比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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閑話7
経緯


 

 

八幡side

 

 

八幡「ふぅ………」

 

カフェ「お疲れ様です、八幡さん……」

 

八幡「あぁ、ありがとな。あぁ~……疲れた。」

 

カフェ「大変でしたね、皆さんのお相手は。」

 

八幡「ホントにな。俺達にはちょっと扱いに困る連中だな。」

 

ジャーニー「お疲れの様子ですね、お2人共。オルの家臣達がお世話になったみたいで。」

 

八幡「お世話になったレベルの話じゃねぇから。お前達が担当になってからというものの、アイツ等までトレーニングに加わるからこっちも大変なんだけど?トレーナーの俺の身にもなってくれる?」

 

オルフェ「……それを何とかするのがトレーナーである貴様の務めであろう。」

 

八幡「あのな、お前達3人だけならまだいいんだよ。そこにお前を慕う家臣達が加わったらせっかく組んだメニューが出来なくなんの。それ分かってる?」

 

オルフェ「下らぬ……であれば追い返せばよかろう。」

 

 

したよもう。でもアイツ等、お前の命令じゃないと全く言う事を聞いてくれないんだよ……

 

 

八幡「っていうかジャーニーは?アイツ等に命令出来るんじゃないのか?オルフェの姉だろ?」

 

ジャーニー「私はオルの味方ですから。それに、オルが止めない事を私が止める権利はありませんから。」

 

八幡「頼むから姉としてその辺は何とかしてくれないか?これだとトレーニングにならない……」

 

ジャーニー「そういう事でしたら、オルに直接言ってみては?」

 

八幡「言ってあの調子だからこうして頼んでんだろうが。」

 

 

………そういえば話していなかったな。カフェがトゥインクルシリーズからDTに移籍してから、新しくメンバーになったこの2人の経緯の事を。あの時は確か………

 

 

ーーー回想・トレーナー室ーーー

 

 

八幡「遂に出ちまったかぁ~……」

 

カフェ「おめでとうございます、八幡さん……出世ですね。」

 

八幡「一応は、な。でもチームの結成ってわけじゃないから、スカウトするメンバーは慎重に選ばないとな。」

 

カフェ「候補者は、居るのですか?」

 

八幡「絞ってはいるんだが、いかんせん最近よく俺達に絡んでくる姉妹が居るだろ?アイツ等のせいで他が霞んで見えるんだよ……」

 

カフェ「あぁ……確かにあのお2人の走りはとても素晴らしいですからね。」

 

八幡「お前も近くで走ってるからそう思うだろ?はぁ………どうすっかなぁ~。」

 

 

それから多くのウマ娘達が押し寄せてきて逆スカウトが始まったのだ。そんな時に例の2人が現れて周りを威圧しまくっていたんだよな。そして終いには………

 

 

ジャーニー『勝手に担当を決めてはいけませんからね?』ゴゴゴゴゴ…

 

オルフェ『貴様は余の担当である事を努々忘れるな……』ゴゴゴゴゴ…

 

 

って念を押された………もうさ、地獄みたいな気持ちになるよな。あの2人と一緒に入った奴は。

 

 

そしてカフェのトレーニングが終わってトレーナー室に戻った俺とカフェだったんだが………

 

 

八幡「………」

 

カフェ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャーニー「お疲れ様です、八幡さん。答えは出していただけましたか?」

 

オルフェ「悩む必要など無い。さっさと契約書に名を書け。」

 

八幡「………あのさ、俺ってお前達を担当にするの確定なの?」

 

ジャーニー「?違うのですか?」

 

八幡「じゃあ何でお前はわざわざ答えは出したかなんて聞くんだよ……カフェ、どう思う?」

 

カフェ「……八幡さんには申しわけ無いのですが、もう諦めた方がいいかと。それに、彼女達のお世話を焼き過ぎた私達にも落ち度はありますから。」

 

八幡「はぁ………この2人が担当になったら、残りの1枠誰も入りたがらないだろうな。」

 

 

こうして、他のウマ娘の走りを見る事無く担当が決まった瞬間だった。そしてそれ以降は俺の予想通り、誰もウチのメンバーに入りたがる奴は居なかった。

 

 

ーーー回想終了ーーー

 

 

ってな感じで2人はウチのメンバー入りしたって感じだ。走りは確かに良いのを持っているが、理由はそれじゃないっていう何とも変な加入だ。

 

 

八幡「ホント、どうにかならないもんか……」

 

オルフェ「下々の面倒を見るのもお前の役目であろう。」

 

八幡「担当なら分かるが、俺は基本的に担当以外の手は焼きたくねぇの。お前達とここまで発展したのだって予想外だったんだからな。」

 

ジャーニー「それは喜ぶべきでしょうね。」

 

八幡「俺としてはここまで手のかかる姉妹だとは思わなかったって思ってるくらいだけどな。」

 

 

いやコイツ等というよりかはオルフェの家臣達だな。アイツ等のせいでトレーニングの効率がなぁ……アイツ等も混ざるせいで俺の想定してる効果が生まれないってのも懸念材料だ。

 

 

八幡「メニューを見直すべきかなぁ………」ボソッ

 

オ・ジャ「っ!」ピクッ!

 

 

※この時、2人にはこう聞こえていた。

 

 

八幡『メンバーを見直すべきかなぁ………』っと。

 

 

ジャーニー「……八幡さん。」

 

八幡「?」

 

ジャーニー「もし……度が過ぎるようでしたら、私からも彼女達に進言しますよ。」

 

八幡「……ん?」

 

オルフェ「よい、姉上。あの者達を御していなかった余の責……余が説く。」

 

ジャーニー「そうかい?それじゃあ任せるよ。あぁそれと八幡さん。」

 

八幡「どうした?」

 

ジャーニー「これからはもう少し、配慮に気を配る事に致します。」ペコリッ

 

オルフェ「……あの者達にも言い聞かせておく。」

 

八幡「………」

 

 

………この2人は何で急に低姿勢になったんだこの2人。

 

 

八幡「なぁ、どういう事か分かる?」

 

カフェ「さぁ、私も驚いています………どうしてでしょうか?」

 

 

 




何だか経緯の回なのに、最後に持って行かれたような……
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