比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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友は素晴らしい

 

 

ライスside

 

 

クローネさん、今こっちに向かってるみたいだけど、大丈夫かな?アイルランドの時は3人一斉に飛びかかって来たから押し倒されちゃったけど、なんだかまた同じ事になりそう……

 

 

ガチャッ!!

 

 

クローネ「はぁ……はぁ……ラ、ライスさんは?」

 

アップル「早かったねクローネ。ミスライスならルプルーと一緒に、ほら。」

 

ライス「こ、こんにちは~。」

 

クローネ「………」ダッ!!!

 

ラ・ル「っ!!?」

 

 

え、いきなり走ってくるの!?

 

 

クローネ「ライスさん、会いたかったです。」ダキッ!!!

 

ライス「う、うん……ライスもまた会えて嬉しいよ。」

 

クローネ「もう離しません。2度と離しません。一生離しません。一生を終えても離しません。」ギュ∼!!!

 

ライス「ク、クローネさん……それはライスも困るよ!後、ちょっと苦しいから力緩めて~!」

 

クローネ「お断りします。今はライスさんを堪能中ですので、しばらくこのままです。」ギュ∼!!!

 

 

や、やっぱりこうなるんだ………

 

 

アップル「済まないねミスライス、クローネの気が済むまで好きにさせてあげてはもらえないかな?」

 

ライス「……クローネさん、これってどのくらい続くの?」

 

クローネ「最低でも3日は続きます。」ギュ∼!!!

 

ライス「ダメだよそんなの~せめて何分かにしてっ!」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

クローネ「それで、ライスさんはどうしてイギリスに?」ギュ∼!!!

 

ライス「さっきクローネさんのトレーナーさんが言ってくれた通りだよ、イギリスに招待されたから来たんだ。お兄様も一緒だよ。」

 

クローネ「そうですか……それで、滞在期間は?まさか……こちらに移住ですか?」ギュ∼!!!

 

ライス「移住じゃないよ……1週間を予定してるよ。」

 

クローネ「短いです、短過ぎます。フランスの滞在はレースも含めているから仕方ないにしても、アイルランドの時は10日間だったではありませんか。この3日間の違いは何なのですか?」ギュ∼!!!

 

アップル「クローネ、わがままを言うものではないよ。ミスター比企谷とミスライスにも都合があるんだ、それにこうして来てくれただけでもありがたいと思わなくちゃいけないくらいだよ。」

 

八幡「正直、イギリスの招待を受けて時間を作ったのだって3ヶ月はかかったからな。(本当は1週間前だけど。)」

 

クローネ「………仕方ありません、今回はそれで納得するとしましょう。それでトレーナー、ライスさんはこの学園で過ごすのですか?それとも何処かのホテルですか?もしホテルであれば、今すぐ1週間分の外泊届を提出しなければならなくなるのですが?」ギュ∼!!!

 

アップル「2人共この学園で過ごす予定で此処に居るから安心するといいよ。」

 

クローネ「ではライスさん、今日から1週間は私の部屋で一緒に寝ましょう。」ギュ∼!!!

 

ライス「ふぇ?でも、同室の人に迷惑にならない?」

 

ルプルー「大丈夫です、クローネの同室は姉である私です。なのでもし妹の度が過ぎる行動がありましたら私が止めに入りますのでご安心を。」

 

 

あ、ルプルーさんが一緒の部屋なんだ……それなら安心かも。

 

 

八幡「それじゃあ俺の部屋は何処にあるんでしょうか?」

 

アップル「ミスター比企谷の部屋はトレーナー寮に来客専用の部屋があるからそこを使ってもらう予定だよ。後で案内するよ。」

 

八幡「分かりました、ありがとうございます。ライス、今日はこのアスコット学園からは動かない事にする。今日は今の環境に慣れさせる時間に使え。ちょうど相手してくれる奴が1名お前にベッタリだからな、任せるぞ。」

 

クローネ「はい、お任せください。」ギュ∼!!!

 

ライス「うん、分かったよお兄様。」

 

 

ライス達は30分くらい今の場所でお話をした後に、アスコット学園のウマ娘寮に向かった。お兄様はトレーナー寮に向かったから、会うのはまた明日かな?

 

 

ーーーウマ娘寮ーーー

 

 

ルプルー「ライスさん、こちらがウマ娘専用の寮です、本日から1週間はこちらで過ごす事になります。部屋まではご一緒に行きますので、このままついて来てください。それからクローネ、今はライスさんから離れてください……流石に歩きづらそうではありませんか。」

 

クローネ「………ですが姉上、私は「言い訳は結構。今はライスさんにこの寮の事をご説明するのが優先です。」………分かりました。」

 

 

クローネさん、離れるのがすっごく嫌そう………

 

 

ルプルー「はぁ……誤解しないでくださいねライスさん、クローネはライスさんだけが特別なんです。他の子にはこんな態度は取らないんですよ。」

 

ライス「え?そうなんですか?」

 

ルプルー「はい。それどころか無関心と言っても差し違い無いくらいです。」

 

クローネ「………」

 

ルプルー「他人ともっとコミュニケーションを取るようにとは常々言っているのですが、どうにも貴女以外のウマ娘には興味すら抱いていないようでして。」

 

 

ク、クローネさん………筋金入りなんだね。

 

 

クローネ「姉上、早く案内を済ませてしまいましょう。私は早くライスさんと親睦を深めたいのです。」

 

ルプルー「自分からこうして誰かと親睦を深めたいと言ってくれるようになったのは姉としては嬉しい限りなのですが、対象が今のところたった1人なのが懸念材料ですね。」

 

ライス「あはは……でも、きっと大丈夫だと思いますよ。だってフランスとアイルランドにも友達が居ますから。」

 

 

そうだよね?カーネギさんにクラウさん。

 

 

 




あの3人は地味に競走してますしね、ライスの奪い合いの。
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