比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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遊び

 

 

ーーーーーー

 

 

合宿所で八幡と別れた4人は早速行動に移した………っとはいっても実際に動いたのはジャングルポケット1人で、アグネスタキオン、エアグルーヴ、マンハッタンカフェはその手伝いに回っていた。そして………

 

 

ーーー浜辺ーーー

 

 

スズカ(ポッケが言っていた場所、此処で合ってるかしら?)

 

 

スズカ「それにしても、良い天気……こんな天気の下で思い切り走ったら、とても気持ち良さそう……」

 

ポッケ「よぉ、ス~ズカッ♪悪りぃな、待たせちまって。」

 

スズカ「ポッケ………と、その後ろに居る皆は?」

 

「おうおう!ポッケさん、このウマ娘っスね、標的は?それで……いいんスよね、遠慮しないで?」

 

スズカ「標的……遠慮……え、何の事?」キョトン

 

ポッケ「そりゃ決まってんだろ?こういう事だよ、オラァ!」

 

 

ポッケは隠し持っていた水鉄砲をスズカに向けて発射した。突然の事で反応出来なかったスズカは発射された水をまともに受けてしまい、頭から肩はびしょ濡れだった。

 

 

スズカ「っ!?」

 

ポッケ「アッハハハ!!良いねぇ、クリーンヒット!今日はそっちのトレーニング休みなんだろ?水鉄砲で大乱闘しよ~ぜ!俺、頭数揃えてきたしさっ!」

 

「はい、コレスズカさん用の水鉄砲!」

 

スズカ「あ、ありがとう………じゃなくて!どうして急に!?そもそも私、水鉄砲なんて小さい時に遊んだくらいで……」

 

ポッケ「問答無用っ!」

 

 

ポッケはまたスズカに向けて水鉄砲を発射して水を浴びせた。

 

 

ポッケ「い~からい~からっ♪ボ~ッとしてっとまた頭からかぶるぞ!ってわけで~スタート!」

 

 

かくして、水鉄砲の大乱闘が行われた。それを陰から見守るウマ娘が3人………

 

 

エアグルーヴ「おい、いくら何でもあれは強引過ぎないか?」

 

タキオン「いいや、おそらくあれはわざと煽っているね。それに、スズカ君もそこまでヤワじゃないさ、ご覧よ。」

 

エアグルーヴ「?」

 

スズカ「ちょ、ちょっと待って!私、何が起きているのか……どういう事?」

 

ポッケ「ハハッ!ん~じゃ、俺に追いついて1発でも当てられたら理由説明してやるよ。要するに……スピード勝負しよ~ぜ?」

 

スズカ「スピード………」

 

ポッケ「まっ、日和ってんなら無理にとは言わね~けど。」

 

スズカ「……スピード勝負、なのね。それならっ!!」

 

ポッケ「おっ、良いねぇ!よぉしお前等、開戦だっ!」

 

 

浜辺で数人のウマ娘達が水鉄砲で撃ち合いを始め、時間が経つにつれてジャージがずぶ濡れになっていた。

 

 

スズカ「はぁ……はぁ……はぁ……くっ、もう少しで……届くっ!えいっ!」

 

ポッケ「わぷっ!?……この、やるじゃねぇかスズカ!アッハハハ!!」

 

スズカ「ふふ。ほら、理由を教えて?」

 

ポッケ「別にぃ?お前とマジで遊びてぇなぁ~って思っただけだよ。そんなんやんねぇだろ、普段はさ。」

 

スズカ「え?」

 

ポッケ「さぁ~て、1発喰らった事だし……おぉ~い、そろそろお前等も混ざれよ!タキオン、カフェ、エアグルーヴ!」

 

 

するといつの間にか3人が浜辺に来ていた。水鉄砲を持ちながら。

 

 

エアグルーヴ「ふっ、随分と楽しそうな様子じゃないか。」

 

スズカ「え、えぇ?3人共いつから居たのっ!?」

 

ポッケ「んな細かい事気にすんなよっ!それより、メンツも揃ったしチーム戦と行こうぜ!こっち側とあっち側で分かれてさっ!負けたらデザート奢りで!」

 

タキオン「ほう?っという事は我々はスズカ君、そしてポッケ君の敵というわけかい。うぅ~ん……これは日々の鬱憤を晴らすチャンスだねぇ!」

 

スズカ「本当にやるの?タキオンはともかく、エアグルーヴとカフェも?」

 

エアグルーヴ「あぁ、せっかくの夏合宿だしな。」

 

カフェ「………」コクッ

 

 

スズカ(そうして、走り回って撃ち合って、全員ずぶ濡れになって……空が茜色に染まっていた事に誰も気付かないくらいで……)

 

 

ポッケ「アッハハハハハハ!!全員海にでも落ちたのか?デザートは俺等がいただきだなぁ!」

 

カフェ「……や、やりましたねポッケさん。もう、口がしょっぱい……ふふっ!」

 

エアグルーヴ「このままやられっぱなしでいられるか!そこだ!バケツでぶっかけろ、タキオン!」

 

タキオン「お望みのままにっ!そら、海水だポッケ君、アッハハハ!!」

 

ポッケ「は、はぁ!?うわぁ~!!」

 

 

スズカ(皆が、こんなにはしゃぐなんて……でも、だったら私ももう少しだけ……)

 

 

ポッケ「プハァ~!!おい、バケツなんて汚ぇぞ!うわっ、しょっぺぇ~!こうなったら……タックルだ!スズカ、あの腹黒参謀を海に沈めてやろうぜっ!」

 

エアグルーヴ「なっ、腹黒参謀っ!?」

 

スズカ「……えぇ、海に沈めるのね?」ジワジワ…

 

エアグルーヴ「スズカッ!?」

 

スズカ「……え、えぇ~~~いっ!!」

 

 

皆が水鉄砲で撃ち合いをしてから何時間か経過した頃、すっかり日も暮れた時間になった。水鉄砲で撃ち合いをしていたメンバーは海の家がある浜辺まで移動して、休憩を取る事にした。因みに勝敗の行方とデザートの奢りについては当人達のみの秘密である。

 

 

 




楽しい時間っていうのは、本当にあっという間ですよね。
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