比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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甘い試作

 

 

八幡side

 

 

ホープフルSを勝利した翌日。昨日はチヨノオー主催の祝勝会が開催されてワイワイ盛り上がった。それもそうだ、アルダン自身も初挑戦で初制覇だから喜びも一入だろう。そして今は冬期休暇、所謂冬休み期間に入っていて、学園はお休みに入っている。そんで俺は今、学園の厨房を借りて調理しているところだ。勿論、アルダンに渡す用に試作する為だ。自分で味を確かめるっていうのも1つの手なのだが、幸いにも人手は足りている。だって昨日の暮れに約束したし。

 

 

八幡「……とりあえず今はこんなもんだな。それにしても、結構作ったな。」

 

 

後は盛り付けて待つだけだな。おっと、とりあえずポットにお湯も淹れておくか。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ドーベル「……ねぇマック、カフェテリアだったわよね?」

 

マック「えぇ、そのように聞いておりますわ。」

 

八幡「よう、来たみたいだな。その辺に座って待っててくれ。今そっちに持ってくから。」

 

マック「よろしくお願いしますわっ!」

 

ドーベル「……分かりやすいくらいテンションが上がってるわね。」

 

 

確かに。

 

 

八幡「お待ちどう、とりあえず1つ目な。」

 

マックイーン「まぁ~っ!」キラキラキラキラ

 

ドーベル「す、凄い……」

 

八幡「順番とか特に決まってないから好きに食ってくれ。あぁそうだ、お湯とかお菓子に合いそうなのは用意してるが、何飲む?」

 

マックイーン「紅茶をお願いしますわっ!」

 

ドーベル「じゃ、じゃあ同じのを。」

 

八幡「あいよ。」

 

 

俺はすぐにお茶の用意をした。2人は目の前のお菓子に夢中になっていた。

 

因みに俺が用意したお菓子はクッキー、サブレ、マドレーヌ、フィナンシェ、パウンドケーキの5種類だ。

 

 

八幡「はい、紅茶な。」

 

マックイーン「ありがとうございます。」

 

ドーベル「……ありがと。」

 

八幡「……そろそろ警戒心を解いてもらいたいんだがな。」

 

マックイーン「あぁ、ドーベルのコレは男性嫌いが原因ですので、悪気は無いのです。」

 

ドーベル「ちょっ、マック……ッ!」

 

八幡「何だそういう事か、なら仕方ないか……悪かった、少し距離感には気を付ける。」

 

ドーベル「………」

 

マックイーン「流石はアルダンさんのトレーナーになるだけの事はありますわね、細かな配慮もしていただけるのは嬉しいですわね。」

 

ドーベル「え、えぇ……」

 

 

さて、俺も紅茶飲みながら食うか。

 

 

マックイーン「……っ!!お、美味しい……」

 

ドーベル「う、うん……本当に美味しい………」

 

マックイーン「トレーナーさんのお菓子は1度だけ食べた事がありましたけれど、それ以上に美味しいですわ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーマー「あっ、居た居た~!ほら、もう食べてるっ!」

 

ライアン「あっ、本当だ。うわぁ~色んなお菓子があるね~!」

 

ブライト「まぁ~美味しそうなお菓子ですわね~。」

 

 

………なんか他のメジロのウマ娘まで来たぞ?しかもなんかお菓子の事言ってなかったか?

 

 

パーマー「ねぇマックにドーベル、あたし達もご一緒してもいい?」

 

ドーベル「あたしは構わないけど、マックは?」

 

マックイーン「私も構いませんわよ。皆さんで楽しみましょう。」

 

ライアン「それじゃあ私が紅茶を淹れるよ。あっでもお茶菓子足りるかな?」

 

マックイーン「そうですわね……あの、トレーナーさん。お茶菓子のあまりはまだあるでしょうか?」

 

八幡「あるぞ。マックイーンを太らせる為に多めに作ったから。」

 

マックイーン「余計なお世話ですっ!!そのような事をする必要はありませんわっ!!

 

八幡「冗談だ。とりあえずそっちに持ってくから待ってろ。」

 

 

きっと昨日の観客席で聞いていたからだろうな。まぁ別に食べられて困るものでもないから構わないか。アルダンにはコレよりももっと良いのを渡す予定だし。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ドーベル「はぁ~……良いお茶だったわ。」

 

ライアン「だね~。こんなに充実したお茶会は久しぶりだよ。トレーナーさんのおかげですね!」

 

八幡「ん?言っておくがそれ全部試作だからな、お前達の様子を見て1番受けが良さそうなのを選んでアルダンに作るつもりだから。」

 

ブライト「まぁ~それでは、トレーナーさまは私達を利用した、という事でしょうかぁ~?」

 

八幡「身も蓋も無い言い方をすればな。まぁでもそのおかげでお茶会が出来たんだ、イーブンだろ?」

 

パーマー「あはは、まぁでも確かにトレーナーの言う通りかもね。事実、お菓子美味しかったし。」

 

ドーベル「それで、アルダンさんに作るお菓子は決めたの?」

 

八幡「あぁ、それならさっき決めた。」

 

マックイーン「それはどんなお菓子ですのっ!?」

 

八幡「……お前に作る予定は無いが、作るのはワッフルだ。」

 

ライアン「確かに美味しかったですもんね。」

 

八幡「アルダンにはチョコとホワイトチョコ、ナッツを砕いたのを混ぜた3種類を作る予定だ。」

 

マックイーン「そ、それはさっきのワッフルにはありませんでしたわよっ!?」

 

八幡「そりゃそうだ、いきなり本気で作るわけ無いだろ。だって利用したんだから。あっ、お前を太らす事には本気を出したぞ。」

 

マックイーン「そこに本気を出さないでくださいっ!!」

 

 

 

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