比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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前回の感想を見て思った事………皆さん、握り潰されてませんよね?生きてますよね?


結末と何気ない会話

 

 

八幡side

 

 

ルドルフ「という事で、あの件は否決になった。折衝案として週に2日だけ食べ放題を行う事になったよ。その日はかなりの重労働になりそうだが、調理スタッフの皆さんにはご理解していただけたよ。」

 

八幡「そうか、まぁこっちに害が無いのならそれで良い。んで?どうせまたあの2人がなんか言ってきたんじゃないのか?」

 

ルドルフ「君はどこまで私の行動を予測出来るんだい?君の通り、要望としては週3回にしてほしいとあったよ。」

 

八幡「アイツ等バカだろ。ただでさえ平日は殆どのウマ娘の為にフル稼働してんのに、それを増やせってか?その言葉を調理スタッフ全員の前で言ってほしいもんだ。大バッシングは確実だ。」

 

ルドルフ「うむ、その事も伝えたよ。ただでさえ普通の人間よりも食べる量の多い我々の為に作ってくださっているのだから、これ以上の負担は流石に申し訳ない。」

 

八幡「っていうかよ、俺のこの前の伝言伝えた?」

 

ルドルフ「あぁ、伝えたよ。すると『そのスキルが無い。』との返答をもらったよ。」

 

八幡「アイツ等………飯を作る大変さを1から100まで教えてやらないとダメみたいだな?」

 

ルドルフ「オグリキャップとスペシャルウィーク以外にも、ライスシャワーやヒシアケボノも大食いの対象なのだが、それはいいのかい?」

 

八幡「その2人は何かを言ってきたわけじゃないんだろ?それなら俺から言う事は何もねぇよ。後、ライスが困ってたら俺が飯を作る。」

 

ルドルフ「……やはり君は彼女に甘い節があるな。」

 

 

まぁ………今のところ唯一の癒しだし。

 

 

八幡「とりあえず了解した。他に要件はあるか?いつまでもライバルの拠点のど真ん中に居たらマズいんじゃないのか?」

 

ルドルフ「ふふふっ、君は私を取り押さえようとしているのかい?」

 

八幡「別に?俺は手出ししないが、外でお前の事をガン飛ばしながら睨みつけてるアイツはしないとは言い切れないぞ?」

 

ルドルフ「あぁ……」チラッ

 

シービー『………』ジィ∼…

 

ルドルフ「確かに今のシービーならやりかねないな。そこでどうだろう、私を助ける気は無いかな?」

 

八幡「わざわざ疲れる事をしろって?お断りだ。」

 

ルドルフ「ふむ、対価がなければ成立しないか。」

 

八幡「対価があってもやりたくねぇよ。諦めろ、もう呼ぶから……シービー、話は済んだから入ってきてもいいぞ。」

 

 

ガチャッ!!

 

 

シービー「長いっ!!!

 

ルドルフ「済まなかった。だが彼にも知る権利はあるんだ、このくらいは許してほしい。」

 

シービー「だからってあたしが外に出なきゃ行けない理由って何!?担当のあたしでも聞かれたらマズ言って事なの!?」

 

 

実際、そうでは無かった。けど追い出したのは俺だし、ルドルフの雰囲気で俺が勝手に勘違いしちまっただけ……そこはホントにごめんだわ。

 

 

八幡「けどなシービー、お前もお前だぞ?10分の会話って短い方だから。」

 

シービー「あたしにとってはその10分は1時間くらい長いのっ!!」

 

ルドルフ「………」

 

八幡「むちゃくちゃ言うな。ルドルフ、報告は分かった。わざわざありがとう。」

 

ルドルフ「いいや、長い間お邪魔させてもらったよ。それじゃあ……次は東京レース場でかな?」

 

八幡「まだ3週間もあるのに?学園で会うだろ。」

 

ルドルフ「そうだね、では。」

 

 

………ふぅ、行ったか。

 

 

シービー「それで?どんな話だったの?」

 

八幡「お前を出したんだから俺とルドルフの会話は守秘義務が発生します。お話出来ません。(本当は全然喋ってもいい内容なんだけどな。)」

 

シービー「……じゃあ聞かない。けどさ、10分間の埋め合わせはしてよ?」

 

八幡「お前って俺の彼女?すげぇ面倒くさい事言うじゃん。何、どうすればいいの?」

 

シービー「簡単だよ、抱き着くっ!」ダキッ!!

 

八幡「お前に10分使えって事ね?」

 

シービー「そういう事っ♪」ギュ∼!!

 

八幡「もっと有意義な使い方って無いのか?コレ、俺にとっては全く生産性の無い時間なんだけど?」

 

シービー「え?女子高生に相手してもらえてるって貴重だと思わない?」

 

八幡「いや、このトレセン学園に働いてるトレーナーからすれば当たり前の事なんだけど。」

 

シービー「じゃあ同級生とかの同窓会とかに行ってみてトレセン学園のトレーナーしてるって言えばいいじゃん。まぁそんな事しなくても八幡は有名になってると思うけど。」

 

 

確かに……テレビ出演もしてるし、レースで顔も割れてるだろうしな。しかし同窓会ねぇ……20歳になった時にも呼ばれなかった俺が今更呼ばれるとも思えね。

 

………いや待てよ?そういや俺、その時って確か大学2年だったな……その頃はもう携帯変えて全部新しくしてたんだった。そりゃ連絡来ねぇわ。

 

 

八幡「まっ、俺が誘われる事なんてねぇだろ。小中高大全部ボッチだったんだし。」

 

シービー「え、八幡ってボッチだったの?」

 

八幡「あぁ、生粋の。」

 

シービー「………全然そうには見えないんだけど。」

 

八幡「そうなのか?」

 

シービー「いやいや!だって普通に会話してるじゃん!あたしとも他の人ともっ!」

 

八幡「………先生が厳しかったからなぁ〜。」

 

シービー「……うん、なんか分かった気がする。」

 

 

先生のおかげでここまで矯正されました。

 

 

 




今の八幡を見たら、同級生はどう思うでしょうね?
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