比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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此処でも?

 

 

ライスside

 

 

ライス「………っていう事は、カーネギーさんは今電車、クラウさんは飛行機でこっちに向かってるって事なの?」

 

カーネギー『そっ♪クラウは今飛行機の中だから通話は出来ないけど、それだけ伝えてってLANEがあったからさ。』

 

ライス「そうなんだ……でも、よくトレーナーさんが許してくれたね?」

 

カーネギー『もう必死に説得したからね~。』

 

 

昨日の通話の後、カーネギーさんとクラウさんは自分のトレーナーに説明をしてイギリスに行く事を認めてくれて、こっちに向かってるみたいなんだ。今のカーネギーさんの言っていた通り、きっと凄い説得したんだと思う……

 

 

カーネギー『そういえばクローネは?一緒じゃないの?』

 

ライス「今はお兄様と一緒に街観光をしてるんだ。クローネさんもついて来ようとしてたんだけど、今までトレーニングを充分に出来ていなかったから強制参加させられているの。」

 

カーネギー『ふっ、早速昨日のツケが回ってきたみたいだね。』

 

ライス「凄かったもんね、心無しかクローネさん楽しそうだったし。」

 

カーネギー『いいや、あれは絶対に楽しんでたよ!だから今日アスコット学園に着いたらライスに抱き着きに行くからっ!』

 

ライス「ラ、ライスに抱き着くの?」

 

カーネギー『そりゃそうでしょ!!』

 

 

確定してるんだ……ライス、学園に戻ったら凄く大変な事になりそう。

 

 

カーネギー『じゃあライス、また後で会おうねっ!!』

 

ライス「う、うん……また後でね~………はふぅ~学園に帰ったら大変になりそうだよ~。」

 

八幡「みたいだな……少なくとも、平和な日常を送れる未来は無さそうだな。」

 

ライス「うん……」

 

八幡「とりあえず今は食事を楽しもう……っと言いたいところだが、日本のに比べるとやっぱり味がなぁ………」

 

ライス「学園の料理は美味しかったんだけどなぁ~。どうしてなんだろう?」

 

八幡「……ふぅ、仕方ない。すみません。」

 

店員「はい、何でしょうか?」

 

八幡「少し、厨房をお借りしてもいいでしょうか?その代わりに賄いを作ります。」

 

店員「は、はぁ……少々お待ちください。」

 

 

お兄様、料理するみたい……どんな料理を作るのかな?

 

 

店員「お待たせしました。許可が出ましたのでこちらにどうぞ。」

 

八幡「ありがとうございます。じゃあライス、行ってくる。」

 

ライス「うん、行ってらっしゃい。」

 

 

八幡(さて、調味料は限られてるだろうから簡単な料理にするか。)

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

「………おい、何だ?この美味そうな匂い?」

 

「何処からだ?」

 

「ホント、香ばしくて食欲を掻き立てられる良い香り~!」

 

「この店からじゃないか?」

 

「でもこのお店って普通のお店よ?」

 

 

人がたくさん集まって来ちゃった……きっとお兄様が作っている料理の香りのせいだよね。

 

 

八幡「おまちどうさん、ライス。鱈のから揚げに鱈皮のパリパリ揚げとポテトサラダ。」

 

ライス「……やっぱりこの匂いだったんだね!この皮にソースを塗って揚げたからこんなに良い匂いになったんだね?」

 

八幡「待たせるのもあれだから即席のやり方で作ったからいつもの料理に比べたら味は少し落ちると思うけどな。」

 

ライス「ありがとう!じゃあいただきま〜す♪」

 

八幡「おう……厨房の机の上に賄いを置いておきましたので、よければ食べてください。」

 

店員「あ、ありがとうございます!」

 

 

っ!お兄様は即席で作ったから味が落ちてるって言ってたけど、全然そんな事無いっ!

 

 

ライス「お兄様、とっても美味しいよ!特にこの皮のパリパリ揚げ、何か調味料を使ったの?」

 

八幡「いいや、片栗粉と塩くらいしか使ってねぇよ?唐揚げはどうだ?もし物足りなかったらこれを付けて食べてみろ、簡単手作りポン酢。」

 

ライス「ポン酢?唐揚げに合うの?」

 

八幡「意外と合うんだぞ?肉の旨味にポン酢の酸味が良い具合にマッチする。」

 

ライス「へぇ〜!あむっ………っ!!」

 

八幡「ふっ、どうやら新しい扉が開けたみたいだな。」

 

 

美味しい〜っ!!

 

 

店長「失礼しますっ!!すみませんがレシピを教えてはもらえませんかっ!?どうやったらこのような料理がっ!?」

 

八幡「は、はぁ………」

 

店長「是非、お願いしますっ!!」

 

 

お兄様は店長さんの熱意に負けてレシピを書いて、その通りに下処理と調理をしていたんだけど、その間も外の人達が凄いお店の厨房を見てたんだよね……ライス達が帰った後、大丈夫かな?

 

 

ーーーアスコット学園ーーー

 

 

ライス「楽しかったね、お兄様!ロブロイさんやお母様達へのお土産もいっぱい買っちゃった。」

 

八幡「よかったな。しかし、もう午後に入ってるから中ではクローネが待ってるかもな。」

 

ライス「あぁ〜……そうかも。」

 

八幡「嫌だったら正直に言っていいんだからな?俺から見てもあれはくっつき過ぎなくらいだからな。」

 

ライス「そうだね……でも、嫌ってわけじゃないんだよ?ライスもあんな風にされるのは嬉しくて。日本ではこんな事はまずされないから。」

 

八幡「まぁライスがいいのならそれで構わないが、言いたい事があれば言うんだぞ?」

 

ライス「うん!あれ、あそこに居るのって………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウ「よぉライス、会いたかったぜ!」

 

 

 




やはり受けが良い八幡の料理。

そしてクラウ、イギリスに到着!
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