比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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広まる噂

 

 

八幡side

 

 

ルドルフ「八幡君、メジロアルダンの調子はどうかな?次は宝塚記念、初めてのグランプリレースだ、プレッシャーもあるだろうし、今年から中央に来た強者も参戦を決めているからね。」

 

八幡「特に何も。アルダンにはあまり考えさせないようにしてるし、意識させないようにさせてる。それにアルダンの調子自体も上向きだ。イナリとは良い勝負が出来そうだしな。」

 

ルドルフ「そうか、それは何よりだ。」

 

八幡「けど何でそんな事聞くんだ?お前の事だから特定のウマ娘の応援ってわけでも無いんだろ?」

 

ルドルフ「何、新しい風の応援を多少しても問題あるまい。」

 

八幡「ふぅ~ん……まぁ何でもいいけど。」

 

ルドルフ「ところで八幡君。少々小耳に挟んだのだが、君は最近引っ越しをしたそうだね?」

 

八幡「その情報源、絶対にシービーだろ?簡単に予想着つくわ。」

 

ルドルフ「君にはお見通しみたいだな。」

 

八幡「やっぱりな……それで、何?」

 

ルドルフ「内見に行きたいと思っている。」

 

八幡「契約前の賃貸じゃねぇんだ、そんな事を許可するわけ無いだろ。」

 

ルドルフ「そうなのかい?メジロアルダンの他にも君が担当をしている4人にも招待をしたそうじゃないか。であれば私が行っても何の問題も無いと思うのだが?」

 

八幡「担当なんだから別に変な事は無いだろ……それに向こうからも行きたいって言ってきたんだ。誘いはこっちでもどうするかを決めたのは向こうだから。」

 

ルドルフ「では私も招待してほしい。」

 

八幡「謹んでお断りさせていただきます。目の前の副会長もすげぇ目で訴えてきてるし。」

 

エアグルーヴ「当然だ。先の理由はまだ納得したが、理由も無いのに異性を家に上げるなど言語道断だからな。」

 

八幡「最初から上げるつもりなんて無かったよ……担当の連中もな。バレちまったから仕方なくってヤツだ。」

 

エアグルーヴ「貴様の目付きは悪過ぎる、暗くなってからの行動は控える事だな。」

 

 

うん、否定はしないけど面と向かって目付きが悪いと言われるのは久しぶりだな……

 

 

ルドルフ「それで、行くのはダメかい?」

 

エアグルーヴ「………」ジィ∼…

 

八幡「……無理だな。っていうか何でそんなに来たいんだよ?」

 

ルドルフ「何、場所を変えて作業するのも面白いと思ってね。そこで君の借りている部屋というわけだ。」

 

八幡「絶対入れないわ。」

 

 

ウチに来る理由が仕事の場所を変える為って何だよ……トイレでやっとけ。

 

 

ーーー廊下ーーー

 

 

八幡「はぁ……シービーの奴、言いふらすなよな。」

 

 

しかもアイツ、毎週必ずと言っていいくらい待ち伏せしてるんだよな……アイツ、本当に良い根性してるよな。アイツに俺の新居が知られてからもう1ヵ月近く経つんだが、未だに『八幡の家に行きたいっ!!』って何度も言ってくるんだよな。そして終いには『あたしの家にも来ていいからっ!!』って言い出す始末……信頼してくれているのだろうが、安易に男を自分の家に上げるのはどうなのだろうかと思ってしまう。

 

 

八幡「気にしても仕方ない、カフェテリアに行くか。」

 

ライス「あっ、お兄様~!」

 

ゴルシ「ようハチ、元気してるか~?」

 

八幡「ん?ライス……それにゴルシも。」

 

ライス「お兄様もご飯食べに行くの?」

 

八幡「そんなところだ。そろそろお昼だしな。お前達もか?」

 

ゴルシ「おうよっ!これからライスと一緒に唐辛子入りライスコロッケ作るんだよ!オメェもよかったら付き合えよ。」

 

ライス「ゴ、ゴルシさん!ライスはそんなの作らないよ~!」

 

八幡「んで、結局はどこまでが本当なんだ?」

 

ライス「ライスがお料理するところまでは本当だよ。何を作るのかはまだ決めてないんだけどね。」

 

八幡「ほぉ~……」

 

ライス「あ、あの……お兄様も食べる?」

 

八幡「え?」

 

ライス「い、いつもお兄様にはご馳走になってるから!だ、だから今日はライスがお兄様にご飯を作ろうって思ったんだけど……どう、かな?」

 

八幡「そういう事なら……でもいいのか?ゴルシも居るんだろ?もし余計な事をするようだったら大人しくさせる事は出来るけど。」

 

ゴルシ「おうおう言うじゃねぇかハチよぉ~。このあたしを落ち着かせる事が出来るってのかぁ~?」

 

八幡「じゃあお前知ってるのか?虹色のバラがどうやって作られているのか。」

 

ゴルシ「なん……だと?」

 

八幡「極秘ルートから仕入れたやり方なんだけどなぁ~……知りたいか?」

 

ゴルシ「聞かせろよハチ。」

 

八幡「いいぞ。ついでに木剣の作り方とか水鉄砲の改造方法とかマックイーンのおびき寄せ方法とか色々教えてやれるぞ?」

 

ゴルシ「おいおいおいどれもめっちゃ気になるじゃねぇか!!よっしゃ、ライスの作る飯を肴にしながら色々と聞かせてもらおうじゃねぇか!」

 

 

よし、これでライスの調理に邪魔が入る事は無いだろう。さて、俺はライスの料理を楽しみにしながらゴルシの相手をしますか……何も考えずにコイツの相手をするのも、なんか楽しそうだし。

 

 

ゴルシ「じゃあ行こうぜライス、ハチ~!」

 

ライス「う、うんっ!」

 

八幡「おぉ~。」

 

 

 




最近、迷走気味です……
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