比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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その後の世界 2

 

 

フジside

 

 

フジ「♪~♪~」

 

 

……おや、こうしてご挨拶をするのは久しぶりだね。やぁ皆さん、私はフジキセキ。今は都内の大学に通っている大学生さっ!私の進んだ大学はトレーナー専門の育成学校で、私も八幡さんのようなトレーナーになる為に勉強中ってわけさ。トレーナー専門の育成学校だけあって教わる事は難しい事だらけだけど、毎日充実した生活を送れているよ。八幡さんは今もトレーナーを続けていて、私が引退した後のチーム・ポラリスを率いているよ。

 

私は大学から帰って来て、晩ご飯を作っている最中さ。八幡さんとは今お付き合いをしていて、私が大学を卒業したら結婚しようって話になったから、4年後が楽しみだよね。

 

 

フジ「八幡さん、早く帰ってこないかなぁ~。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「ただいま~。」

 

フジ「お帰りなさい八幡さん、今日もお疲れ様。」

 

八幡「あぁ、フジもな。今日も作ってくれたのか……いつも悪いな。」

 

フジ「気にしないでよ、私が好きでやってるんだから。それに八幡さんはポニーちゃん達のトレーニングで忙しいしね。」

 

八幡「お前の後輩達は今日も元気だったぞ。この前学園に来た時があっただろ?その時にすっかりお前のファンになったみたいでな。その内の1人が『また連れて来てくださいっ!』って言ってたぞ、お前ってホントに人誑しだよな。」

 

フジ「そんなつもりは無いんだけどね……とても良い子達だね、私の後輩は。」

 

 

因みにだけど、今のチーム・ポラリスも結成時当初と同じように良い成績を残しているんだよ。

 

 

フジ「そうだ八幡さん、大学で今トレーニングについて教わっているんだけど、八幡さんのトレーニングはあまり参考にしない方がいいのかな?」

 

八幡「そうだな、俺のトレーニングは先生から教わったのを自分なりに工夫してアレンジしたスタイルだから、あまり参考にはならないな。そもそもこのスタイルはアメリカの手法を日本風に作り替えたのだから、受けはあまり良くはないかもな。」

 

フジ「そっかぁ……貴方のトレーニングはとても良いんだけどなぁ。評価されないのは少し納得出来ないなぁ……」

 

八幡「仕方ねぇよ。このトレーニング方法を知ってるのはこの世界で3人だけで、しかも教本が出ているとはいえたった数冊。極一部しか知られていないやり方だからな。」

 

フジ「それじゃあ、そのトレーニング方法で強くなれた私はラッキーっていう事になるね。」

 

八幡「そうかもな。」

 

 

私は八幡さんと食卓を囲いながら色々な話をした。

 

そして食事も終わってリビングでゆっくりしていた。何だか懐かしいなぁ~……前までは八幡さんの隣に座っただけでも緊張して顔が赤くなっていたのに、今ではこれが当たり前になっているんだから。

 

 

八幡「なぁフジ、次の日曜日に久しぶりに出かけないか?」

 

フジ「ん?出かけるって……いつも日曜日に出かけているじゃないか。」

 

八幡「そういう事じゃなくて……まぁ、何だ。所謂デートってヤツだ。」

 

フジ「あ、あぁ~そういう事ね!うん、勿論良いよっ♪私も八幡さんとデートしたいのは同じだからね!じゃあ次の日曜日は楽しみにするよっ!」ニコッ!

 

八幡「決まりだな、何時からにする?」

 

フジ「そうだなぁ……じゃあさ、集合場所と時間を決めて現地集合にしないかい?」

 

八幡「ほう、それはエンターテインメント的なアレか?」

 

フジ「そうそう、エンターテインメント的なアレだよ。」

 

八幡「よし、じゃあ日曜日はそうしようか。」

 

 

楽しみだなぁ~次の日曜日っ♪

 

 

ーーー日曜日ーーー

 

 

フジ「♪~♪~」

 

 

楽しみだなぁ~八幡さんとのデートっ♪いつもなら買い物を一緒にするだけなのに、わざわざデートって言い方をする辺り、八幡さんも行きたかったって事かな?

 

 

フジ「ふふふっ♪」

 

八幡「何ニヤけてるんだ?」

 

フジ「っ!八幡さん…み、見てたのかい?」

 

八幡「ちょうど来たところだ。にしてもお前っていつもそういう恰好してるよな。もっと女の子らしい恰好をしようとは思わないのか?」

 

フジ「あんまり思わないかな、それにこの方が動きやすいしね。それとも、八幡さんはもっと女の子らしい恰好の方がお好みかな?」

 

八幡「いいや、そういう意図は無い。それに俺は他人の服装を指摘する程、服に興味は無いしな。」

 

フジ「じゃあ今日は服でも見に行かないかい?私が君に似合う服をコーディネートするよ。その代わり、八幡さんは私の服をコーディネートしてくれないかな?八幡さんの好みも知りたいしね。」

 

八幡「分かった、じゃあ行くか。」

 

フジ「うん。それじゃあ……お手をどうぞ、ムッシュ八幡。」

 

八幡「どちらかといえば俺がやる立場だが……まぁいい、行くか。マドモアゼルフジ。」ギュッ!

 

フジ「うんっ♪」ニコッ!

 

 

八幡さんは私の手を取って歩き始めた。ふふ、これも学生時代の私だったら凄く照れていただろうなぁ~。でも今は、君の隣に居るのが当たり前になっている。君の隣は私の特等席で君の横顔をこんなに近くで見られるのも私だけの特権……そうだよね、八幡さん。

 

 

八幡「……フジ。」

 

フジ「うん?」

 

八幡「1つ、要望を伝えておく……お前の隣に似合う服装を選んでくれ。」

 

フジ「っ………うん、分かった。とびっきり似合うのをコーディネートするよ♪」

 

 

 

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