比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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忠告とお買い物

 

 

アルダンside

 

 

アルダン「姉様、最近少し……いいえ、過剰に兄様に接し過ぎなのではありませんか?」

 

ラモーヌ「あら、いけないの?」

 

アルダン「そうは申しておりませんが、もう少し節度を持っていただけませんか?最近、兄様からどうにかならないかとよく言われるのです。」

 

ラモーヌ「仕方ないでしょう?比企谷さんと一緒に居ると退屈しないんだもの……それに、比企谷さんのお話は聞いていて飽きない。傍に居ても退屈しない人なのだから、そう思うのは仕方ないとは思わない?」

 

アルダン「ですが姉様も兄様にご迷惑をおかけするのは本意ではない筈……少しだけお控えになられた方が良いと進言します。」

 

 

姉様がまた兄様にお話を聞きに来たり、目を見に来たりしているのですが、兄様から私にどうにかならないかという事でご相談がありました。兄様も

 

 

八幡『メジロ家で集まった時にも言いはしたんだが、止める気は無さそうでな。少しなら構わないんだが週に3回も来られると流石にな……アルからも何とか言ってもらえないか?可能な限りで構わないから。』

 

 

っと言われましたので、こうして姉様とお話しているのですが……どうにも姉様は止める気は無いみたいです。

 

 

ラモーヌ「貴女達が比企谷さんを独占しているのだから、少しくらいは私に融通してくれてもいいでしょう。正直、貴女達が羨ましいのよ?」

 

アルダン「それを言うのであれば私も兄様と過ごす時間が減っていますので、増やしたいと思っているところです。」

 

ラモーヌ「……贅沢ね。」

 

 

兄様がメジロ専属のトレーナーになった事で、あの子達も兄様のトレーニングを受ける事になりました。あの子達が強くなる事はとても嬉しい事ではあるのですが、その反面兄様と2人で過ごす時間が減ってしまっているので、やや複雑な気持ちではあります……

 

 

アルダン「とにかく、少しお控えになってくださるだけで構いませんので、よろしくお願いします。」

 

ラモーヌ「ふふふ……私がそれを聞くと思う?」

 

アルダン「思ってはいません……ですが忠告はしました。」

 

 

そして私は姉様との会話お終えて席を離れました。

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

アルダン「失礼いたします、兄様。」

 

八幡「よう、お疲れさん。どうかしたのか?」

 

アルダン「先日、兄様が仰っていた姉様の事をお伝えしました。」

 

八幡「え、早速?なんか悪いな……けど、あんまり止める気は無さそうだっただろ?」

 

アルダン「はい、あまりご期待はされない方がよろしいかと。」

 

八幡「まぁだろうな……さて、仕事も済んだし行くか。」

 

アルダン「兄様、どちらへ?」

 

八幡「備品と食材買いに。最寄りのショッピングモールまでな。」

 

アルダン「でしたらお供いたします。兄様にはいつもお世話になっているのですから、お手伝いいたします。」

 

八幡「いいのか?それじゃあ頼む。」

 

アルダン「はいっ♪では参りましょうか♪」

 

八幡「……なんか嬉しそうじゃね?」

 

 

久しぶりのお出かけなのです、嬉しくもなりますっ♪

 

 

ーーー校門前ーーー

 

 

八幡「………」

 

アルダン「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラモーヌ「さぁ、行きましょう?」

 

八幡「何で?お前の事は誘ってないんだけど?それに面白いものなんて何も無いぞ?」

 

ラモーヌ「えぇ、構わなくてよ。」

 

 

………どうしてこういう時に限って邪魔が入るのでしょうか。

 

 

ラモーヌ「比企谷さん、何をしに行くのかしら?わざわざアルダンと2人で。」

 

八幡「ただの買い物だ。備品と食材を買いに行くってだけ。アルダンはそれに付き合ってくれるって言ったから一緒に行く事になったって感じだ。」

 

ラモーヌ「ふぅん……独占したいのね。」

 

アルダン「先程お話した通りです。」

 

ラモーヌ「妹がお世話になっているのだから、姉としてもその担当トレーナーにお礼をしなくちゃダメよね。」

 

八幡「いやぁ~アルダンが手伝ってくれるから遠慮「ショッピングモールに行くのでしょう?」……行き先まで分かってんのかよ。はぁ……行くか。」

 

アルダン「姉様、どういうおつもりでしょうか?」

 

ラモーヌ「あら、他意なんて無くてよ?貴女の言葉を借りるのなら、さっき話した通りよ。」

 

 

これだから姉様の行動には気が抜けません……

 

 

八幡「とりあえず車乗れ、分かっているとは思うがケンカなんてするなよ?」

 

 

ーーーショッピングモール・ウマ娘専門店ーーー

 

 

八幡「擦り減った蹄鉄の分とテーピングはこれで大丈夫だな。後は……「シューズもこちらに持ってきました。」おぉ、済まん。それから「シューズブラシも必要でしょう?」何で知ってんの?要るけど。」

 

アルダン「このくらいですよね?」

 

八幡「あぁ、そうだな。よし、じゃあ会計に行ってくる。2人は待ってていいぞ。」

 

 

私と姉様はお店をすぐ出たベンチに座って待つ事にしました。

 

 

ラモーヌ「中々面白いものね。これまで買い物にお付き合いした事は無かったけれど、良いものね。」

 

アルダン「それは相手が兄様だからでは?」

 

ラモーヌ「ふふふ、そうかもしれないわね。」

 

 

姉様にしては分かりやすいですね……しかも否定せず曖昧なお返事をするなんて。

 

 

タリアト「おや、君は確か八幡の担当ウマ娘だったな。」

 

アルダン「?」

 

 

 

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