八幡side
八幡「………」カキカキ
同期2「比企谷、最近はあの3姉妹と絡んでないよな?」
八幡「ん?あぁ、まぁ走りを見てほしいって言われた延長線だったから、それが終わったら特に交流する意味は無いからな。」
同期2「おいおい、そんな勿体無い事するなよ。折角将来有望なウマ娘から声をかけてもらってたのに、それでいいのか?」
八幡「あの3人と長く付き合ってたおかげで他のウマ娘を見る事が出来なかったから、暫くは他のウマ娘を見ようと思ってる。」
同期2「そこはもう腹括ってあの3姉妹の誰かに決めるべきなんじゃないのか?」
そこなんだよなぁ~……俺もそれは考えた。でも可能性としてあり得るのが、姉妹の誰かを選んだから私もってパターンなんだよな。特にヴィブロスがあり得るんだよな。いいや、ヴィブロスなら自分から担当になってほしいと言われてもおかしくはないけど。
同期2「っていうか比企谷の中で担当にしたいウマ娘って居るのか?」
八幡「………ライスシャワー?」
同期2「お前、それただ単に気に入ってるからだろ。いつの間にかお兄様とか呼ばれてるし。」
八幡「ライスが呼びたいって言ったんだからしょうがないだろ。」
同期2「お前、ちょっと重症だな。」
何だよ、別にいいだろ。お気に入りを少し贔屓するくらい。
コンコンコンッ
ガラガラッ~
ヴィブロス「失礼しま~すっ!あっ、トレっち居た~♪」
シュヴァル「ちょ、ヴィブロス……今はお話中なんだから後にしようよ。」
同期2「おっ、噂をすれば3姉妹の内2人が来たな。」
八幡「何か用か?それと、休日は姉と楽しめたか?」
シュヴァル「やっぱり、トレーナーさんが姉さんに言ってくれたんですね。」
ヴィブロス「トレっちのおかげでちょ~楽しかったよ♪久しぶりにお姉ちゃんとデート出来てすっごく楽しかったよ!!」
八幡「それは良かったな。それで、此処に来たのはその報告か?」
ヴィブロス「ううん、違うよ。あのね、トレっちにお願いがあって来たんだ~。」
シュヴァル「ぼ、僕もトレーナーさんにお願いがあるんです……」
八幡「2人同時にか、まぁ聞ける範囲で聞こう。」
同期2「じゃあ俺はお邪魔みたいだから失礼するわ。じゃ、またな比企谷~。」
ヴィブロス「じゃあ私から~トレっち、私と契約しよ?それで~ドバイまで連れてって♪」
八幡「……え?」
シュヴァル「ぼ、僕もトレーナーさんに担当になってほしくて此処に来ました!トレーナーさん、僕と契約してくださいっ!」
八幡「………What?」
何で?突然の逆スカウト……っていうか他のトレーナーは?
八幡「他のトレーナーからのスカウトはどうしたんだ?たくさんスカウトされていたと思うが?」
シュヴァル「全て断りました。僕、トレーナーさんの担当になるって決めてたので。」
ヴィブロス「私もシュヴァちと一緒でトレっちの担当になりたかったからぜ~んぶ断った!ねぇねぇ、担当にしてよ~!お願いっ!」
シュヴァル「ちょっ、ヴィブロス!」
八幡「まぁまぁ落ち着け。担当を決めるにしても、今の俺には1人しか担当に出来ない。どちらを選ぶにしてもケンカになるから」現実的に選ぶとすれば、今の時点ではシュヴァルになるな。」
ヴィブロス「えぇ~っ!?」
八幡「その後にでも俺の担当になりたいって気持ちが変わらなければ、その時はまた来てくれればいい。」
ヴィブロス「むぅ~………」
ふぅ……とりあえずは「ヤダッ!」……はい?
ヴィブロス「ヤダヤダ~!!トレっちは私のだもぉ~ん!!」
シュヴァル「ヴィブロス、トレーナーさんは僕を選んだんだから諦めて!」
ヴィブロス「ヤダッ!!」
コンコンコンッ
八幡「ん?今少し忙しいんだが……どうぞ。」
ヴィルシーナ「失礼します。2人共、外まで声が聞こえてるわよ。」
ヴ・シ「お姉ちゃん(姉さん)っ!」
ヴィブロス「聞いてよお姉ちゃん!シュヴァちがトレっち取ろうとするの~!」
シュヴァル「し、仕方ないだろ!トレーナーさんは1人しか担当に出来ないんだから。」
ヴィルシーナ「落ち着きなさい2人共。それじゃあトレーナーさん、妹達の為にもサンプルがあった方が良いと思います。なのでここは私を担当にしていただけませんか?」
八幡「………Que?」
おい、今度は長女まで混ざり始めたぞ?どうすんだよコレ……
シュヴァル「姉さん!僕が担当になる流れだったのにどうしてっ!?」
ヴィルシーナ「トレーナーさんのひととなりを知ってるとはいえ不安でしょう?だから私が担当になって2人の担当になっても大丈夫かどうか見定めるのよ。」
ヴィブロス「そんな事しなくてもトレっちなら大丈夫だも~んっ!!」
シュヴァル「そ、そうだよ姉さん!トレーナーさんならきっと大丈夫だから、姉さんは他のトレーナーのところに行ってよ。スカウトされてたでしょ?」
ヴィルシーナ「それなら全て断ったわ、トレーナーさんの担当になる為にね。」
ヴィブロス「……こうなったらトレっちに決めてもらおうよ!」
ヴィルシーナ「そうね、恨みっこなしね。」
シュヴァル「……分かった。」
ヴィブロス「トレっち、私を選んでっ!!」
シュヴァル「トレーナーさん、僕を選んでください……っ!」
ヴィルシーナ「トレーナーさん、賢明な判断を。」
………どうしよう、コレ。
最後の最後でごちゃごちゃになりましたが、3姉妹編はこれにて終了になります!
この次なのですが、閑話を少し挟んでからメインストーリーの執筆を再開したいと思います。