比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1069 / 1577
ティータイム

 

 

八幡side

 

 

提案書の仕分けが終わって少しゆっくりしている俺。しかし生徒会室だけでこの量だとしたら他の役員達はどれだけの量を仕分けしているんだろうか?他の生徒達の提案ってどんなのがあるんだろうか?普通のであれば良いんだが、ゴルシのような提案があったらその場で判断出来ないだろうな。

 

 

八幡「なぁルドルフ、このイベントって生徒会だけで機能するのか?この学園の広さだ、生徒会役員だけだと足りなくないか?」

 

ルドルフ「その心配は無い、チーム・スピカが実行委員となって手伝ってくれる事になっているんだ。」

 

八幡「そうか、まぁ人手が足りてるのならいい。」

 

エアグルーヴ「ならば貴様も手伝え。人手は何人居ても足りんのだ。」

 

八幡「悪い、ライスの出し物に行く予定だから手伝う暇が無い。」

 

ルドルフ「ははは、どうやら君も学園祭の参加で忙しいようだな。それにシービーの相手で忙しいのではないか?きっと彼女なら共に行動すると思うぞ?」

 

八幡「だろうな。まぁでもシービーなら何かの出し物とかに参加するんじゃないか?知らんけど。」

 

ルドルフ「どうかな、私は君と一緒に行動する方に賭けるよ。お祭りの日は特に君と行動したがると思うぞ?それに最近はトレーニングばかりで休日も外出はしていないと聞いたよ。」

 

八幡「ふぅん……じゃあ俺は自由に行動する方に賭ける。まぁ当たっても外れても何も無いけどな。」

 

エアグルーヴ「会長、リスクリターンが無くとも賭け事はいかがなものかと思いますが?」

 

ルドルフ「済まない。だが君も気にならないか?普段は自由をこよなく愛するシービーが比企谷君を取るのか自由を取るのか……」

 

エアグルーヴ「気になりません。」

 

 

ガチャッ

 

 

シービー「ルドルフ〜此処に八幡来て……あっ♪居たぁ〜八幡〜♪」ダキッ!

 

八幡「はいはい、何か用?それよりも離れろ。」

 

シービー「せっかく会えたんだから暫くこのままでいいじゃん♪けどどうして生徒会室に居るの?」

 

八幡「ちょっと生徒会の手伝いをしてた。んで今は仕事終わりのティータイムに誘われたからその最中。お前こそ何の用事で来たんだよ?」

 

シービー「あっ、そうそう!もうすぐ学園祭でしょ?一緒に回ろっ♪」

 

八幡「……他の奴とは行かないのか?エースとかマルゼンとか居るだろう?」

 

シービー「一応2人にも聞いたんだけど、後輩と一緒に回る予定なんだって。あたしは他に回りたい人とか居ないし、最初から八幡と回ろうと思ってたからさ。」

 

 

最初からそのつもりかい……まぁシービーは出し物をするようなタイプじゃないしな。どうせ見て回るとは思っていたが、最初から俺と一緒に回るってのは何で?

 

 

八幡「俺が誰かと回るとは思わなかったのか?」

 

シービー「………居るの?」

 

八幡「デジタルと(嘘だけど。)。」

 

シービー「じゃあその子も一緒に行こうか。」

 

八幡「まぁ今の答えで分かったわ、要は別行動する気は無いって事でよろしい?」

 

シービー「よろしいっ♪」

 

ルドルフ「どうやら賭けは私の勝ちみたいだね。」

 

八幡「みたいだな。何もねぇからいいけど。」

 

ルドルフ「いや、そうだな………ふむ、比企谷君。賭けが成立してから提案するのは少し申しわけ無いのだが、1つ要望しても良いだろうか?」

 

八幡「お前……いや、ルドルフなら無茶な事は言わないか。んでその提案ってのは?」

 

ルドルフ「簡単な事さ、明日のお昼に君の料理を食べさせてほしいという要望さ。シービーから聞かされていたのと、時々見る君の調理と料理を見ていると私も1度食してみたいと思ってね。」

 

八幡「……まぁそのくらいならいいか。じゃあ明日に作るけど要望とかあるか?」

 

ルドルフ「それは君に任せるよ。提案したのはこちらだからね、それに後出しのようなものだから贅沢は言わないよ。」

 

八幡「じゃあ野菜スティックでいいか?」

 

ルドルフ「それは流石に困ってしまうな……」

 

八幡「冗談だ。じゃあ適当に思いついたのを作るから、気分じゃなくても食えよ?」

 

ルドルフ「遠慮無く食させてもらうよ。」

 

シービー「ねぇ八幡、あたしは?」

 

八幡「君は明日じゃないだろ、明後日まで我慢しなさい。作るのはルドルフとライスだけだ。」

 

シービー「担当の分を作らないで他の子の分を作るのはどうかと思いま〜す!」

 

八幡「そうか、じゃあ他のウマ娘と平等にする為にお前にも作るの、明日から辞める事にする。」

 

シービー「八幡、幸せのお裾分けって大事だと思うんだよね。ルドルフに美味しいご飯作ってあげてよ!あたしは明後日まで我慢するからさっ♪」

 

 

チョロい……まぁ分かってくれたからいいか。

 

 

八幡「じゃあルドルフは明日な、お茶ご馳走さん。俺はもう行く。」

 

シービー「じゃああたしも〜♪」

 

八幡「君は何処行くの?」

 

シービー「八幡と一緒に行く〜♪」

 

八幡「ついて来んな、てか来んでいい。」

 

シービー「だが断るっ!!」

 

八幡「うっさい、どっか行け。」

 

シービー「嫌だっ!!」

 

ルドルフ「ははは、君達は仲が良いな。」

 

シービー「でしょ〜?羨ましいでしょ〜♪」

 

ルドルフ「ははは、そうだね。」

 

 

そう思うのか?ただ大型犬に懐かれてるだけなのに。ルドルフなら分かってくれると思ったんだがなぁ……テイオーが居るから。

 

 

 




シービーはやっぱり八幡と一緒。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。