比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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新人トレーナー達の監視 ③

 

 

ーーーーーー

 

 

1(んんっ!俺の事、覚えているか?俺は大分前に比企谷先輩を観察していたトレセン学園のトレーナーだ。まだこの学園に来たばかりで先輩トレーナーの元で色々と学ばせてもらってる感じだ。さて、早速本題に入るんだが俺はもう1度、比企谷先輩を観察してみようと思う。だってあの人、最近また色々なウマ娘と交流持つようになったからさ……気になるんだよなぁ~どうやって仲良くしてんのか。)

 

 

2「それでまた俺達を呼んだってか?もうこの前ので分かっただろ、比企谷先輩がすげぇんだって。」

 

3「後、先輩がウマ娘から好かれ過ぎているって結論が出たんだからこれ以上何を見ろってんだよ?」

 

1「いやいや、だって気になるじゃん。それに先輩、今時期にはもう何十人のウマ娘と交流持ってたって聞くし。」

 

3「いや、それは俺達だってそうだろ。」

 

1「そりゃだって研修先で色々と話すだろうけどよ、考えてみ?その研修先が無かったら俺達確実にボッチだぜ?」

 

2「否定したいところだが、思春期真っ只中のウマ娘にどう相手すればいいかなんてサッパリだから反論出来ん。」

 

1「だからもう1回こうやって比企谷先輩を観察するんだよ。」

 

3「無駄な結果に終わりそうだな。」

 

2「俺も同感。」

 

 

こうして新人トレーナー3人は八幡の観察(2回目)を開始したのであった。

 

 

ーーー廊下ーーー

 

 

「こんにちは~トレーナーさ~ん!」

 

「こっちに来るの珍しいですね?」

 

八幡「ちょっと野暮用でな。」

 

「もしかしてバクちゃん?」

 

八幡「そうそう、あのいつでもバクシンのバクちゃんな。ちょっと呼んで来てもらえるか?」

 

「いいよ~ちょっと待っててね~!」

 

 

 

1「高等部1年の廊下に来たと思ったらメンバーに会いに来たのか?」

 

2「にしても、ただ廊下を歩いてるだけなのに注目されるんだな。」

 

3「確かに。あっ、出てきた。」

 

 

 

バクシンオー「サクラバクシンオー、参上しました!トレーナーさん、何か御用でしょうかっ!?」

 

八幡「御用も何も、お前部室に課題忘れてたから持って来てやったんだよ。」

 

バクシンオー「なんとっ!何処にも無いと困り果てていたのですが、部室にあったのですね!ありがとうございます!!」

 

ライス「良かったねバクシンオーさん、これで先生に怒られずに済むねっ!」

 

八幡「喜んでいるところ悪いが、その課題は何時間目に提出するんだ?まだ空欄が多かったから早くしないと間に合わなくなるぞ~。」

 

バクシンオー「ちょわっ!?それはいけません、急いでやらなくてはっ!!それではトレーナーさん、また放課後にっ!!」

 

ライス「バ、バクシンオーさん!廊下は走っちゃダメだよぉ~!」

 

八幡「忙しない奴だな……」

 

 

 

2「先輩ってあんな事もするんだな。」

 

1「まさか提出物を届けるなんて……そういう事はしない人だと思ってた。」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

3「今日はカフェテリアなんだな。この前はトレーナー室で弁当食べてたのに。」

 

2「流石に毎日はアレだと思ってんじゃね?」

 

3「まぁウマ娘達も毎日は作ってられないだろうしな。おっ、また誰か来たぞ。」

 

1「あれは………」

 

 

 

ジャーニー「ご機嫌よう、八幡さん。相席させていただいてもよろしいでしょうか?」

 

八幡「あぁ、構わない。」

 

ジャーニー「ありがとうございます。さぁオル、こっちだよ。」

 

オルフェ「うむ。」

 

 

 

1「マジかよ、まさかのドリームジャーニーとオルフェーヴル?あの2人も先輩と交流あるのかよ……」

 

3「いや、まだ分かんないだろ。もしかしたらただの相席だけかもしれないし。」

 

 

 

ジャーニー「八幡さん、例の品は持って来ていただけましたか?」

 

八幡「それは食後だ。今は飯を食っとけ、デザートにはまだ早ぇよ。」

 

ジャーニー「ふふふ、急かしているわけでは無いのですが、確かにその通りですね。」

 

オルフェ「……八幡、その料理を余に献上するがよい。」

 

八幡「お前また?レシピお前の家臣にやったんだからソイツ等に作ってもらえよ、何で毎回毎回俺からなんだよ?」

 

オルフェ「あの者達は余に完璧な状態で持ってくるように命じている。故に、この場に現れていないという事はまだその域には達していないという事である。」

 

八幡「完璧な状態って……これも完璧じゃないんだけど?冷えてるけどこれはいいのか?」

 

オルフェ「構わぬ。八幡の作る料理は美味だ。」

 

八幡「そうかよ……ほら。」

 

オルフェ「うむ、大義である。」

 

 

 

3「なぁ、やっぱおかしいよね?何であぁなるの?相手オルフェーヴルだぞ?それなのにどうして普通に会話出来てんの?覇気増すどころか和やかになってるんですけど?」

 

1「落ち着けよ……別に先輩は悪い事してないだろ。でも、どうやってオルフェーヴルと仲良く出来るんだろうな?」

 

2「だよな……俺、一生アイツとは仲良く出来る自信無い。」

 

 

 

ジャーニー「ご馳走様でした。さぁ八幡さん、お願いします。」

 

八幡「お前、ただ待ちきれないだけだろ……オルフェもさり気無く前のめりになってんじゃねぇよ。」

 

オルフェ「……慧眼だな、流石は八幡よ。余の動きを事細かに見ておる。」

 

八幡「目の前に居るんだからそりゃ見るだろ。はい、どうぞ。」

 

ジャーニー「ふむ……やはり美味しそうですね、八幡さんの作る料理は。昼食後のデザートなのに食欲が掻き立てられますよ。」

 

八幡「たかがプリンで大袈裟だな。」

 

ジャーニー「でしたら今度は私が八幡さんに紅茶を淹れて差し上げましょう。今回のお礼です。」

 

八幡「それならお茶漬けでいい、食べたら速攻でトレーナー室に戻るから。」

 

ジャーニー「八幡さんでしたら『出ていけ。』とも『帰れ。』とも言いませんよ?オルも八幡さんを気に入っていますからね。」

 

八幡「そりゃどうも。」

 

 

 

3「あのさぁ………もういいよね?俺、我慢したよ?すっごく我慢したよ?もう行っちゃってイイヨネ?」

 

1「短気になるな3っ!今あそこに行ってもお前がやられるだけだっ!」

 

3「前から言ってんだろうが、余計なもんを挟むなっ!!」

 

2「でも比企谷先輩がどうしてウマ娘との距離が近いのかは謎のままだな。」

 

1「あぁ、観察を続行しよう。」

 

3「まだやるのかよぉ~………っ!」

 

 

 




いつぞやの新人君達が再登場です!
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