比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1308 / 1583
行動開始

 

 

八幡side

 

 

八幡「本日はよろしくお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやいや、嬉しい限りですよ~。今話題の比企谷トレーナーにやっと話が聞けるんですからね~。」

 

八幡「ここ最近はトレーナーに関するスキャンダル記事を見かけなくなりましたし、インタビューを受けてみても良いと判断しましたので。」

 

「それだけでもこちらは嬉しいですよ。そのように評価してくれていると確認も出来ましたしね。」

 

 

俺は今、都内の小料理屋で▲▲社のジャーナリストの人にインタビューを受ける事になっている。この会社は確かにここ暫くはトレーナーのスキャンダル記事は出ていないが、それは俺と関わってからの話であって、その前までは普通に活動していた。俺がメジロ家の担当だと知り、記事の事を突いてからはピタッと無くなったが、このインタビューで明らかになる筈だ。

 

 

「では、早速ですがインタビューを始めましょうか。」

 

八幡「えぇ、よろしくお願いします。」

 

「その前に比企谷トレーナー、記事をスムーズに書く為にインタビューを録音させていただきたいのですが、よろしいですか?」

 

八幡「はい、構いませんよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

 

相手はボイスレコーダーをONにしてから机の上に置いた。そして色々なインタビューを聞かれた。デビュー戦の事やトレーニングの事、ダービーでの事や天皇賞と色々だ。そしてこの男が流したであろう事まで聞いて来た。

 

 

「それでですね比企谷トレーナー。今となってはあまり聞かなくなった事ではあると思うのですが、比企谷トレーナーが本当はウマ娘なのではないかという噂も一時期立てられていたと思われますが、その事についてはどう思われていますか?」

 

八幡「個人的に特に思う事はありませんでした。ただ、少し騒ぎ過ぎなのではとは思いましたね。」

 

「ですが目撃者からすれば驚きの声があったのは事実ですからね。トレセン学園にも色々な取材班が来て大変だったとか。」

 

八幡「無許可で訪問してきたものですからね。許可を出していない取材に応じるわけにもいきませんでしたのでお断りしました。」

 

「実際どうなのでしょうか?何か秘密があったりとか?」

 

八幡「秘密……というものはありませんが、自分の祖母はウマ娘なのでそこから来ているものだと予想しています。」

 

「成る程……」

 

 

それからも他愛の無いインタビューが続いて、約1時間のインタビューは終了した。

 

 

「いやぁ~とても有意義な取材が出来ましたよ、今日は本当にありがとうございました。」

 

八幡「いえ、こちらこそありがとうございました。記事が出来たら見せてくださいね。」

 

「勿論そうさせてもらいます。では自分はこれから記事を書かせてもらいますので、これで失礼いたします。」

 

 

………ふぅ、終わった。

 

 

八幡「すみません、長い時間お邪魔してしまって。」

 

女将「このくらいの事なら何でもないよ!それからトレーナーさん、言われた通りにやっといたよ。コレ、渡しておくよ。」

 

八幡「ありがとうございます。俺も録音は出来ましたので、証拠にはなると思います。」

 

女将「トレーナさんから聞いた時は少し驚いたけど、トレーナーさんに協力出来るんなら喜んで協力するよ!いつもご贔屓にしてくれてるからねっ!」

 

 

此処の小料理屋の女将さん、料理が美味い事や人柄が良い事で評判になっている。俺もレースが終わった日とか飲みたい時なんかは、よくこの店を利用しているくらいだ。

 

 

八幡「じゃあ俺もお暇しますね。お時間作ってもらってありがとうございました。」

 

女将「まぁまぁトレーナーさん、そんなに急ぎじゃないんだろ?良かったら食べていきな。どうせ何も食べてないんだろう?お代なら気にしなくていいから、しっかり食べてお仕事頑張りなっ!」

 

八幡「……すみません、じゃあお言葉に甘えます。」

 

 

俺は女将さんのお言葉に甘えて料理を食べてからトレセン学園に戻った。

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「さて、コンタクトは取った。後は向こうが書いてくる記事次第だな。さて、それまではメニュー作るか。ドーベルも一緒にトレーニングしてるから、ドーベル中心のトレーニングも加えないとな。」

 

ラモーヌ「ふぅん……貴方、こんな風にメニューを組んでいるのね。直書きなんて変わっているわね。」

 

八幡「俺の恩師の癖が移ったみたいなもんだからな。だからメニューを作る時は毎回こんな感じだ。」

 

ラモーヌ「………アナログなのね。」

 

八幡「悪かったな古臭くて。」

 

ラモーヌ「ところで、今日は何かお話をしてはくださらないのかしら?」

 

八幡「自分のトレーナーに話してもらえ、見て分からないか?俺は今忙しいの。」

 

ラモーヌ「貴方の方が話し上手だもの。それに、話しているの時の貴方の目を見ながら聞くのが楽しいの。」

 

 

やなこった。俺には何のメリットも無いし。あぁそうだ、メジロ専属の事決めてなかった……もう2ヵ月切ってるし、早めに決めないとな。答えが遅くなったら相手に悪印象だし、今月中には決めないとな。

 

 

八幡「やる事が増えてる気がするな……」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。