比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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併走相手とデート予定

 

 

八幡side

 

 

カレンとトレーニングを始めてから2ヵ月が経過した。連日カレンのファンやフォローしている人達がトレーニングを見に来ている。最初はかなり気になったが、今ではもうこれが日常になっちまってるから誰かが居るのが当たり前みたいになってる。つまり端的に言うと、慣れた。

 

今日もこれからトレーニングが始まるわけだが、既にコース場で出待ちしてる連中居るし……因みにカレンのデビュー戦はもう少し先に延ばす事にした。カレンの適性を考慮してっていうのもあるが、じっくり鍛え上げたいというのが1番の理由だ。その事カレンには伝えてあるし、了承も貰っている。今年度にはデビューさせるって決めてるから、その辺りも今は相談していつにするかを決めるつもりだ。

 

 

八幡「そろそろ準備するか。」

 

 

ーーー廊下ーーー

 

 

「あっ、トレーナーさ~ん!今日のトレーニングも見学しますね~!」

 

「今日もカワイイカレンを期待してますね~!」

 

 

……まるでアイドルのマネージャーみたいだな。今日は……やっぱ投稿してる、毎度の事ながらフォロワー数ヤバいな。まぁトレーニングはしっかりしてくれているから大目に見る事にはしている。

 

 

カレン「あっ、お兄ちゃ~ん!一緒に部室に行こっ♪」グイグイッ!

 

八幡「分かった分かった、だから引っ張んなって。」

 

「やっぱりカレンとトレーナーさんって仲良いよね。」

 

カレン「えへへ、そうでしょ~。トレーニングは厳しい時もあるけど、ちゃんとケアしてくれるからカレンとっても助かってるんだ~。あっそうだお兄ちゃん、お兄ちゃんのトレーニングのおかげでカレンがとっても速くなっているのは分かってるんだけど、他の人達と併走とかってしないの?」

 

八幡「そうだな……カレンが担当になってから2ヵ月、ずっと1人のトレーニングだったからな。そろそろ誰かとトレーニングするのもアリかもしれないな。」

 

「それじゃあトレーナーさん、私立候補します!」

 

八幡「待て待て。誰かとトレーニングをするにも出来る限り適性が似ている奴と走らせたい。お前の適性は?」

 

「うっ……マイルから中距離です。」

 

八幡「そうか……なんかごめん。」

 

「こっちが悪い気持ちになるから謝らないでくださいよ!」

 

八幡「冗談だ。けどもしかしたら頼むかもしれないから、その時は声をかけさせてもらう。」

 

「約束ですからねっ!」

 

 

ーーー部室ーーー

 

 

カレン「お兄ちゃん、併走の予定って本当にあるの?」

 

八幡「考えてはいた。けど今はしっかりとした地盤を作る事に集中していたからな、併走は二の次にしていた。けどそうだな……もし併走をするとするなら、同学年でマーチャンとゼファー、1つ下の学年でフラワーとビコー辺りだな。」

 

カレン「あっ今の皆短距離が得意な子達だよね?まだ1回も一緒に走った事は無いけど、凄く速いのは知ってるよ。」

 

八幡「だろうな。学年別だったら上位に入ってる学生を選んだからな。まぁ併走の件はまたの機会にして、トレーニング始めて行くぞ。」

 

カレン「は~い。」

 

 

併走か……考えておかないとな。

 

今日のトレーニングも特にトラブルや事故が起こる事も無く無事に終えられた。しかしアレだな、見学しているウマ娘が毎回同じな気がするのは気のせいか?

 

 

八幡「よし、今日のトレーニングは終了。」

 

カレン「ありがとうございました~!今日もやり切ったぁ~♪」

 

八幡「ん、もう暑くなってきたからな。」

 

カレン「わぁ~いアイスだぁ~!ありがとうお兄ちゃん♪んんぅ~冷た~いっ!」

 

八幡「こまめに水分補給しないと脱水症状起こすからな。これからは予備のドリンク用意しておいた方が良さそうだな。」

 

カレン「あっ、じゃあさお兄ちゃん!明日はトレーニングがお休みなんだから新しいボトル買いに行かない?お兄ちゃんもにひん買いに行きたいって言ってたでしょ?だから全部一緒に買いに行こうよ!」

 

八幡「そうだな、じゃあ明日行くか。」

 

カレン「やったぁ~明日はお兄ちゃんとデート~♪」

 

八幡「(デートじゃねぇし……)やっぱ買うのは今はやりのボトルとかか?それとも機能性重視か?」

 

カレン「確かに流行りも大事だけど、カレン的にはトレーニングは本気でやるって決めてるから機能性を選ぶかも。その中にカワイイを入れるかな。」

 

 

意外とその辺りはストイックなのか……まぁちゃんとやるって意識は持ってくれているみたいだからその辺りはいい事にしよう。

 

 

カレン「お兄ちゃんはボトル買わないの?専用のボトル買っておいたら?」

 

八幡「そうだな、毎回ペットボトルっていうのもアレだしな。俺も買うか。」

 

カレン「じゃあカレンがお兄ちゃんのボトル選ぶねっ♪」

 

八幡「俺のは機能性重視で頼む。デザインとか別に見なくていいから。」

 

カレン「えぇ~でもお揃いにはしたいから~……同じボトルにしよ~っと♪」

 

八幡「それは別に構わないが、変な色のボトルは選ぶなよ?」

 

 

まぁ、その時は全力で止めるか。俺がピンクのボトルを使ってるところを見られでもしてみろ、瞬く間に噂になる。いや、その前にカレンがウマスタに上げる方が先か。

 

 

 

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