っという事で新年1発目は年越しと同時に投稿しましたので、どうぞっ!!
八幡side
天皇賞が終わってからはシニアよりもクラシックの方に注目が集まり始めた。オークスとダービーのトライアルレースも終わって、いよいよ3冠とティアラの第2弾が始まるからだ。まぁ言わなくても分かるとは思うが、ルドルフの事だ。今のところは無敗のまま強さを証明している。ティアラ路線は混戦模様だが、オークスで誰が現時点で1番強いのかくらいは証明されるだろう。
さて、話を戻そう。シービーの次走を毎日王冠にして春は出走しない事を正式に発表して、天皇賞・秋に向けての準備をするという事も発表した。天皇賞・秋にするのなら適性のある京都大賞典や産経オールカマーでも良かったのではないかという質問もあったが、それなりに理由つけて返答した。んで今は5月に入ったわけなんだが………
シービー「ん~やっぱりちょっと寒いね………」
八幡「今年は長期寒波と雪が残ってるから異常気象なんだってよ。5月なのに長袖だからな。」
シービー「これじゃあレースに出る子達もちょっと参っちゃうよね~……」
八幡「それはお前もだろ?」
シービー「あたしは京都だったからまだ平気っ!それに京都は暖かかったじゃん!」
八幡「確かに。けどこのままじゃマズいかもな。」
シービー「何で?」
八幡「この前の東京レース場のバ場状態を見たが、アレじゃ危険過ぎる。雪が積もってなくて表面上は良バ場でも、走り続ける影響でバ場が悪くなって仕舞には重バ場コンディションになる。しかも気温が今よりも下がれば土が固まって、今度はウマ娘達の脚に悪影響が出る。これは早く対処しないとマズいと思うぞ。」
シービー「そうなんだ……じゃああたしの時はある意味ラッキー?」
八幡「そうとも言えるな。まぁ東京がそうなるとはまず考えられないが、今が異常気象だから起こる可能性を見積もっておいても損では無いだろう?」
シービー「そうだね……っ!もしかして八幡がこの春にレースに出したがらない理由ってコレ?」
八幡「3月に入った時点で寒さが一向に無くならなかったからな。それにお前の爪の事も考慮しての事だ。まぁ1番は後者だけどな、流石に俺もこの寒波は予想してない。」
誰が予想出来るんだよ、5月になっても長袖着ないと肌寒いって。
※北海道はこの時期まだ長袖着てるけどね!
シービー「八幡、早く学園に行こ?」
八幡「そうだな。」
ーーートレーナー室ーーー
八幡「……あのさ、何でこうなってるんだ?」
シービー「いやいやしょうがないじゃん、寒いんだから。」
八幡「あぁいや済まん、シービーじゃなくて。俺が言ってるのはそこに居る連中の事だ。」
タイキ「今日は寒いデェース……でもこの部屋、ベリーホットデェース!」
チヨノオー「すみませんトレーナーさん……でもこの部屋の暖かさには抗えず……」
ブラスト「トレーナーもこっちに来いよ~!その方が暖かいんだぞ~!!」
……招いてもいないのにウマ娘が釣れた。いや、正確には釣れていたっていうのが正確だな。所用があって俺はトレーナー室を空けていたんだが、その間にこの寒がり達が忍び込んでヒーターの前で暖を取っていたって感じだ。しかも………
アルダン「申しわけ無く思っているのですが、とても居心地が良く………」
ヤエノ「すみません、この温もりには抗えず……」
このように他にも暖を取る奴が居るのだ。他行けよ、あったかい場所ならまだあるだろ。
八幡「他行ってくんない?あるだろあったかい場所。」
ブラスト「嫌なんだぞ〜!!だって他の教室からはこんなにあったかい空気は出てなかったんだ、だからこの部屋が1番あったかいんだぞ〜!!」
八幡「仮にも此処トレーナー室なんだが?俺とシービーの情報だらけの部屋なんだけど?」
アルダン「天に誓います、私はお2人の情報は一切他の方々にはお話しません。」
八幡「そんな事言われてもな、はぁ……ほれ、このボール取って来い。」ポイッ
なんてな、そんな事する奴なんて1人も………ん?
シービー「八幡、取ってきたよ!!」ブンブンッ!!
チヨノオー「………」ブンブンッ!!
タイキ「トレーナーさん、ワンモアッ!」ブンブンッ!!
ブラスト「今度はあたしが取るからもう1回投げてほしいんだぞっ!!」ブンブンッ!!
………嘘だろ、マジで取りに行きやがった。見ろよ、アルダンとヤエノも何とも言えない顔してんぞ。つか尻尾振り過ぎだ、どんだけ嬉しいんだよ?後目をキラキラさせんな。
っていうか思ったんだが、キャッチボールを所望してるわけじゃないんだな。あくまでボール取りに行くのが目的なんだ………この4人、犬?
八幡「………」
シービー「八幡八幡、早く〜!」ブンブンッ!!
チヨノオー「お、お願いします!」ブンブンッ!!
タイキ「トレーナーさん、プリーズ!」ブンブンッ!!
ブラスト「早くして欲しいんだぞ〜!」ブンブンッ!!
八幡「………ボールを取りに行くのなら体育館に行け、運動すればあったかくなるだろ。」
ブラスト「分かった、じゃあ行くぞ〜トレーナー!」
八幡「えっ!?」
その後、俺はブラストに体育館まで連行されてキャッチボールならぬ球拾いをさせる事になった……っていうか何でコイツ等は球拾いさせられてる事を疑問に思わないんだ?拾って戻って来る度に俺に手渡して『もっと投げてくれっ!!』とでも言っているかのような視線を向けてくる。
ウマ娘紹介のコーナー!
今回はブラストワンピースさん!
戦績18戦7勝で、勝ち鞍はGⅠの有馬記念、GⅡの札幌記念とAJCC、GⅢの毎日杯と新潟記念となっています。
最初の頃はあまり注目されていませんでしたが、トレーニングを重ねる内に評価が上がり、新馬戦では本調子出なかったにも関わらず上がり3ハロン33.3秒の末脚でデビュー戦勝利。しかし実力がある反面、その能力を出し切る事が中々できず、この年にGⅢを2勝したものの、クラシックレースでは日本ダービー5着、菊花賞4着の結果となりました。同年の有馬記念では3番人気で出走して見事に優勝!!
その後はGⅡを2勝しますが、GⅠの勝利は叶わず引退しました。現在はノーザンホースパークで乗馬として第2の人生を歩んでいます。