比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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燃えるレース前

 

 

八幡side

 

 

エース「やっと一緒に走れるなシービー!レース当日が待ち遠しいぜっ!」

 

シービー「あはは、良いね~燃えてるね~エース。」

 

エース「おうよっ!春の大阪杯と宝塚記念を勝った実力は伊達じゃねぇって事を証明してやるぜっ!」

 

エースT「アイツ等、かなり盛り上がってるな。」

 

八幡「そうですね、けど俺はそれどころじゃないですよ……シービーの奴、雨が降るとすぐに散歩しようとするから止めるのが大変なんですよ。」

 

エースT「そ、そうなのか……でも別にいいんじゃないか?悪い事でも無いだろ、散歩くらい。」

 

八幡「その散歩は傘も差さなければコートも着ない、制服もしくはジャージそのまんまで行く事を言うんですけど?」

 

エースT「………マジ?」

 

八幡「マジです。」

 

 

そういう時はホントに大変だ。色々な手段を使ってこっちに興味を持たせているのだが、そろそろネタも尽きそうだ。頼むからもう雨は降らないでほしい……誰か、晴れ女は居ないものだろうか?

 

 

エースT「ま、まぁ今のところはお前に従っているんだろう?ならいいじゃねぇか。きっとお前以外のトレーナーがミスターシービーの担当になったとしても、制御しきれないと思うぞ?だってお前でさえミスターシービーの行動は分からないんだろ?」

 

八幡「大体は分かるんですけどね……全部じゃないですよ。」

 

エースT「いや、大体分かるだけでも凄いと思うぞ?」

 

 

………俺もちょっと感覚がバグってきてるのか?

 

 

シービー「ねぇ八幡!あたしとエースが次に出る毎日王冠で勝負をする事になったんだけどさ~。」

 

八幡「勝負?どんな?」

 

シービー「どっちが先着するかっていう勝負!勝った方が八幡の豪華料理を食べるっていう条件ねっ!」

 

八幡「おい、何で俺を巻き込む?」

 

エース「ほら言っただろシービー、トレーナーさんを巻き込むなって。絶対こうなるって分かってただろ。」

 

シービー「でもエースだって食べたいでしょ?八幡の料理。」

 

エース「そりゃ食いてぇよ!トレーナーさんの作る料理は食った事あるけど、マジで美味かったから食いてぇけどよ……迷惑かけてまで食いたいとは思わねぇぜ?」

 

八幡「聞いたかシービー、これが遠慮するって事なんだぞ?もう少しエースを見習いな?」

 

シービー「八幡ってあたしのトレーナーだよね?何であたしの味方してくれないの?」

 

八幡「いや、だって今の会話の流れでお前の味方する要素って皆無だろ。」

 

 

寧ろアレだろ、GⅠ2勝もしたんだから豪華料理くらい作ってやっても構わないんじゃねぇかって思ってるくらいだ。

 

 

八幡「とりあえず、先輩とエースには飯くらい作りますよ?GⅠ2勝してるので。」

 

エースT「ホントかっ!?それって冗談じゃないよな?」

 

八幡「こんな事で嘘は言いませんよ、全然いいですよ。完全に俺のお任せコースになりますけど。」

 

エース「それで全然構わないぜトレーナーさんっ!いやぁ~まさかこんな形で食えると思ってなかったぜ~!」

 

シービー「八幡の料理は美味しいから楽しみだね~♪「シービー、お前には作らないぞ?あくまでもこの2人に作るんだからな?」えぇ~っ!?何でさぁ~あたしも天皇賞・春を勝った~!!」

 

八幡「お前には週2回作ってやってんだろ、だから無し。」

 

シービー「じゃあさ!毎日王冠あたしが勝ったら豪華にしてよ!それならいいでしょ?」

 

八幡「……しょうがねぇな、分かったよ。その代わりエースが勝ったら料理を更に豪華にするからな。それを目の前で食わされるんだからな?シービーだけが食堂の飯だから。」

 

シービー「えっ!?あたしだけっ!?八幡はっ!?」

 

八幡「いやいや、作るのは俺だし味見とかするんだから当然だろ。」

 

シービー「それならあたしにも作ってよ!仲間外れはダメだと思うなぁ~!」

 

八幡「それなら自分で作ろうか♪」

 

シービー「良い声でそんな事言わないでよっ!!」

 

 

さっきも言ったがお前はもう少し遠慮をしてくれ。

 

 

エース「やっぱよ、シービーとトレーナーさんってすげぇ仲良いよな。あたし達も負けてねぇって思ってるけどよ、流石にあたしでもトレーナーさん相手にあんな態度は取れねぇよ。」

 

エースT「お前があんな感じで来られたら、少し困惑するかもな。

 

エース「あたしはこのままで行かせてもらうぜトレーナーさん。」

 

シービー「八幡〜あたしにも作ってよ〜!1人だけ注文のお昼なんて浮いちゃうじゃん!」

 

八幡「じゃあ作ってやるよ、握り飯とたくあんでいいか?あぁそれと卵焼きとポテサラもか?」

 

シービー「お弁当みたいなお昼ご飯だねっ!?因みに2人に作るのは?」

 

八幡「その日の俺に任せるって言いたいところだが、今思いついたのは……ひつまぶしだな。」

 

シービー「ちょっと八幡!あたしとの料理の差が激し過ぎるんだけどっ!?」

 

八幡「いや当たり前だろ……春のGⅠ勝利のお祝いなんだから。んでもし毎日王冠勝ったらお前も同じグレートにしてやるよ。エースが勝ったらひつまぶしプラス天麩羅も作ってやるよ。そうなったらシービーは今言ったのだけだから。」

 

シービー「他の皆がひつまぶしと天麩羅食べてるのに、あたしだけお弁当?」

 

八幡「そうそう。」

 

シービー「………絶対勝つから。」

 

エース「単純な理由だけどよ、あたしももっと燃えてきたぜ!」

 

 

 




さて、レースはどうなるか?
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