比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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のんびりしたい

 

 

八幡side

 

 

ふぅ、やっと解放された………それにしてもシービーの奴、本当について来やがったよ。最終的にルドルフ達が引き取ってくれたから何とかなったが、アイツ等が居なかったら今もずっと一緒だったな。

 

 

フジ「やぁ八幡さん、楽しんでいるかい?」

 

八幡「フジ……まぁ人並みには、な。」

 

フジ「そう?それにしては表情がいつもと変わってないように見えるのは、私の気のせいかな?」

 

八幡「はしゃぐのは俺の性に合ってないからな、のんびりする方が俺にはちょうど良い。」

 

フジ「八幡さんらしい返答だね。ところで、そろそろこの水着の感想をもらいたいんだけどなぁ~?」

 

 

フジの水着は……簡単に言えば、男の俺には目のやり場に困るとだけ言っておこう。まぁ男からすればこの場は全体的に目のやり場に困るもんだと思うけどな。

 

 

八幡「まぁ……似合ってると思うぞ。」

 

フジ「どうせならこっちを見ながら言ってほしいんだけどなぁ~。」ニコッ

 

八幡「セクシャルハラスメントに抵触する恐れがあるから黙秘権を行使する。」

 

フジ「八幡さんはそんな事言わないでしょ?気にしないから聞かせてよ。」

 

八幡「………」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

フジ「も、もういいから……充分だよ///」

 

八幡「そうか……これに懲りたらあんまり大人を揶揄うな。」

 

フジ「……2人きりの時なら構わないんだけど、今はポニーちゃん達が多いからさ///」

 

八幡「こんな騒がしい空間で2人になれる場所があるかよ。まっ、お前も今という時間を楽しんだらどうだ?俺もどっか横になれるところを探してのんびりする。」

 

フジ「………八幡さんは誰かと過ごそうとは思わないのかい?」

 

八幡「誰かと過ごすというより、今はゆっくりしたい。」

 

フジ「ふぅ~ん……」

 

八幡「んじゃ、俺はもう「じゃあ行こうかっ!」は?おい……」

 

フジ「ゆっくりしたいんでしょ?ならこっちが良いよ。」

 

八幡「?」

 

 

何だ、何処に行くつもりだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ「やぁエアグルーヴ、楽しんでいるかい?」

 

エアグルーヴ「む、フジか……あぁ、楽しませてもらって……っ、八幡っ!」

 

八幡「お、おう……ってかフジ、何で此処に?」

 

フジ「うん?だってゆっくりしたいんでしょう?此処ならビーチチェアもあるし、テーブルもある。近くにBBQもあるしドリンクバーもあるからちょうど良い場所じゃないか。それに、話相手にも困らないだろう?」

 

八幡「?それってエアグルーヴの事か?」

 

フジ「八幡さんは鈍感だなぁ~。確かにエアグルーヴも居るけど、私も居るじゃないか。さっ、横になりながらこの時間を楽しもうよっ♪」

 

 

そう言ってフジは何処かに行ってしまった。多分だが飲み物とか取りに行ったんだと思う……

 

 

八幡「……お前も楽しんでるみたいだな。」

 

エアグルーヴ「……まぁ、そうしなければ損するだけだからな。この時間くらいは普段から解放して己を開放しようと思っているだけに過ぎん。」

 

八幡「そうか。」

 

エアグルーヴ「……立っているのも疲れるだろう、座ったらどうだ。席は空いているのだからな。」

 

八幡「いいのか?」

 

エアグルーヴ「断る理由など無い。」

 

八幡「……じゃあお言葉に甘えて「そっちではない。」……え?」

 

エアグルーヴ「こっちに座れ。」

 

 

こっちって……え、お前の隣?何で?

 

 

エアグルーヴ(向かい側に座られたら、間違い無くフジもそっちに座るだろうからな。アイツが戻らない内にこっちに引き込まなければ!)

 

 

八幡「………(何か企んでる?まぁでもコイツが悪巧みするとも思えないし、いいか。)分かった。」

 

フジ「お待たせ~……おや?」

 

八幡「よぉ、早かったな。」

 

フジ「………」ジィ∼…

 

エアグルーヴ「……ど、どうしたフジ?」

 

フジ「……いいや、別に何でも。はい八幡さん、飲み物。」

 

八幡「おう、食べ物までありがとな。」

 

フジ「ううん、私がここまで連れてきたんだからこのくらいはするさ。八幡さんはゆっくりするって言っていたけど、海に入ったりはしないのかい?」

 

八幡「予定には無いな。このままこうやって過ごすかもな。」

 

エアグルーヴ「まぁパーティーは始まったばかりだ、急ぐ事もあるまい。動きたくなった時に運動しても構わないだろう。」

 

フジ「その時は私も付き合うから言ってよ。」

 

 

フジもシービーと同じ事を言うのか……

 

 

フジ「それにしても八幡さん、パーカーなんて着込んで暑くないのかい?ほら、チーム・スピカやチーム・カノープスのトレーナーは完全に水着だよ?」

 

八幡「そりゃあの2人、海に入るって言ってたしな。しかも黒沼トレーナーに至っては素潜りするとか言ってたし。」

 

エアグルーヴ「お前は行かないのか?」

 

八幡「行く気にはならなかったな。だって行ったら間違い無くあっちもこっちも行く事になりそうだし……」

 

フジ「まるで経験したかのような言い方に聞こえるけど?」

 

八幡「トレーナー間での飲み会に行った時にちょっとな……男と女で取り合いになった事があってな。」

 

エアグルーヴ「そんな事があったのか……」

 

八幡「だから誰かに付き合ったら次、そのまた次と延々と付き合わされそうな気がしてよ。そしたら逆に気が休まらない気がしてよ。」

 

フジ「そうなんだ……ん?その飲み会ではどっちに行ったんだい?」

 

八幡「男の方。じゃないと反感買われそうだったし。」

 

エアグルーヴ「うむ、それは賢明な判断だ。」

 

フジ「うん、それが正しいよ。」

 

 

………何だ急に?

 

 

 




フジさん、八幡から一体何を言われたんでしょうね?
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