比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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再議論

 

 

八幡side

 

 

ジャパンCの激戦後、シービーの次走は有マ記念に決定した。エースとルドルフも出走するみたいで、かなり熱くなっていた。ジャパンCを走り終わった後、戻ってきたシービーは悔しそうな顔はしておらず、寧ろ何だか清々しい顔をしていた。

 

そして今日、有マ記念の出走登録を済ませたところで、後は出走出来るかどうかってところだ。まぁシービーの成績なら問題無いとは思うが、どうなるのか分からないのがこの世界だからな。

 

ついでに、エースがジャパンCを勝った事でどっちの3冠ウマ娘が強い対決の決着はお預けになったのも少しだけ話題になった。まぁ当人達に害は無いから特に気にする必要も無いだろう。

 

 

エースT「いやぁ〜昨日は本当に良い酒が飲めたぜっ!!あんなに美味い酒は久しぶりだったよ〜!お前達にはちょっと悪いけどよ。」

 

ルドルフT「気にするなよ、勝者の特権だ。昨日は完全にやられてしまったからな。」

 

八幡「昨日は勝利の美酒を飲みまくってましたからね。缶ビールですけど。」

 

エースT「俺はビール派なんだっ!それにしょうがないだろ、酒のつまみがめっちゃ美味いんだからっ!」

 

ルドルフT「あぁ、それはしょうがないな。」

 

八幡「『昨日は酔った勢いで無理言って済まん!』って今朝早々に謝ってきた人の言葉とは思えないんですけど?」

 

エースT「いや、それは本当に済まん……俺も2日酔いになるまでは飲んでなかったんだけどよ、どうにもテンション上がりまくってたからところどころ記憶飛んでんだよなぁ……だから比企谷にそんな事言ってた記憶もぶっ飛んでんだよ。」

 

ルドルフT「飲み過ぎには気を付けろよ?まぁ2日酔いになってないだけマシだけど。」

 

八幡「それはアレですよ、水飲ませたりあさりの味噌汁飲ませたりしたからですよ。まぁつまみを食べてた効果もありますけど。」

 

エースT「お前………俺を助けてくれたのか……」

 

八幡「そんな目を向けないでくださいよ、助けようと思って助けたわけじゃないんですから。俺もそれなりに飲んでたので、明日に支障が出るのが嫌だったから作ったってだけですよ。」

 

ルドルフT「流石は比企谷だな。まぁ俺も比企谷の料理にあやかった身だから大きな事は言えないが、本当に美味かったからなぁ料理。」

 

エースT「だよなぁ〜!だからさ、また議論しても良いと思うんだよ!」

 

ルドルフT「?何をだ?」

 

エースT「決まってんだろ、食費折半して比企谷に料理を作ってもらうって議論してたろ?それをもう1回やっても良いんじゃねぇか?」

 

八幡「いや、何でそうなるんです?」

 

エースT「いや例えばだぞ?例えば、重賞レースに勝てたら比企谷がおかず作るとかさ。おかずの内容もグレートに分けてよ。」

 

ルドルフT「ふむ………今晩議論を交わそう。」

 

八幡「いや、何で俺に何の断りも無しに勝手に進めてるんですか?作るなんて一言も言ってませんよ?」

 

エースT「え………比企谷ならやってくれるだろ?」

 

八幡「そんな事言われても………」

 

 

俺のメリットが食費くらいだし……それにたかが俺の飯くらいで士気上がるのか?

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

しかし本気なのか?俺の飯を作らせるって話……エースTとルドルフTは結構マジなトーンで話してたが、寮に帰った段階で話のケリがついてたらどうしよう?

 

 

シービー「八幡、なんか複雑そうな顔してるけど?なんかあったの?」

 

八幡「あぁ〜……まぁ、個人的な事だけどな。っていうか、今日はレース後の翌日だから休みにしている筈だが?」

 

シービー「ん〜する事無いからさ、それに八幡と居た方が退屈しないしね〜♪それで八幡さ、今日は何するの?散歩?ボール拾い?」

 

八幡「しないしない、俺も休むから。つか本当だったら学園に来る予定なんて無かったんだぞ?それなのにお前が寮まで来るから此処に居るんだろうが。」

 

シービー「だって八幡の居ない学園なんてつまんないじゃん!」

 

八幡「学園の面白い面白くないを俺で決めるんじゃねぇよ。テレビ通話でトレーニングやろうか?」

 

シービー「そしたら八幡の所に押しかけるから!」

 

 

やっぱこうなるんだよなぁ……これは本当にアレか?ボール拾いさせるしかねぇか?いや、そんな事したら他の連中も来るからダメだ。

 

 

八幡「はぁ………一応聞いておくが、お前何かしたい事ってあるのか?」

 

シービー「ん〜無いかなぁ〜。今日はとりあえずゆっくりしないとだね〜。したい事かぁ………歌舞伎を見たいって気分でもないし、何かを食べたいって感じでも無いし……やりたい事って探すと無いんだよね〜。」

 

八幡「じゃあ帰ろうか。」

 

シービー「それはダメ、八幡と居るっ!」

 

八幡「………」

 

 

ブレないな、やっぱりこれは折れないみたいだ。

 

 

シービー「ねぇ八幡、雪って降らないかな?」

 

八幡「突然何だよ?この地方じゃ降る方が珍しいだろ。道北地方行きな、お前なら絶対に顔から突っ込んでいくだろう。」

 

シービー「うん、突っ込みたい!」

 

八幡「否定しないところお前らしいな。」

 

シービー「そういう八幡は雪って見た事あるの?」

 

八幡「………テレビ越しでしか無い。」

 

シービー「じゃあ八幡も一緒にやろうよ!」

 

八幡「しません。」

 

シービー「じゃあ八幡の顔に雪玉当てるからっ!」

 

八幡「じゃあもうボール投げない。」

 

シービー「冗談だよ冗談〜♪もぉ〜本気にしないでよ〜八幡〜♪」

 

 

 




オグリ達じゃなくて安心安心……
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