比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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呼び方

 

 

八幡side

 

 

………なんというか、俺も助けに入りたいところなんだがそうもいかない状況になりつつある現状にある。俺達チーム・ポラリスはトレーニングが終わったところで撤収しようとしていたところで事件が起こったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピルサド「そんなに照れなくてもいいじゃないか~愛しの我が心の女帝陛下~!」ダダダダダッ!!

 

エアグルーヴ「照れてなどおりませんっ!!この後は所用があるのでお構いなくっ!!」ダダダダダッ!!

 

シービー「いやぁ~ピルサドってば相変わらずだねぇ~。やっぱりエアグルーヴが好きなんだね~。」

 

八幡「好きっていうか、あれはもう執着ってレベルだと思うぞ?」

 

ライス「大丈夫かな、エアグルーヴさん?」

 

八幡「……出来れば回収したいところだが、ピルサドもピルサドで止まる様子も見られないしなぁ~……おいファイン、お前の姉だろ?お前が何とかしろよ。」

 

ファイン「えっと……出来るならそうしたいところなんだけど、お姉様が『この前日本に来た時には会えなかったから、今回の来日では必ずお会いすると決めているのだっ!愛しの女帝陛下に花束を添えてっ!!』って……すっごく気合いを入れてたんだよね………」

 

八幡「……じゃあもう止められないだろ、アレ。」

 

 

アイルランドの国王がまた来日していて、前の時と同じようにピルサドがエアグルーヴを探していたのだが、今回は運悪く見つかってしまって今に至る。トレーニング終わりだというのに鬼ごっこの最中だ。

 

 

エアグルーヴ「八幡っ!!」

 

八幡「ちょっ、おい!俺を盾にするなっ!」

 

エアグルーヴ「こうでもしなければどうにもならんのだっ!」

 

ピルサド「おぉ、八幡!会えて嬉しいよっ!あぁ、今日は豪運だ……女帝陛下に八幡、愛しの2人と会えたのだからね。さぁ八幡、父と母の下に行って紹介しようと思うのだが、この後の予定は空いているかな?」

 

エアグルーヴ「申しわけありませんが、八幡は私と予定がありますのでご遠慮させていただきますっ!」

 

八幡「(勝手に決められた……)まぁそういう事だから、お前の父親と母親にはファインを伝手を使ってご挨拶に伺う事にする。ファイン、それでもいいか?」

 

ファイン「え?あぁうん、いいよ~。きっとトレーナーならお父様達も断らないと思うしっ!」

 

エアグルーヴ「それではまだ後片付けもありますので、これで失礼いたしますっ!行くぞ八幡、やる事はまだまだ多いぞっ!」ダダダダダッ!!

 

八幡「お、おい引っ張んな!フジ、後の事は頼む~………」

 

フジ「あはは……八幡さんも忙しそうだね。それじゃあ皆、片付けが終わったら帰ろうか。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

エアグルーヴ「はぁ……はぁ……」

 

八幡「お、お前……急に走るなよ。」

 

エアグルーヴ「済まない……だがあの方から逃げるのに必死でな。だが……逃げる為とはいえ、校内を走ってしまった!」

 

八幡「今後悔しても遅いだろ……もう過ぎた事なんだから気にすんなよ。それに校内に残ってる生徒も少なかったおかげでぶつからずに済んだんだから良かったじゃねぇか。」

 

エアグルーヴ「……腑に落ちんが、そういう事にしておこう。」

 

八幡「しかし、まさかあそこまで追いかけられるとは思わなかったな。よくもまぁトレーニング終わりだってのにあんなに走れたもんだ。」

 

エアグルーヴ「私とて少しであれば我慢は出来るが、あの方の場合は度が過ぎる……それに誕生日には祝い物や月に1度ファインに届け物が来る際には、私の分まで同封してくるのだぞ?」

 

 

想像以上にヤベぇ奴だった……アイツそこまでしてたのかよ。

 

 

八幡「流石は愛しの我が心の女帝陛下ってところか?」

 

エアグルーヴ「やめろ、そんな風に言われても嬉しくなぞない。」

 

八幡「だろうな。」

 

エアグルーヴ「………呼ぶのであれば、グルーヴと呼べ///」

 

八幡「………」パチクリ…

 

エアグルーヴ「た、他意は無い!それにこれはファインだけが使っている愛称のようなものだ、それを他の者がどうしようと構わんだろう!私はお前を名前で呼んでいるのだ、ならば貴様も愛称で呼ぶ事くらい出来るだろうっ!」

 

八幡「何その急な無茶ぶり……グ、グルーヴ。」

 

グルーヴ「っ!?………ま、待て。これまで通り、そのままで構わない///」

 

 

気恥ずかしくなってんじゃねぇか!!人に呼ばせておいた結果がそれかっ!?

 

 

八幡「いや、ウチのチームであだ名が無いのってお前だけだからちょうど良い機会だ、これからはそう呼ぶ事にしないか?」

 

エアグルーヴ「な、何を言っている!?そんな事、私が許すと思うかっ!!」

 

八幡「じゃあ今みたいに2人だけの時にするか?」

 

エアグルーヴ「………それで頼む///」

 

八幡「じゃあ決定な。俺も少しずつ慣らすようにはしていくつもりだ。」

 

エアグルーヴ「あ、あぁ………」

 

 

その後、ついうっかりと八幡がチーム全員の前であだ名呼びした事でトレーニングどころじゃなくなってしまったのは、未来のお話である。

 

 

フジ「それでそれで?一体いつから呼ばれるようになったんだい?」ニヤニヤ∼

 

シービー「そこのところじっくり聞きたいなぁ~。」ニヤニヤ∼

 

エアグルーヴ「言いませんっ!!

 

 

 




確かにエアグルーヴを愛称で呼んでるのって同室のファインだけ?
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