比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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最後の1ヶ月

 

 

アルダンside

 

 

11月全てのレース過程が終了し、12月に突入しました。ライアンはこの前の京都ジュニアSで見事に勝利を収め、次走はホープフルSに決定しました。ホープフルSはきっと良いレースになるでしょうね。そしてジャパンC……昨年と同じで、またも涙を飲む結果となりました。勝ったのはニュージーランドから参戦したホーリックスさんでした。オグリさんはクビ差の2着でクリークさんは4着、またも日本の勝利はお預けという形になっただけでなく、ホーリックスさんが走破した2.22.2は東京レース場2,400mのレコード記録というだけでなく、芝2,400mの世界レコードという記録にもなりました。昨年の勝者であるペイサバトラーさんは3着となりました。

 

来年こそは日本がジャパンCを勝ちたいところです……会長がジャパンCを制して以来、誰1人として日本のウマ娘は勝てていません。

 

 

アルダン「次の有マ記念、昨年はオグリさんが勝ちましたけど今年はどうなりますかね。」

 

サッカーボーイ「暢気なこった、今年のレースに出ないからって傍観者気取りかよ?」

 

アルダン「そういうわけではありませんよ。そういうサッカーボーイさんも有マ記念には出ないのですか?昨年は3着と良いレースが出来ていたではありませんか。」

 

サッカーボーイ「俺に2,500mは長過ぎたんだよ。直線ではあの2人の鍔迫り合いだっただろ、俺の出る幕は無かったよ。」

 

アルダン「走っていない私でも分かりました、あの2人の鬼気迫る気迫が……今年もそれが見られるといいですね。タマモさんの他にも今年はクリークさんとイナリさん、ヤエノさんも居ますからね。」

 

サッカーボーイ「今年の有マ記念も退屈する事は無さそうだな。」

 

 

年末の有マ記念は12月24日、ちょうどクリスマスの日……兄様とお出かけする日ですが、レースを観戦するかどうかは兄様と相談して決める事にしましょう。

 

 

サッカーボーイ「ところでよアルダン、お前今年のレースは出ないんだろ?だったら来年は何に出るんだ?」

 

アルダン「その辺りは兄様と相談して決めます。ですが今のところは大阪杯からの始動になると思います。」

 

サッカーボーイ「つまり連覇を狙うって事か……けど気を付けろよ?きっとオグリもそのレースを狙うだろうからな。」

 

アルダン「心得ています、今年は怪我で出走する事が叶いませんでしたからね。その分、来年こそは是非出走して欲しいところです。」

 

 

オグリさんとのレースもですが、それよりも私は兄様とのお出かけの方が重要です……どのようなプランで行きましょうか。

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「じゃ、食べるか。」

 

パ・ラ「いただきま~すっ!」

 

ア・ド「いただきます。」

 

ブライト「いただきま~す。」

 

八幡「………」モグモグ

 

アルダン「兄様、少しご相談なのですが……今年の有マ記念は観戦されるご予定ですか?」

 

八幡「ん~迷ってる。トレーナーとしては観に行くべきレースではあるんだろうが、その日は外せない用事があるからな。」

 

アルダン「っ!」

 

八幡「大事な用事が、な?」

 

アルダン「……そうでしたね。」

 

パーマー「何々?トレーナー何か用事でもあるの?」

 

八幡「まぁな、ちょっと外せない用事がな。けど個人的な事だからお前達は気にしなくていい。」

 

 

兄様、覚えていてくださったのですね……良かったです。

 

 

八幡「けど、ライアンとパーマーは見ておく事を勧めておく。近い将来に出走するかもしれないレースだからな、今の内に学習するのも良い事だ。」

 

ライアン「勿論観に行くつもりですよ!だって【永世三強】がまた揃うんですし、見ない手は無いですよ!」

 

ドーベル「あたしも勿論観に行く。今後のレースの参考にもなると思うし。」

 

パーマー「私もヘリオスと観に行く予定だよ。」

 

八幡「そうか、まぁその辺りはお前達に任せる。アルダンは?」

 

アルダン「私は……私も所用がありますが、観に行く事が出来たら行きたいと思います。」

 

ブライト「まぁ、トレーナー様だけでなくアルダン様もご用事が?」

 

八幡「まぁな。俺もアルダンと同じで観に行く事が出来たら観に行くって感じになるな。」

 

ブライト「そうなのですか~……あぁ、それってひょっとすると、クリスマスが関係しておられるのでしょうか~?」

 

八幡「鋭いな、その通りだ。」

 

ライアン「も、もしかしてデートですかっ!?」

 

八幡「そんなわけ無いだろ、誰がこんな目の腐った男を狙うってんだよ?」

 

パーマー「自分で自分の目の事を腐ってるって……」

 

八幡「事実だからな。今更だが俺の目って特徴的だろ?自分でも周りの連中と比べて変だってのは自覚しているからな。」

 

ドーベル「……まぁ確かに特徴的だけどさ、そんな表現する程でも無いと思うけど?」

 

八幡「だからこの学園の連中と関わって思った事もある、此処の学園に通ってる生徒やトレーナー達ってマジで良い人達だなって。」

 

ライアン「トレーナーさんって今までどんな人達と関わってきたんですか……ちょっと心配になってきました。」

 

八幡「言い方は悪かったかもしれないが、周りの連中は別に悪い奴等の集まりってわけじゃないからな?個性的な奴は多かったけど、この学園の生徒達に比べたら普通だから。」

 

 

 

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