから間違いじゃねぇよ。」

 

ルドルフ「………耳の痛い話だな。」

 

 

朝のHRが始まるまでに八幡を見つけられなかったからその時間は諦めたけど、お昼休みのカフェテリアで聞いてみたら、軽く10個越えてた。用務員さん達とたづなさん、同僚の女性トレーナー達に学園の生徒。八幡『俺の中では存在しないイベント』とか言っておきながらすっごい貰ってるじゃん………嘘つきっ!!

 

 

 




1番に渡せたんだから良いじゃないのシービーさん。
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