比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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閑話9
出張!


 

 

カフェside

 

 

カフェ「出張……ですか?」

 

八幡「あぁ、理事長から辞令が出てな。地方のトレセン学園に出張する事になってな。行くのは1週間後だから、居ない間のトレーニングは自主トレーニングにするから、その辺りは自己判断に任せる。」

 

ジャーニー「八幡さん、私達が心配しているのはトレーニングについてではありません。八幡さんが1週間後に出張に行くとして、期間はどのくらいなのでしょうか?」

 

オルフェ「………」ギロ…

 

八幡「出張期間は1週間なんだが、場合によっては延期の可能性もあるって言ってたな。」

 

カフェ「どうして、ですか?」

 

八幡「中央の情報は地方のトレセンにも出回るからな、カフェがGⅠ勝ってる事や世界で勝ってる事も向こうは知ってる、だから俺が講師をする研修によっては期間を延ばすかもって向こうとウチの理事長がな。まぁそれも出張先のウマ娘とトレーナー達の要望によるって話だけどな。」

 

オルフェ「八幡……1週間で帰還せよ。」

 

八幡「俺もそう聞いてるからそうするつもりではある。お前達の事もあるからそれを理由に帰るつもりではあるが、あまりに熱望されたら俺だって断りづらい。それに俺も初の出張だし、他のトレセン学園を見て学ぶ機会だとも思っている。少しくらいの延期だったら理解してほしい。」

 

ジャーニー「八幡さん、もし1週間で戻ってきませんでしたら迎えに行きますので、そのつもりで。」

 

カフェ「私達でお迎えに、上がります。」

 

 

八幡(全然冗談に聞こえないんだよなぁ……)

 

 

お友達『なっはははは!!良かったじゃねぇか八幡、モテモテだねぇ~!』ニヤニヤ∼

 

八幡「勘弁しろよ、俺はカフェと付き合ってんだぞ?」

 

お友達『なら2人も囲んじまえよっ!』

 

カフェ「ダメに決まってるでしょ……八幡さん、お友達には今後一切お菓子を作らなくて構いませんので。」

 

お友達『うぉいっ!!?あたしは冗談で言ったのに何でそんなに罰が重いんだよっ!?』

 

 

貴女にはいつも揶揄われているんだから、このくらいはまだ軽い方……ご飯を抜きにされないだけ良いと思って。

 

 

ジャーニー「ところで出張先はどちらの学園なのでしょうか?」

 

八幡「……驚かないって約束するか?」

 

ジャーニー「えぇ、約束しましょう。」

 

カフェ「私も、約束します……」

 

オルフェ「疾く申せ。」

 

八幡「門別。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャーニー「………北海道、という事ですか?」

 

八幡「そういう事。」

 

ジャーニー「………オル、旅支度をしようか。」

 

オルフェ「うむ。」

 

カフェ「私も荷造りをします。」

 

八幡「おい待て待て待て、驚いた顔をしてないがあからさまに行動起こし過ぎだろ。」

 

オルフェ「八幡、何故そのような所に行く事を許した?」

 

八幡「そのような所って……さっきも言ったが、俺はこの学園以外のトレセン学園を知らない。今回の出張で学ぶ事も多いと思ったからだ。それに中央のレベルが高いというのはしってるが、少しでも地方トレセンのレベルも知っておきたいってのもある。画像で見ただけじゃ何の意味も無いしな。」

 

カフェ「……八幡さん、今から休学届を出して私達も出張に同行します。」

 

八幡「まず教師が承諾するのか?したとしても駿川さんがOKするとはとても思えない……」

 

 

それからも私達は八幡さんから色々と出張の事を聞き、今後の事を3人で話し合いました……それにしても1週間は長いと思います。せめて5日……いえ、3日くらいが妥当だと思います。

 

 

ーーー1週間後・空港ーーー

 

 

八幡「………」

 

カフェ「………」

 

ジャーニー「ふふふ。」

 

オルフェ「………」

 

たづな「では比企谷トレーナー、1週間の出張頑張ってきてくださいね。皆さん、くれぐれもトレーナーさんのご迷惑をおかけしないようにしてくださいね?」

 

八幡「………お前等、一体何やった?」

 

カフェ「八幡さん、人聞きが悪い言い方をしないでください。」

 

ジャーニー「カフェさんの言う通りですよ八幡さん。」

 

八幡「だってそう思いたくもなるだろ。一体どんな手品使ったんだよ?」

 

ジャーニー「八幡さんはご存知かもしれませんが、北海道は雄大な自然が広がっている事で有名です。中でも八幡さんがこれから向かわれる門別、つまり日高町はウマ娘の療養地としても広く知られています。」

 

八幡「つまりお前達には休みが必要だと?」

 

カフェ「時には静かな場所で英気を養うのも必要だと、皆さんで話し合ったんです。それで八幡さんが1週間出張で不在という事なら、近場で色々と見て回ろうという結論になりました。」

 

オルフェ「ふ……余は実に良い気分である、貴様を出し抜けたのだからな。」

 

八幡「って事は宿泊場所も手配してるんだよな?場所は「門別トレセン学園の寮を貸してくださる事になっています。」……マジで?」

 

カフェ「はい……なので八幡さん、朝に1度お会いしてからお出かけに行きますね。」

 

八幡「合う必要はあまり無いと思うが……お前達がそうしたいのならそうするか。」

 

オルフェ「案ずるな八幡、貴様にも土産を用意する。」

 

八幡「別にその辺りの心配はしてないけど……まぁありがとう。」

 

 

こうして私達は1週間の旅に北海道へ行く事になりました。少しの時間でも構いませんので、八幡さんともお出かけしたいです……

 

 

 

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