比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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その後の世界 4

 

 

八幡side

 

 

スピード「あぁ……やはり此処の空間は良いものだ、それに夢の中とはいえあの方にお会い出来たのも非常に光栄な事だ。」

 

八幡「スピードさん、この家に来たら真っ先にこの部屋に来ますよね?」

 

スピード「私の楽しみでもあるからね。それにこの部屋に来れば1日の疲れが吹き飛ぶ……不思議と心が洗われるんだ。」

 

八幡「祖母もきっと喜んでいるでしょう。」

 

スピード「八幡君、また映像を見てもいいだろうか?」

 

八幡「えぇ、勿論。」

 

 

自宅にスピードシンボリさんが居る現状、何とも思ってないわけではないが、この家を異常なまでの好条件で住まわせてもらっているからな。下の階ではルドルフとスイートさんが談話しているとは思うが、時間に気を付けないとぶっ通しで見ているからなぁこの人。ルドルフがまだトゥインクルシリーズで活躍していた時なんて、大体2時間くらい見続けてたしな。

 

 

スピード「しかし君もクリフジ殿の為なら私財を惜しまないというのがよく分かるよ、クリフジ殿のレース映像の為だけにプロジェクターを購入するのだからね。」

 

八幡「どうせなら大画面で、良い画質で見たいですからね。数少ない当時の資料なんですから大切ですよ。」

 

スピード「ふむ……であればどうだろう?クリフジ殿がURAに寄付をしてくださった品々を君に預けたいと思っているのだが。」

 

八幡「え?でもそんな事って出来るんですか?でも、一応URAの展示品なんですよね?大事に飾っておいた方が良いのでは?」

 

スピード「悲しい話だが、現職のURA職員にはクリフジ殿やその時代を生きた先人達の事は殆ど知らないだろう。時々見かけるのだが、クリフジ殿の展示品がある場所を通ってもそのまま通り過ぎる職員の方が多い……ならばクリフジ殿の事を1番に理解している者の元に託した方があの方も喜ぶだろう。」

 

八幡「確かに俺としてはありがたいお話ですけど……そう簡単にいきますかね?」

 

スピード「いくとも……いいや、いかせてみせる。」

 

 

oh……この人の目がマジになった、やるつもりだわ。

 

 

ーーー数分後・1階ーーー

 

 

スピード「済まないね、また夢中になってしまったよ。」

 

スイート「いえ、構いませんよ母上。私もルドルフもそうなってる事は想定していましたから。」

 

ルドルフ「それにシェフは八幡君ですからね、勝手に何かを摘まむなんて事はしません。」

 

スピード「それもそうだ。八幡君、貴重な時間を使わせてしまって済まなかったね。」

 

八幡「いえ、大丈夫です。では早速調理に移りますね。ちょっと時間がかかりますので……前菜としてコレを食べててください。」

 

スイート「あら、コレは?」

 

八幡「餃子の皮を筒状にして揚げたものです。そのまま食べれますけど、物足りない場合は一緒にあるケチャップとチーズとマヨネーズを付けて食べてください。」

 

スピード「ほう……なんというか、いつも君が出してくれる料理とはまた違った路線だね?」

 

八幡「今日のテーマがお任せ居酒屋なものですから。飲み物、何にします?」

 

スピード「居酒屋がテーマか……では、久しぶりにビールをもらおうか。」

 

スイート「私はこの前と同じワインを。」

 

ルドルフ「私もこの前と同じで構わない。」

 

八幡「分かりました。あぁそれと、出来上がったらすぐに持って行きますから。」

 

 

よし、メニューは大体決まってるし、後はスピーディーに仕上げていくだけだな。

 

 

ーーー食後ーーー

 

 

ルドルフ「ふぅ……久しく忘れていた気がするよ八幡君、こんな風に楽しく食べたのは随分と久しぶりに感じる。」

 

スイート「そうね、色んな料理が出てくるから度の料理にも手が伸びていたわ。1つしか食べていない料理もあったわね。」

 

八幡「それは複数で居酒屋に行った時のあるあるですね。でも楽しんでいただけたのなら良かったです。」

 

スピード「?八幡君の飲んでいるそれはお酒かい?見た事の無い色をしているが。」

 

八幡「いえ、これはモクテルです。サラトガクーラーっていうジンジャーエールとガムシロップとライムジュースを混ぜたものです。」

 

スイート「そんなのまで作れちゃうのね~。」

 

八幡「ネットで調べただけですよ、量を間違えなければ誰だって作れます。」

 

スピード「興味深いね……八幡君、私にも同じ物をもらえないかな?」

 

ルドルフ「私にも同じ物を。」

 

スイート「私もお願い出来るかしら?」

 

 

そんなに美味そうに見えます?

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

ルドルフ「今日も大満足だったよ、八幡君。」

 

八幡「それは何よりだ。」

 

ルドルフ「しかし、居酒屋がテーマと聞かされた時は驚かされたよ。我々にはあまり馴染みの無いジャンルだからね。」

 

八幡「まぁお前達ならどこかの高級料理店とかだろうしな。安くてもフランスとかイタリアみたいな専門店だろうし。」

 

ルドルフ「あぁ。所作やマナーが存在しないからこそなのだろう、あんな風に自由に食事をしたのは初めてだ。学園でもイベント終了後にビュッフェ形式の食事をした事はあるが、あれは自身で食べる料理を盛り付けてから食事を行うが、今日のは早い者勝ちのような食事だったよ。」

 

八幡「庶民にはああいう楽しみだってある。まぁ俺は誰かと居酒屋なんて殆ど行った事ねぇから知らんけど。」

 

ルドルフ「では今度、行ってみようではないか。本場の居酒屋という空気を味わってみたい。」

 

八幡「雰囲気酔いとかするなよ?お前なら心配無いとは思うが。」

 

 

 




やっぱり続いていた、シンボリ家の入り浸りがww
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