比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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自然の申し子?

 

 

八幡side

 

 

八幡「何か用か?」

 

???「先日、トレーナーさんが門別のトレセン学園に出張に行ったと聞きました。率直にお聞きします。あの環境をどのように思いましたか?」

 

八幡「……まぁ、素直に言うなら雄大な自然って感じだな。」

 

???「それでそれでっ!?」

 

八幡「この中央では絶対に味わえないような環境だから、雨や冬なんかではその地域特有のトレーニングが出来そうだな。」

 

???「どんなトレーニングが出来そうですかっ!?」

 

八幡「(いきなり来たと思ったら……)雨の日ならダートで不良バ場を走る練習だな。冬なら雪上ランニングとかノルディックスキーだな。」

 

???「良いですね!また行きましょう、北海道!」

 

八幡「いや、君行ってないでしょ。」

 

 

俺の目の前には、これまで全く接点の無かった中等部のウマ娘のデアリングタクトが居る。何故かは知らんが、俺が門別に出張に行ってた事を聞きつけたようで、今に至る。しかも凄い食い気味に。

 

 

タクト「こっちに来てからは満足の出来る山籠もりを1度も出来ていなかったので、トレーナーさんとなら質の高い山籠ももりが出来そうです!」

 

八幡「俺、行くなんて言ってないんだが?それに俺、キャンプなんてそんなにやってきた事無いぞ。」

 

タクト「大丈夫です、私が色々と教えますからっ!まずは中央で色々と練習してから、もう1度北海道へ行きましょう!」

 

八幡「行く事はもう確定しちゃってるのか?」

 

 

ガラガラ

 

 

カフェ「失礼します……お客さん、ですか?」

 

八幡「そんなところだが、今少しだけ勧誘されていてな。」

 

カフェ「?」

 

タクト「マンハッタンカフェさん、ですよね?実は今、トレーナーさんに山籠もりのお誘いをしていたんです。先日お2人は北海道に行ったんですよね?それでトレーナーさんにお話を聞いていたら、ジッとしていられなくて。」

 

八幡「そんで今ってわけだ。山籠もりの練習とかしてまた北海道に行こうだと。」

 

カフェ「……八幡さんは行くのですか?」

 

八幡「行く気は無い。何なら俺は普通に過ごしたい。」

 

タクト「えぇ!?きっと楽しいですよ、山籠もり!辛い事もありますけど、楽しい事だってあるんですよ!焚火を眺めたり、夜空を眺めたり、火を囲みながら食べ物を食べたりコーヒーを飲んだり、色々あるんですからっ!」

 

カフェ「っ!コーヒー………」

 

八幡「って言われてもなぁ……」

 

カフェ「八幡さん、体験してみるのも、良いのではないでしょうか?」

 

八幡「体験ねぇ……まぁそのくらいなら構わないか。」

 

タクト「やりましょう!是非やりましょう!」

 

 

食い気味………

 

 

八幡「それにはまず外泊届を出さないとダメだろ、それに最短でも3日後か5日後じゃなかったか?」

 

タクト「そうですね……それまではお預けですね。」

 

八幡「因みになんだが、山籠もりってどんな事をするんだ?さっき言ってた事は理解したんだが、他は?」

 

タクト「色々あるんですけど、今回は体験なのでそんなに難しい事はしない事にします。普通なら山菜採りとかするんですけど、体験なので食事はレトルトの物を使ったり、携帯食品を使います。」

 

カフェ「コーヒーはどうするのでしょうか?」

 

タクト「インスタントで大丈夫ですよ。」

 

カフェ「そうなんですね……少し楽しみです。」

 

八幡「俺は不安しか無いです。」

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

カフェ「八幡さんは、キャンプをした事無いのですか?」

 

八幡「無いな。やろうと思った事も無かったと思う。さっきも別に乗り気じゃなかったしな。」

 

カフェ「ですが、もし無人島に行った時には、その術が役に立つと思いますよ。」

 

八幡「それ、一体どんな状況なんだ?無人島に行くって状況が生まれるとは思えないんだが?」

 

カフェ「確かにその通りですが、本当に無いと言い切れますか?」

 

八幡「………自信ねぇな。」

 

 

だってあの理事長だしなぁ~。どっかの無人島の1つや2つ買ってそう……そんで訳の分からんプロジェクトとか始めてそうだし。

 

 

カフェ「その状況が生まれると想定して、今からデアリングタクトさんから色々と教えてもらうのはどうでしょうか?」

 

八幡「出来ればその状況は生まれてほしくないが、まぁ身に付けておいて損は無いしやってみるか。」

 

 

ーーー数ヵ月後ーーー

 

 

八・カ「………」

 

秋川「注目っ!!URAが所有する無人島、通称トレセン島にて新なプロジェクトを発足!!無人島を開拓すると同時に、心身共に鍛え上げるのだっ!!現在、プロジェクトに参加するウマ娘を大・大・大募集中であるっ!!」

 

八幡「………凄いタイムリーだと思わね?」

 

カフェ「はい……」

 

タクト「トレーナーさん、カフェさん!」

 

八幡「……言わんとしている事は何となく分かるけど、何?」

 

タクト「無人島プロジェクト、参加しませんか!?聞くところによるとトレーナーの参加も認められているみたいですよ!」

 

 

他の子は誘わないの?同級生とか先輩とか居るでしょ?なのにどうして真っ先に俺の所に来るのかな?友達居るんだよね?それなのに何で?

 

 

 

 




次回、新たなストーリー開幕っ!
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