比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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もし、八幡が学園の生徒だったら? 17

 

 

八幡side

 

 

フジ「お帰りなさい、3人共。今日もお疲れ様。」

 

トプロ「ただいまですフジさん、今日もお疲れ様ですっ!」

 

ジェンティル「ただいま。さっ、部屋に戻ってブエナさんと昨日の続きですわね。」

 

トプロ「あっ、私もポッケちゃんと約束があるんでした!私も行きますね!」

 

八幡「じゃあ俺も課題をしに行かないとな。」

 

フジ「皆、夕食の時間には食堂に来るんだよ?」

 

 

ーーー八幡の部屋ーーー

 

 

八幡「………はぁ~。」

 

フジ「お疲れみたいだね、八幡君?」

 

八幡「あぁ、今日も午後の実習で予想通りもみくちゃにされた……中等部1年の連中もだんだんと遠慮が無くなってきた。」

 

フジ「そうなの?皆向上心が高いみたいで何よりだと思うけどね。」

 

八幡「まぁまだかわいい方だけどな。高等部3年の先輩達なんて全く譲らないし、自分が選ばれて当然みたいになってるから俺からすれば勘弁してほしいまである。」

 

フジ「八幡君は相変わらず人気者だね、地道にファンを増やしているみたいで何よりだよ。」

 

八幡「増やしとらんわ。それとさ、1つ聞いていい?」

 

フジ「うん?どうしたんだい?」

 

八幡「何で入ってきてんの?」

 

フジ「ダメだったかい?」

 

八幡「いや、そういう事じゃねぇけど……だって自然体のまま部屋に入ってきたから。」

 

フジ「八幡君の課題をしているところを見る為、じゃあ不足かな?」

 

八幡「それ、面白いのか?」

 

フジ「うん♪八幡君の凛々しい横顔を眺められるからね。」

 

 

……嘘でもそんな事は言わないでほしい。

 

 

八幡「まぁいいや、勝手に部屋の物いじくったりするなよ?」

 

フジ「そんな事しないよ。」

 

 

そして俺は今日学園で出された課題とレポートに着手した。ホントにトレーナー科のこういうところってマメだと思うし、手加減もしないって思う。だって1日に必ず課題は1つ出るのに午後の実習のレポートもまとめなきゃならないから、夏休みや冬休みみたいに『明日なんとかしよう。』なんて考えにはまずならない。今日終わらせようっていうのが自然と身に付いちまったんだろうな。

 

 

ガチャッ

 

 

「比企谷~課題一緒に………」

 

フジ「おや、お客さんかな?」

 

八幡「………」カキカキ

 

「あぁ~いいや、お邪魔しました~………」

 

 

………よし、キタサンの分はこれで良いとして、次は『何だよアイツだけこんちくしょう~っ!!!!!』っ!?

 

 

八幡「……今、廊下からデカい声が聞こえた気がするんだが……」

 

フジ「さぁ、何だろうね?」ニコニコ

 

八幡「?まぁいっか。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「ふぅ……終わった。」

 

フジ「お疲れ様、八幡君。凄い集中力だったね。」

 

八幡「俺の長所でもあり短所でもある。今は……もうすぐ6時か。洗濯物は後にするか。」

 

フジ「それなら私が持って行くよ?先に使われちゃったら予定も狂っちゃうしね。」

 

八幡「いや、自分のくらい自分で持ってくから。」

 

フジ「いいからいいから。ついでだからねっ♪」

 

 

フジ(さて、ちょっとくらいなら八幡君を堪能して………)

 

 

フジ「………ねぇ八幡君?」

 

八幡「?何だ?」

 

フジ「このジャージから八幡君意外の匂いがするんだけど、どういう事かなぁ?」ニコォ∼…

 

八幡「はぁ?」

 

フジ「特に両腕の辺りから左右で別々の匂いがするんだよねぇ~……」ニコォ∼…

 

 

うわっ、ヤベぇ……この前のジェンティルの時と同じ流れになってる。どうすんだよこれ、しかもなんか前の時よりもヤバい事になってね?

 

 

フジ「……八幡君?」ニコォ∼…

 

八幡「……正直に言う、前と同じだ。そr「でも左右で違う匂いがするのって変じゃないかな?」………」

 

フジ「八幡君、正直に言ってくれないと私は傷付いちゃうなぁ~。」ニコォ∼…

 

八幡「(完全に掛かってる……これ、答え方間違ったら確実に〇される。いや、っていうかどんな答えを出したとしても俺詰んでね?)………正直に言ったら、どうするんだ?」

 

フジ「それはその時の私次第かなぁ。」ニコォ∼…

 

八幡「……はぁ~。もういい、正直に話す。さっきの続きだが、ジェンティルのトレーニングにトプロも参加する事になっちまったんだよ。成り行きで。」

 

フジ「………」

 

八幡「嘘は言ってない、何ならトプロとジェンティルに確認してもらって構わない。」

 

フジ「ふぅん……そこまで言うって事は嘘じゃなさそうだね。うん、信じるよ。」テクテク

 

 

カチャッ

 

 

八幡「……おい、何で鍵を閉める?」

 

フジ「八幡君、ちょっとこっちに来てもらえるかな?」

 

八幡「今のお前の傍には出来るだけ近寄りたくないんだけど?」

 

フジ「酷いなぁ……痛い事はしないよ?勿論、君の嫌がる事もしないよ?」

 

八幡「この状況が既に嫌だって言ったら?」

 

フジ「そこは我慢してもらわないといけないかな。」

 

 

………どの道、八方塞がりなのは変わりないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ「そっかぁ……じゃあ今日はこんな風に2人から抱き着かれていたんだね?」ギュウウウ∼

 

八幡「はい、そうです……でも少しくっ付き過ぎ「うん?」……何でもないです。」

 

フジ「そう?じゃあ夕食まではこのままでいようかっ♪」ギュウウウ∼

 

 

俺はフジの要求通りにフジの隣に座ったのだが、その瞬間に俺の片腕はフジの両腕に拘束された……そして何故か肩に頭も乗せられている。

 

 

フジ「八幡君、無自覚な上に節操の無い君にはこのくらい言わないと分からないと思うから言っておくね?君はもう少し行動に気を付けた方が良いよ、特に今日みたいなトレーニングには尚更ね。君は善意で付き合っているつもりなんだろうけど、向こうがどう思っているかなんて分からないんだからね?これからは無暗にトレーニングのお誘いは受けないように、いい?」ギュウウウ∼

 

八幡「えっと、それはジェンティルのも?既に週1でって約束してんだけど……」

 

フジ「彼女とは私が話をしておくよ。それ以外に誰かとトレーニングの約束をしているいけないポニーちゃんは?」

 

八幡「いや、居ないけど……」

 

フジ「うん、それじゃあ今言った事を守ってね?」ギュウウウ∼

 

八幡「………はい。」

 

 

ダメだ、今のフジには逆らっちゃいけない気がする。口調や言葉遣いはいつも通りで穏やかなんだが……なんかすっげぇまとわりつくような、耳に残るような話し方するからいつものフジじゃないって事だけは分かる。

 

 

 




八幡、頼むからフジをヤンデレ化だけにはさせるなよ?
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