比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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姉妹喧嘩?

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」カキカキ

 

 

♪~♪~♪~

 

 

八幡「………」カキカキ

 

葵「……あっ、やっぱり。まだ書いてますね。」

 

同期1「凄いよね、あの集中力……チャイムの音にも気付かないんだもん。」

 

葵「そうですね、私も見習わないとっ!」

 

同期1「いや、そこは見習わなくてもいいと思うよ?」

 

葵「比企谷君、もうお昼の時間ですよ。」ユサユサ

 

八幡「ん……おぉ、もうそんな時間か。悪いな、いつも。」

 

同期1「もう慣れたから気にしてないよ。それでそれで、今日の比企谷君はどんなランチを食べるのかな?」

 

八幡「普通のご飯を食べるだけだ、特別な事は何もしない。」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「………」モグモグ

 

ラモーヌ「………」ジィ∼

 

アルダン「兄様、今日の昼食もとても美味しいです。」

 

八幡「んっ……そうか、なら良かった。んで今日はお代わりどうする?」

 

アルダン「では、いただいてもよろしいでしょうか?」

 

八幡「あぁ、構わない。じゃあ食べ終わったら教えてくれ。それとラモーヌ、お前はどうして俺をガン見してんの?俺の顔に何か付いてるのか?」

 

ラモーヌ「いいえ……貴方の瞳を見ているの。愛の残滓が残っているの………私達が授業を受けている間、レース映像でも見ていたのではなくて?」ジィ∼

 

八幡「何で分かるんだよ……まぁ参考にする為に見てはいたけどよ。」

 

ラモーヌ「言ったでしょう、愛の残滓が残っているって。」ジィ∼

 

八幡「俺の目にそんなものがねぇ……」

 

ラモーヌ「………もっと強い愛を出してはくれないのかしら。」ジィ∼

 

 

知らんわそんな事。第一どうやって出すのかも分かんねぇのに……

 

 

アルダン「兄様、お代わりをいただいてもよろしいでしょうか?」

 

八幡「あぁ、それじゃあ待っていてくれ。」

 

 

はぁ、助かった……アイツの話って理解出来ないところがあるんだよなぁ~。

 

 

八幡sideout

 

アルダンside

 

 

ラモーヌ「……どういうつもり?」

 

アルダン「兄様は私のトレーナーです。いくら姉様とはいえ、過度な接触はお控えください。」

 

ラモーヌ「あら、嫉妬?可愛いのね。」

 

アルダン「姉様からは兄様の目の事を教えていただきました……なので私も兄様の瞳の奥底に秘めている熱いものがある事も理解しているつもりです。ですが、自身の担当に過度な接触をする方に良い思いをすると思われますか?」

 

ラモーヌ「つまらないわね。そんな事で私が引き下がると思って?」

 

アルダン「いいえ、姉様はそのような事で止まる人ではない事は妹の私が1番理解しています。」

 

ラモーヌ「……そう。それじゃあ教えてもらえるかしら、貴女から見るあの人の瞳の奥を。」

 

 

………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルダン「いいえ、それは教えられません。」

 

ラモーヌ「………」

 

アルダン「私が見える景色は私だけのもの……それを誰かに共有したいとは思いません。」

 

ラモーヌ「ふぅん……そう、そうなのね。それ程までに情熱的だったのね……あの人の愛は。」

 

アルダン「姉様のご想像にお任せします。」

 

ラモーヌ「貴女が見えるというその景色……いつか私も見てみたいものね。」

 

八幡「はい、お代わり持ってきたぞ~……って、何してるんだ?」

 

 

っ!ちょうど兄様が帰って来たみたいですね。

 

 

ラモーヌ「ちょうど良いわ。ねぇ貴方、1番好きなレースの話をしてくださる?」

 

八幡「は?何で急に?」

 

アルダン「兄様、姉様の言う事はお気になさらなくて結構です。」

 

ラモーヌ「あら、担当トレーナーが取られるのが嫌なのかしら?」

 

アルダン「いいえ、そういうわけではありません。聞く必要が無いと思っただけです。」

 

ラモーヌ「随分な事を言うのね……」

 

八幡「おい、お前等少し落ち着け。何があったのかは知らんがヒートアップし過ぎだ。アルダン、お代わりだ。早く食べないと次の授業に間に合わなくなるぞ。」

 

 

……兄様の言う通り、少し熱くなり過ぎたみたいです。

 

 

アルダン「……申しわけありません、姉様。少々熱くなり過ぎたみたいです。」

 

ラモーヌ「良くってよ。私の方こそ口が過ぎたわ。」

 

八幡「……ラモーヌ、お前って飯食べたのか?」

 

ラモーヌ「えぇ、既に食べ終えたわ。」

 

 

八幡(いつ食べたんだ?俺とアルダンが一緒に居る時は食べてなかったぞ?けどそうだな、俺の1番好きなレースかぁ……レース結果だけしか知らないんだが、一目見ただけで凄いって分かるんだよなぁ……どっかに映像、残ってたりしないかなぁ~……婆ちゃんが走った菊花賞。)

 

 

兄様、一体何を考えているのでしょうか?あの顔は……何かを欲している時の顔でしょうか、何か欲しいものでもあるのでしょうか?

 

 

八幡「……いいや、あるわけ無いか。もう40年も前だ、残っていたら奇跡だ。」

 

ラモーヌ「何の話かしら?」ジィ∼

 

八幡「気にするな、個人的な話だ。」

 

ラモーヌ「そう……」ジィ∼

 

八幡「……その視線は解いてはくれないのか?しかももう1人増えてるみたいだし。」

 

アルダン「あ……も、申しわけございません。」

 

八幡「いや、まぁ構わないが、出来るだけ控えてくれ。なんかお前達から見られていると、心まで見透かされているみたいで少し怖い。」

 

 

こ、怖いっ!?

 

 

 

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