比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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話題のトレーナー

 

 

エアグルーヴside

 

 

ーーー早朝・生徒会室ーーー

 

 

ルドルフ「………」

 

エアグルーヴ「………」

 

ブライアン「………」

 

ルドルフ「良い見出しじゃないか、エアグルーヴ。年度代表ウマ娘に最優秀トレーナー、それが担当同士で重なる事は過去にもあるが、多く実例があるわけでは無い。今回のこれは君達の努力の表れだと思うよ?」

 

エアグルーヴ「……恐縮です、会長。しかしこの記事は余りにも、その………」

 

 

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年度代表ウマ娘はエアグルーヴ!!最優秀トレーナーはその担当トレーナー!!

 

 

年末のレースを終え、URA本部にて表彰式が行われた。年間を通して活躍をしたウマ娘とトレーナーを讃えるべくして行われた催しは今年も催された。中でも注目を浴びせたのは、最優秀クラシックウマ娘にして今年の年度代表ウマ娘に選出されたエアグルーヴだ。そして最優秀トレーナー賞に選出されたのもエアグルーヴの担当者である比企谷八幡である。この2人の成績は今現在でも負け知らず、つまりは無敗の2文字である。勝負に関する強さもさる事ながら、2人の相性もかなり良いと思われる。尚、【女帝】と【天眼】の今後は京都記念である。

 

 

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ルドルフ「相性とこの【天眼】の部分かい?」

 

ブライアン「そんな事でめくじらを立てるなよ……」

 

エアグルーヴ「う、うるさい!!それに何だこの【天眼】というのはっ!?」

 

ルドルフ「恐らく八幡君の異名だろう。天眼……神通力を持つ目の事だね。普通の目では視えないものも視る事が出来る目の事だ。言い得て妙だな、確かにその通りだとも言えるね。」

 

ブライアン「……そうだな、トレーナーならそう言われても不思議ではない。」

 

ルドルフ「しかし、これが八幡君の呼び名になってしまったらどうなるのだろうね?天眼トレーナー………ふふふ、あまり似合わないね。」

 

エアグルーヴ「不釣り合いです、名前負けしています。」

 

 

いや、実際はそんな事は無いのだが………トレーナーの目はそう評しても不思議ではない。

 

 

エアグルーヴsideout

 

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八幡「ハックシッ!!」

 

南坂「おや、風邪ですか?」

 

八幡「いや、突然出ただけです。」

 

沖野「誰か噂してんのかもしれないぜ?今大注目の【天眼】トレーナー?」

 

八幡「よし、ゴルシを呼びに「悪かった悪かった、それだけは勘弁してくれ。」余計な事してくれたもんですよ、今日学園に行くの怖いんですけど。」

 

南坂「何が起こるか予想もつきませんからね。」

 

八幡「はぁ……先生からの連絡は無いけど、何言われるか………はぁ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇねぇ今朝の新聞見た?」

 

「私はニュース見た!トレーナーの事でしょ?」

 

「そうそう!カッコ良いよね〜【天眼】だって!!」

 

「そう呼ばれても不思議じゃないもんね〜。しかもさ、眼鏡かけてからは雰囲気も良くなったから余計にだよね〜。」

 

「思った事無い?あの目で10秒くらい見つめられたいって。」

 

「あるけど絶対無理!」

 

「「「wwwww」」」

 

フジ「早速私達の八幡トレーナーさんは凄い人気になってしまったみたいですね〜。」

 

ハヤヒデ「少し前に私達が取り合いをしていたトレーナーが、最年少で最優秀トレーナーになっただけでなく、異名まで付けられたのだからね。話題にもなるだろう。」

 

フジ「……まぁ、そのせいで今後の勧誘とかに響かなければいいんですけどね。八幡トレーナーさんはそこも懸念してると思いますよ。」

 

ハヤヒデ「その時は改めて私も立候補しよう。私の理論とトレーナー君の理論を合わせれば、更に効率的なトレーニングが可能になるだろうからね。」

 

フジ「もしハヤヒデさんがメンバーに加わったら、私達のトレーニングも良くなるでしょうね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルダン「ふふふっ、流石は兄様です。【天眼】………とても良い響きです。」

 

ライス「あ、あの…アルダンさん。どうしたんですか?」

 

アルダン「まぁライスさん、ごきげんよう。今日の朝刊を拝見しているのです。昨日の表彰式の事が記載されているんですよ。兄様の事も。」

 

ライス「お兄様の?………てんがん?」

 

アルダン「簡単に説明しますと、何でも見通す事の出来る目の事を天眼というみたいです。千里眼とも言うみたいですね。」

 

ライス「へぇ〜……お兄様が最優秀トレーナーさんなんだ!凄い!やっぱりお兄様は凄いよ!」

 

アルダン「はい、流石は兄様です。それにドーベルも最優秀ジュニア賞を受賞されたので、同じメジロ家として鼻が高いです。」

 

ライス「まだチャンスはあるかなぁ……お兄様の担当ウマ娘、なりたい人って大勢居るんだろうなぁ。」

 

アルダン「まぁ、やっぱりライスさんも兄様の担当希望なのですか?」

 

ライス「は、はい。出会って走りを見てもらった時からなって欲しいなぁ~って思ってました。」

 

アルダン「ふふふっ、そうなのですね。私も出会いは些細な事でしたが、兄様の技術や献身には常々感謝しております。なのでライスさんの言う担当希望という概念は私の中にもあるのかもしれませんね。なので、勝負ですね?」

 

ライス「ふ、ふえぇ〜!!?」

 

 

 




八幡が一気に有名人に………こりゃ大変だ。
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