比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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トレーニング後の休み

 

 

八幡side

 

 

八幡「ほんじゃ浜辺に着いた事だし、今日のトレーニングは解散。明日は沖野トレーナーのメニューでやるからな。集合場所も時間も今日と同じ場所だから遅れないようにな。じゃ、解散。」

 

スぺ「本当にこれで終わっちゃいましたね……」

 

テイオー「だね~……なぁんか物足りない。けどチョット楽しかったね!」

 

 

まぁ確かに物足りないと思うのは当然だろう……だが、今日のトレーニングでチーム・スピカには少しは自覚してほしいものだ。自分達の身体がいかに疲労しているのかを。沖野さんも秋に向けて追い込みたいんだろうが、最初からこのペースだとちょっと先が怖いというか……

 

 

エアグルーヴ「八幡、少しいいか?」

 

八幡「ん?あぁ、構わないぞ。どっか話しやすい場所に行こうか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、頼む。」

 

 

ーーー森林ーーー

 

 

エアグルーヴ「此処は……」

 

八幡「フジに教えてもらった場所でな、風に揺られながら寝ていたもんだから、おかげで朝まで此処で熟睡だった。そのせいで次の日の朝食は大変だったけどな。」

 

エアグルーヴ「………フジめ、羨ましい事を。」ボソッ…

 

八幡「え?」

 

エアグルーヴ「いいや、何でもない。それで、本題なのだが……今日のトレーニングはやはりスズカの為に考案したものか?」

 

八幡「大体的にはそれだが、チーム・スピカの疲労を取る為だな。ウチのチームは割とバランス良くトレーニングをしてると思うんだが、これまでのチーム・スピカのトレーニング内容を見せてもらったんだが、明らかに最初から飛ばし過ぎてる印象があったからな。それも相まって全体の動きが固かった。」

 

エアグルーヴ「……では、メニュー作成の時点でそうするつもりだったのか。」

 

八幡「まぁ。おかげで今日はゆっくり出来る事だろう。まぁ明日のトレーニングがどうなるかは分からないが、今日だけでもリフレッシュは必要だと思ってな。幾らこの夏合宿が追い込める時期とはいえ、後半で潰れたら元も子も無いからな。」

 

エアグルーヴ「ふむ……我々もそのリフレッシュに入っているのか?」

 

八幡「ウチにはあまり必要無かったかもしれないが、環境次第で色々変わるって事を知られただけでも勉強になったと思うぞ。」

 

エアグルーヴ「あぁ、確かにそれは勉強になった。」

 

八幡「………ところでさ、思った事1つ聞いていいか?」

 

エアグルーヴ「何だ?」

 

八幡「ハンモックがあるのに何で座らずに立ったまま話してんの?」

 

エアグルーヴ「それはお前もだろう。」

 

八幡「いや、まぁそうなんだが……トレーニング後なんだから楽したいと思って譲ったつもりなんだが。」

 

エアグルーヴ「ふむ……では、共に座ろうではないか。」

 

八幡「え、一緒に?」

 

エアグルーヴ「何だ?フジとは一夜を過ごしたというのに、私と座るのは嫌だと言うのか?」

 

 

やや誤解が生まれる言われ方をされているが、事実だからなぁ……それに嫌だなんて言えない空気だ。

 

 

八幡「じゃあ、座るか?」

 

エアグルーヴ「うむ。」

 

 

そして俺とエアグルーヴは変な空気になりながらもハンモックに腰かけた。だが2人乗っても平気な丈夫なハンモックだが、1人分の幅しか無いからどうしても肩が触れる。

 

 

エアグルーヴ「………狭いな。」

 

八幡「そんなの見れば分かった事だろ……っていうか話ってもう終わりなのか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、聞きたかったのはスズカの事だったからな。」

 

八幡「じゃあ俺はもd「待て、急ぐ理由は無いのだからお前も少しは休息を取れ。」……充分取っているつもりなんだが?それを言うならお前だって班のリーダーやってんだろ、お前こそちゃんと休めてるのかよ?」

 

エアグルーヴ「だ、だからこの場で少しでも休息を取ろうと提案したのだ!」

 

八幡「……分かったよ。」

 

 

こうなったら梃子でも動きそうに無いからな……それに、形だけでもゆっくりしないと納得してもらえなさそうだしな。

 

 

エアグルーヴ「……フジと一緒に居た時はどんな感じだった?」

 

八幡「どんな……物は試しって感じで横になったな。夜空を見てたらいつの間にか朝にって感じだった。」

 

エアグルーヴ「………横になるぞ。」

 

八幡「………は?」

 

エアグルーヴ「いいから、横になるぞ。」

 

八幡「お前、そんな強引にいくような性格だったか?」

 

エアグルーヴ「お前はこのくらい強引にしなければ、言う事を聞かんからな。」

 

八幡「はいはい、横になればいいんだろ?」

 

 

とりあえず俺はエアグルーヴの言う通りにして、ハンモックの上で横になった。そしてそれに倣うように横になってきた。

 

 

エアグルーヴ「………ち、近いな///」

 

八幡「当たり前だろ、ってかさっきも全く同じやり取りしたな。」

 

エアグルーヴ「い、一応言っておくが……そこまで長い時間このままにはならんからな///」

 

八幡「分かってるよそのくらい。」

 

 

ーーー5分後ーーー

 

 

エアグルーヴ「すぅ……すぅ……」

 

 

……期待通り、ウチのリーダー寝やがった。俺としては合宿所に戻りたいところなんだが、流石に放置して俺だけ戻るわけにはいかない。起きるまではこのまま待つとするか。長い時間こんままはちょっと勘弁してほしいが。

 

 

 




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