比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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リラックス?

 

 

八幡side

 

 

12月4週目の土曜日、いよいよ明日は大一番の有マ記念の開催日。だからといってやる事はいつもと変わらない、いつも通りのトレーニングをして調整を終えている。後は明日のレース展開次第だ。ライバル達は強大だが、シービーもその中の1人だし、充二分に力を発揮してくれるだろう。

 

 

八幡「さて……」

 

 

そんで今はトレーニング終わりの中山レース場の観戦を終えたところで、帰路に着いていた。当然だが、現地の熱気は前日にも関わらず凄まじかった。明日にはもっと凄い事になっているのだろうが、それは本番までのお楽しみという事なんだろう。

 

 

シービー「凄い熱気だったね、中山レース場。」

 

八幡「あぁ、しかもあれでまだ本番じゃないから恐ろしいよな。明日は今日の2~3倍の熱気になるって想定はしておいた方が良いかもな。」

 

シービー「あっ、それでね。あたしターフィーショップに行ってみたんだけど、ほらっ!あたしのぱかプチ売ってたから買ってきた♪」

 

八幡「ぱかプチ……そういや見た事はあったが、手に取る事は今まで1度も無かったな。」

 

シービー「触ってみる?」

 

八幡「いいのか?」

 

シービー「流石に人形が『嫌だっ!』って言うわけ無いじゃん!」

 

 

俺はシービーからぱかプチを受け取った。俺ってぬいぐるみとか集める趣味とか無いからこういうのを持つってちょっと違和感あるな。

 

 

八幡「意外と凝って作られてるんだな。細かいところも再現してる。」

 

シービー「良い仕事するよねっ♪」

 

八幡「何上から物言ってんだよお前は。まぁでも、良い仕事をしてるってのは分かるな。」

 

シービー「八幡はこういうの買わないの?」

 

八幡「買わないな。そもそもそういう事をこれまでしてこなかったしな……集めていたのは読書をする為の小説くらいだったな。」

 

シービー「………八幡って趣味あるの?」

 

八幡「どうした急に?趣味かぁ……仕事?」

 

シービー「八幡、もう完全に仕事人間の大人が言うセリフになってるよ。」

 

八幡「いやいや、ダメでは無くないか?そういう人だって居るかもしれないだろ。」

 

シービー「まぁ八幡は料理が趣味かもしれないけど、他に何か無いの?簡単なのでいいからさ。」

 

八幡「それこそさっき言った読書も趣味に入るだろうし、他かぁ………ヤバい、考えても出てこない。」

 

シービー「八幡、明日のレースが終わったらゆっくりしようか。これはちょっとマズいかもしれない。」

 

 

うん、それちょっと思った………

 

 

ーーー夕食後ーーー

 

 

シービー「ん~どのチャンネルも明日の有マ記念の特集ばかりだからつまんないなぁ~。だからといって録画してる番組とかも無いし、なんか面白いの無いかなぁ~……」

 

八幡「期待するだけ無駄だと思うぞ、番組表見てみ?どこも有マ記念ばかりだ。」

 

シービー「……しょうがない、パカTubeでも見よっか。八幡はパカTubeで何か見てるチャンネルってある?」

 

八幡「レースしか見ない。そもそも動画を見る習慣が無い。」

 

シービー「……八幡って本当に20代なんだよね?」

 

 

そんな20代が居てもおかしくは無いだろ。何だよその『え、今までどうやって生きてきたの?』って顔すんの。

 

 

シービー「ん~……あっ、なんかコレ面白そう。スカッとチャンネルだって!アニメ系かぁ…見てみない?」

 

八幡「ん、じゃあ見るか。」

 

 

そのスカッとチャンネルの動画なんだが、主人公は普通の少年~成人なのだが、特定の人物から嫌われていたりやっかみを受けているという感じだ。そこで学校のお姫様とか会社のマドンナ的な存在から興味を抱かれ、そこから徐々に関係が進展していくって流れになる。最終的には特定の人物が色々な形で自爆してから主人公に手を出さなくなり、主人公とその異性が付き合ったり結婚したりしてのハッピーエンドで動画が終わる。

 

 

シービー「おぉ、良いね!いいよいいよそのまま全部吐き出しちゃえ!大嫌いって言っちゃえ!」

 

八幡「(盛り上がってんな~……)なんかこの先の展開が読めちまうな。」

 

シービー「あっはははは!聞いた?『ガーン…』だって!あっははは!!」

 

八幡「もし現実でこんな事が起きてる現場があったら見てみたいな。」

 

シービー「確かに~っ!やっぱりスカッとするんだろうね~!」

 

八幡「するんだろうな。もし俺達がソイツに良くない感情を抱いていたらの話になりそうだがな。」

 

シービー「まぁ持つんじゃない?でも八幡はちょっかいかけられそうかも……だって雰囲気があまり明るくないから。」

 

八幡「かもな。そんで色々陰口とか言われて仕事とか押し付けられて、だろ?」

 

シービー「そうそう!そこであたしが八幡と仲良くなって嫉妬したその人があたしに『そんな奴やめておいた方が良いよ~。』みたいな事を言ってあたしがその人に『大っっ嫌いっ!!!』って言えばもうその後はお決まりだよねっ♪」

 

八幡「仲の良い同僚でチャンチャン、だろ?」

 

シービー「違うよぉ~!!そこはお付き合いからの結婚を考えてるって流れだったじゃ~ん!!」

 

八幡「いや、でもさ……俺とお前が結婚するって想像つく?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シービー「あんまりイメージ湧かない。」

 

八幡「だろ、だから仲の良い同僚くらいがちょうど良いんじゃね?」

 

シービー「そこは付き合ってみないと分からないって言いたいけど、それで納得してあげる。」

 

 

俺とシービーが交際ねぇ~……うん、全然イメージ湧かない。

 

 

 




大一番でするような会話じゃないですねww
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