比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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見学当日

 

 

八幡side

 

 

さて、今日はトレーナー希望者の見学日だ。俺はトレーニングを見せる事になってるみたいだが、今まで通りにしていれば良いとの事。始める時間も終わる時間もいつも通りにするが、どのくらいのタイミングで来るんだ?それによってはトレーニングを長引かせる事だってあり得るぞ?その辺の連携とかってしなくていいのか?

 

いやまぁそこはもういい、諦めた。今は目の前だ。

 

 

八幡「何でシービー居るの?」

 

シービー「いやぁ~……聞いてくれる?」

 

八幡「まぁ聞くだけ聞いてやろう。」

 

シービー「2人に誘われたんだよね~。少しでもレベルの高いトレーニングを見させる為にって。」

 

八幡「……成る程?それならそうと相談くらいはくれよ。フジも知ってたんだろ?」

 

フジ「私は言おうとしてたんだけどね、シービー先輩がサプライズだって言うから言うに言えなくてね……」

 

八幡「お前の事だ、そんな事言って少しウキウキしてたんじゃねぇのか?」

 

エアグルーヴ「見透かされてるな。」

 

フジ「みたいだね〜。」

 

八幡「まぁいい、取り敢えずミーティングな。今日は前々から言ってたトレーナー希望の連中が見学しにくる日だ。どのくらいのタイミングでトレーニングを見に来るかは知らされてないから、俺達はいつも通りにトレーニングを行う。今回はコースを借りて3人併走をしていく。トレーニングの内容はまたその時に伝える。んじゃ、準備するぞ。」

 

フジ「ちょっと待ってくれないかな?」

 

八幡「ん、どうした?」

 

エアグルーヴ「今日は見学者が来るのだ、貴様にもそれなりの格好をしてもらう。」

 

八幡「……服装は昨日お前に言われた通りにして来たつもりだが?」

 

エアグルーヴ「服装に関しては問題無い。後は……その猫背と目だ。」

 

 

うわぁ、俺の精神抉ってくるじゃん………しかも目ってどうやって治すの?今更無理じゃね?猫背も今日の今日で言われてもなぁ………

 

 

シービー「心配しなくても大丈夫!もうアイテムは揃えてあるから!」

 

八幡「いや知らねぇよ。」

 

フジ「じゃあトレーナーさん、上着を脱いで。Yシャツの下には何か着てる?」

 

八幡「インナーは一応。」

 

フジ「じゃあインナーだけになって。」

 

八幡「……持ってるのでもう分かった、それ猫背の矯正器具だろ?」

 

エアグルーヴ「ふっ、流石に分かるか。」

 

八幡「いや分かるよ、マジかよ今日地獄じゃん……」

 

 

ーーーベルト着用後ーーー

 

 

八幡「あぁー引っ張られるー………」

 

エアグルーヴ「ふむ、だいぶマシになったな。」

 

フジ「トレーナーさんいつも伸ばせば良いのに。」

 

八幡「今更もう無理だ。」

 

シービー「あたしは猫背の八幡も好きだけどね~。」

 

エアグルーヴ「次はコレだ。」

 

八幡「………眼鏡?」

 

 

あっ、でもコレ度が入ってない。伊達眼鏡か………

 

 

八幡「……これで目が改善されると?」

 

フジ「物は試しだよ、トレーナーさんっ♪」

 

シービー「騙されていると思ってつけてよ!」

 

八幡「何騙してんだよ、騙されたと思ってだろ?既に押し売りされた後じゃねぇかそれ。ったく……こんなの付けても変わらんだろうに。」

 

エ・シ・フ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たづな「さて、お次はトレーニングコースになります。今は使用している最中ですが、特別に見学の許可を頂いております。トリプルティアラを達成したエアグルーヴさんがトレーニングをしていますよ。」

 

「えっ、ホントですかっ!?」

 

たづな「はい、担当のトレーナーさんにも許可を得ました。」

 

「でもそのトレーナーって………」

 

「うん、あの噂の、でしょ?」

 

「大丈夫なのか?」

 

「うん、なんか不安………」

 

たづな「到着しました。こちらが当学園のトレーニングコースです。他にもまだまだたくさんありますが、今回は1番広いトレーニングコースを見学します。」

 

エアグルーヴ「はっ…はっ…はっ…っ!」

 

フジ「ふっ…ふっ…ふっ…っ!」

 

シービー「すぅ……ふぅ……」

 

八幡「シービー、そこで追い上げろ!」

 

シービー「りょう……かい!」

 

 

……ん?どうやら来たみたいだな。

 

 

「すげぇ……」

 

「あれが………」

 

たづな「はい。あちらに居ますのが奥からエアグルーヴさん、真ん中にフジキセキさん、そして1番手前にミスターシービーさんとこのトレセン学園のウマ娘の中でも注目を浴びているウマ娘です。では、トレーナーさんに今日のメニューについて聞いてみましょうか!」

 

『え………』

 

たづな「トレーナーさん、今よろしいですか?」

 

八幡「はい、何でしょう?」

 

たづな「あ、あら……///」

 

「え、イケメン……」

 

「待って普通にカッコ良い……///」

 

「噂って絶対デマじゃん。」

 

「マジかよ、反則だろ………」

 

 

………なんか見学者だけでなく駿川さんも固まってるんだが?3人も同じく固まってるがどうしたんだ?今の俺ってそんなに変か?なんかヒソヒソされてるし。

 

 

たづな「っ!!んんっ、こちらのトレーナーが今回、エアグルーヴさんをティアラ3冠にまで育て上げた比企谷八幡トレーナーです!八幡トレーナーさん。今はどのようなトレーニングを行っているのでしょうか?」

 

八幡「(え、何で名前呼び?)今は併走トレーニングをしてます。1番外で走っているウマ娘が内2人を追い抜くトレーニングをしています。コーナリング、加速、脚の使い方なんかに重点を置いたトレーニングを行なっています。これが終わったら、鬼ごっこをやるつもりです。」

 

「え、鬼ごっこってあの鬼ごっこ……ですか?」

 

八幡「そうです。まぁ普通の鬼ごっことは少し違いますから、見てのお楽しみです。」

 

シービー「は〜ちまんっ!併走終わったよ~!次は鬼ごっこだったよね?あたしあれ好きなんだよね~♪」

 

八幡「そりゃ良かったね……ほら、お前も挨拶。」

 

シービー「は~い。こんにちは、あたしはミスターシービーだよ、趣味はお散歩っ!よろしくね。」

 

エアグルーヴ「見学者の皆様、エアグルーヴです。当学園の生徒会副会長をしています。学べる物は多くあると思いますので、有意義な時間になると思いますので、ごゆっくりお過ごしください。」

 

フジ「最後は私だね。私フジキセキ、栗東、美浦と2つのウマ娘専用の寮があるんだけど、その内の栗東寮の寮長をやっています。そして………」

 

 

フジはどこからともなく出した赤と白のバラを人数分差し出した。多分赤が女性で白が男性ってところだな。

 

 

フジ「細やかながら、私からのプレゼントだよ。受け取ってくれるかい?」

 

 

………お前達打ち合わせでもしてたのか?

 

 

 




皆さん固まってますやん………それとたづなさん、ちゃっかり頬を赤らめてます?
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