比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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妹とイヌ?

 

 

八幡side

 

 

シービー「八幡はもっとあたしとの時間を増やすべきだと思っています。」

 

八幡「………何だ突然。」

 

シービー「八幡、よく考えてみて?八幡は宝塚記念の後は北海道に遠征に行ってたでしょ?それであたしも夏合宿に参加していたから、漸く会えたのは2ヵ月ぶりの今。それなのに八幡はあたしに全く話しかけに来ないどころか会いにも来てくれないよね?これは流石によろしくないと思うんだよね。」

 

八幡「何かと思って聞いてみたら、そんなのお前の私欲じゃねぇか。今話してんだからそれでよくね?」

 

シービー「いいや良くないっ!!八幡はもっとあたしに構うべきっ!!」

 

八幡「お前に構うくらいなら俺は担当に時間を割くかライスに飯を作りまくる。」

 

シービー「何さ担当にばっかり時間使って~!それにライスにはいっつもご飯作ってるじゃん!!」

 

八幡「いつもではねぇよ……」

 

 

俺は今、トレーナー室で作業をしているのだが、突然押しかけに来たと思ったらコレだ……何なんだコイツは?誰か来てくれねぇかな。

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「ん、お客だ。静かにしてろよ。どうぞ。」

 

ライス「し、失礼します……お兄様、ちょっといいかな?」

 

八幡「どうしたライス、お前が此処に来るなんて珍しいな。」

 

ライス「う、うん。えっとね、この前の函館のお土産のお礼しようと思って……」

 

八幡「そんなの気にするなよ、日頃のお礼なんだから。」

 

ライス「ううん、とっても美味しかったから!だからお兄様、コレどうぞ。」

 

 

ライスが渡してくれたのは手作りであろうケーキだった。見た目的にかぼちゃのケーキっぽいが……

 

 

ライス「これからかぼちゃが美味しくなる時期だから、かぼちゃのケーキを作ったんだ。よかったらどうぞ。」

 

八幡「ほぉ~凝ってるな、ふんわりじゃなくしっとり型なんだな。生クリームと合いそうだ。」

 

ライス「そう言うと思って生クリームもあるよ!」

 

八幡「用意が良いな。じゃあ一休みにして1切れ貰う事にする。ライス、お前もどうだ?」

 

ライス「でも、それはお兄様にあげたものだし……」

 

八幡「受け取った俺がこう言ってるんだから構わない。」

 

ライス「じゃ、じゃあライスも「ちょっと待って!!」ひゃあっ!?」

 

シービー「八幡、函館のお土産って何?あたしそんなの貰ってないっ!!」

 

八幡「無いよ、何でお前に渡さなきゃならないんだよ。」

 

シービー「あたしと八幡の仲でしょ!?何で用意してくれないのさっ!?」

 

八幡「だって、お前にはここ最近で迷惑しかかけられた覚えしか無いから。」

 

シービー「そんな事してないもんっ!!」

 

八幡「毎週のように俺の家に行かせてと言ってきたウマ娘は何処の誰だ?」

 

シービー「………あたし。」

 

八幡「そうだな、お前しか居ない。なので貴女に渡すお土産も案内する家もありません。あっ、ライスは来たかったらいつでも言ってくれ、いつでも受け付けるから。」

 

ライス「う、うん……」

 

 

そういえばライスには俺が寮から賃貸に移った事言ってなかったな……まぁ寮に住んでる事も言った事無いから今更か。

 

 

八幡「ライス、お前って紅茶飲める?」

 

ライス「うん、飲めるよ。」

 

八幡「ん、じゃあケーキ切り分けてくれるか?俺はお茶の準備するから。」

 

ライス「うん、分かった………あの、シービーさんの分はどうしよっか?」

 

シービー「えっ!?くれるのっ!!?」

 

八幡「まぁ、ライスが構わないのなら俺も構わない。ライスに感謝しろよ?」

 

シービー「ありがとうライス……ううん、神様。」

 

ライス「お、大袈裟だよ~「よく分かってるなシービー、その通りだ。」お、お兄様まで~!」

 

 

いや、だってそうだよな?ダーレーアラビアンにバイアリーターク、ゴドルフィンバルブとライスシャワーの4女神だよな?絶対間違ってない筈。

 

 

※うん、間違ってない。

 

 

八幡「……うん、美味い。かぼちゃの風味が良い感じに出てるし生クリームがそれを助けてる。」

 

シービー「ね~美味しい~♪」

 

ライス「えへへ、良かったぁ……」

 

八幡「今度、俺もケーキ作ってみるか……ライスがかぼちゃを作ったから、俺は長都ケーキが良いかもな。」

 

ライス「長都ってことはさつもいも?」

 

八幡「あぁ、栗も良いかもな。秋が旬といったらこんなところか?」

 

ライス「柿とか梨も秋が旬だって聞いた事あるよ。」

 

八幡「ん~ケーキには出来るだろうが、ライスが作ったようなかぼちゃのケーキみたいな風にはならないだろうな。」

 

シービー「物は試しだって八幡、1度作ってみれば?ほら、ショートケーキみたいに作れば案外美味しくなるかもよ?」

 

八幡「それだとありきたり過ぎて面白味が無いと思わないか?」

 

シービー「でもあたしは食べてみたいなぁ~。八幡が作るケーキ。」

 

ライス「ラ、ライスも食べたいなぁ~。」

 

八幡「よし、作るか。審査員にライスとウチのメンバーで毒見役にシービーでどうよ?」

 

シービー「ちょっと!毒見役って何っ!?あたしに何を食べさせるつもりなのさっ!?」

 

八幡「大丈夫だって、食べられない食材は使わないから。」

 

シービー「それって食べられる食材は使うけど美味しくなる保証はどこにも無いよねっ!?せめて美味しいところまでは保証してよっ!!」

 

 

……まぁ、ハロウィンの時にトリックオアトリート的な感じでやってみるのもアリかもな。

 

 

 

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