比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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勝利の喜びとお祝い

 

 

シービーside

 

 

はぁ~………今日も気持ち良いレースだったっ!それにあんなに刺激的だったレースも、この3年間で初めての経験だった!差し切れないかもしれない……2着かもしれない……そんな嫌な気持ちを全部振り払って、全力で走り続けたら………1着になってた。これが気持ち良い以外にどう表現するのが正解なのか、あたしには分からないっ!

 

 

実況『彼女はこのGⅠの大舞台で様々な演出を我々に魅せてくれました!その全てがレースを愛する我々の心の中に刻まれています!そして今日この有マ記念でも、それを実現しましたっ!最後の100mで【皇帝】シンボリルドルフを差し切って、GⅠ6勝目を飾りましたっ!!歴代最多勝利数を更新しましたっ!!』

 

 

あぁ……中山レース場の夕暮れってこんな感じなんだ。なんか……良いね、こういうの。レースで火照った身体を少し冷たい風が冷ましてくれる。でもあの夕暮れはまだ終わってないとでも言っているかのように照らし続けてる……

 

 

シービー「うん……そうだね、まだ終わってない。寧ろまだまだ走り続けないとねっ!」

 

 

さてとっ、約束もあるしウィナーズサークルに行こっと♪

 

 

ーーーウィナーズサークルーーー

 

 

「シービーさん、おめでとう~!!」

 

「おめでとうございます!」

 

シービー「ありがとう皆。えぇ~とぉ~……あっ!!」

 

八幡「………」フリフリ

 

 

居た居たっ!八幡居たぁ~♪

 

 

シービー「はっちまぁ~ん♪」ダキッ!!

 

八幡「うおっ!?だから何度も言っているだろ、こういうの止めろ~!」グググ…

 

シービー「えぇ~良いじゃん!勝利の分かち合いだよ分かち合い~♪」ギュ∼!!

 

八幡「そういうの俺はいいから!」グググ…

 

シービー「嫌だっ!勝ったらこうやって勝利を分かち合うんだっ!!」

 

 

だってその方が記憶にも残るじゃん!

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

八幡「ったく、まさかお前を抱えたまま此処まで運ぶ羽目になるとは思わなかったぞ?」

 

シービー「役得だと思ってよ。」

 

八幡「どこがだ……しかし、最後はよく伸びたな。あれ以上は出せないと思っていたが、何かあったのか?」

 

シービー「ん?何も無いよ。ただ、楽しいって気持ちが限界突破したからかもね。」

 

八幡「何だそりゃ?」

 

 

あたしにもよく分かんない、だってホントの事だし。

 

 

八幡「それはつまり、ルドルフはお前のレース楽しさに負けたって事か?これ、向こうには言うなよ……きっと喧嘩売る事になる。」

 

シービー「そう?ルドルフなら受け入れてくれると思うんだけどなぁ~。けど勿体ないなぁ~八幡には今のあたしの気持ち、分からないでしょ?」

 

八幡「?」

 

シービー「最っ高に楽しいっ!あんなにハラハラしたレースはこの3年間で初めてだったし、ギリギリのレースだったからね!」

 

八幡「……そうだな、よく考えてみたら接戦ってレースはこれまでした事無かったな。そう考えたらお前にとっては1番刺激的なレースになったのかもな。」

 

シービー「うんうんっ♪というわけでさ八幡?」

 

八幡「?何だ?」

 

シービー「もうちょっと付き合って~♪」ダキッ!!

 

八幡「……はぁ、人前じゃないからいいか。」

 

 

その後少ししてからインタビューをして、記念撮影をして、ウイニングライブをしてから家に向かった。あぁ~疲れたっ!

 

 

シービー「今日のやる事終了~!!ねぇ八幡、今日の晩ご飯って決まってる?」

 

八幡「寧ろこれから用意しなくちゃいけないから決まってないまである。どうするか……」

 

シービー「じゃあさ、今日は何か買って帰らない?ほら、明後日はクリスマスでしょ?それに有マ記念勝ったんだからご褒美ご褒美~♪」

 

八幡「……分かった、じゃあ今日は何か買って帰るか。じゃあ最寄りのスーパー寄ってくか。」

 

シービー「OK~♪」

 

 

あたし達は家に帰る途中にある最寄りのスーパーに行って今日の祝勝会をする為の食材を買いに行ったんだけど、凄い事になっちゃったんだよね~。

 

 

「シービーさん、有マ記念見ましたよ!いやぁ~最後よく抜かしましたねっ!ほらコレ、もしかしたらシービーさんが来るかもって思って用意してたんです!これはウチのスーパーの奢りなので、召し上がってください!」

 

「トレーナーさんも今日くらいはパーッと飲みなっ!コレもおまけでつけとくよっ!」

 

「もうすぐクリスマスなので、ケーキもよかったら!」

 

 

っていう感じでたくさんのお料理をもらっちゃった。でもこれパーティー用だからちょっと多いかも……ウマ娘のあたしから見ても多いって感じるから。

 

 

ーーーシービーの家ーーー

 

 

シービー「ただいまぁ~……八幡~荷物置いたらハンモックにダイブしていい~?」

 

八幡「おう、しとけしとけ。俺は貰った料理温め直すから。」

 

シービー「おねがぁ~い。」

 

 

あぁ~………寝転がるって最高だよね~気持ち良い~。もしこれで気持ち良い事されようものなら、即爆睡しちゃうかもね~。

 

 

八幡「……その方がお前らしいわ。ほら、ここに飲み物置いとくからな。チビチビ飲んどけ。」

 

シービー「今日はどんな飲み物?」

 

八幡「キティーってヤツだ。ノンアルコールの赤ワインとジンジャーエールで作った。」

 

シービー「また美味しそうな飲み物作っちゃって八幡は~!」

 

八幡「悪かったな、寮に戻ったらもう作らないから。」

 

シービー「偶には家に来て作ってよ!八幡が作るモクテル気に入っちゃったから!」

 

八幡「レシピ教えるから自分で作れ。」

 

 

 

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