比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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再び、八幡先生! ②

 

 

八幡side

 

 

八幡「さて、それじゃあ今から2時間体育の時間だが、最初は身体を慣らす為にとりあえずこの場で色々動いてみてくれ。どんな動きをしても構わないが、周りには気を付けるように。」

 

タキオン「ふむ……ところでトレーナー君、今日の体育は一体何をするんだい?色々と用意しているみたいだが、何をするのか全く想像出来ない。」

 

八幡「それは後で説明する。今はとりあえず運動出来る身体を作ってくれ、これからやるのはそれなりに身体を動かすから。」

 

ポッケ「んじゃあよ、あの台使ってもいいって事か?」

 

八幡「あぁ、構わない。ただし気を付けろよ?」

 

カフェ「……八幡さん、ランニングだけでも構いませんか?」

 

八幡「あぁ、いいぞ。」

 

 

俺が指示出しをしてからは親しい者同士でアップを始めた。俺の用意した道具を使う生徒、普通にランニングをする者、様々だった。

 

 

八幡「よし、全員揃ったな。じゃあ手短に説明する。今日これからやるのはパルクールっていう運動だ。知ってるのも居るとは思うが、パルクールは主に走る・跳ぶ・登るの3つを駆使して移動する運動の事だ。最初にやる内容は走りながらあの壇上に登る……これだけだ。っとは言っても壇上前で勢いを消して普通に登るのは無しだ。駆け抜けながらあの壇上に登ってもらうぞ。」

 

「けどトレーナー、登り方ってどうやるの?」

 

八幡「今から手本を見せる、大体はこんな感じだって思ってくれ。」

 

 

俺は今居る場所からダッシュして壇上に手を付いてから手足の勢いを使って壇上に飛び移った。

 

 

ポッケ「おぉぉ〜カッケぇぇぇ〜!!」

 

八幡「今みたいにやってみてほしい。んで全員この動きに慣れてきたら次のステップに行こうと思う。」

 

ポッケ「っしゃあ!じゃあ俺からやるぜっ!!」

 

 

約1名すげぇテンションが上がってるが、人によるだろうしな。この動きの好き嫌いは。ポッケみたいな奴ならこういうの好きだろうし、カフェやタキオンみたいな奴ならあまり好きじゃないだろうしな。

 

 

ポッケ「っしゃああ!!やったぜ!!」

 

タップ「Okay!このくらい楽勝さっ!」

 

ダンツ「走るのばっかりだから、こういうのはちょっと良いかも〜!」

 

八幡「まぁこのくらいだったら皆出来るだろうな。さて、次は登るではなく越えるに変えてくぞ。」

 

カフェ「……越える、ですか?」

 

八幡「全員、あそこの跳び箱は見えるな?あれを越えていくんだが、跳び箱だからって普通に跳ぶのは面白くない。だからあの跳び箱は、あの上を飛び越えるか転がるかのどちらかにしてもらう。」

 

タップ「Oh,Fantastic!早速やってもいいかトレーナー!これはあたしが1番に行かせてくれっ!」

 

シャカール「……ロジカルじゃねぇな。」

 

タキオン「珍しく気が合うじゃないか。」

 

 

そして色々な動きをやる事数十分。とりあえず全員動きはクリア出来た。さて、次からが本番だ。

 

 

八幡「よし、じゃあ次はこれまでやった動きを体育館全てのフィールドを使ってやっていくぞ。必ずやってほしいのが3つの動作で、やらないでほしいのが止まるって動作だ。それと、アクロバットやってもいいからな。」

 

タップ「そうかなくっちゃ!」

 

ポッケ「トレーナー分かってるなぁ〜!」

 

八幡「……じゃあこれも言おうか。今からタイム測るんだが、上位5人には昼飯作ってやる。」

 

タキオン「ほほぉう……」

 

カフェ「………」グッ!

 

ダンツ「トレーナーさんの料理……カフェちゃんが美味しいって言ってたから食べてみたいっ!」

 

 

こうして1年B組は俺の昼食をかけて、パルクールスピード勝負が行われた。

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「しかし驚いたな、あんな結果になるとは。」

 

カフェ「……私が1番です。」

 

八幡「堅実にやってたしな。その点、色んな動きをしてたポッケとタップはロスタイムが多かったな。」

 

ポッケ「それでも俺は4番だぜ。」

 

タキオン「ククク……トレーナー君、美味しい料理を頼むよ。」

 

ダンツ「あぁ〜良かったぁ〜ギリギリ5番目〜♪」

 

シャカール「まっ……あんなの計算すりゃどれが最適ルートかなんて見りゃ分かんだろ。」

 

八幡「はい、全員分出来たぞ〜。1位のカフェには割増しで作ってある。」

 

カフェ「ありがとうございます。」

 

ポッケ「うっまそぉ〜!!これマジでトレーナーが作ったのかよっ!?すげぇなっ!!」

 

八幡「喜ぶのは本当に美味かった時に言ってくれ、美味くなかったら嫌だろ?」

 

カフェ「いえ、八幡さんに限ってそれは絶対にあり得ません。」

 

 

………フォローありがとうね。

 

 

シャカール「……まっ、色々考えられてるメニューではあるし、言うだけあるな。」

 

タキオン「合格点、だと言っておこうか。」

 

八幡「ポッケ、タキオンは不服みたいだからお前にもう1食分やろうか?」

 

タキオン「そんな事は一言も言ってないじゃないかっ!?早とちりしないでもらえるかいっ!?」

 

カフェ「でしたら、そういう上から目線の言い方はやめてください。」

 

ポッケ「まぁ俺なら遠慮無く貰うぜ?」

 

タキオン「ふっ、私に負けた君が随分と言うじゃないかぁ〜?」

 

ポッケ「俺はアクロバットしてたからな、それがなければ俺が1位だったんだよ。」

 

八幡「喧嘩すんなよお前等、此処はカフェテリアで今は昼食の時間なんだから。」

 

 

 




もしお友達が居たら、間違い無く1位を獲ってそうですね。
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