比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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デビューまでの予定とこれから

 

 

八幡side

 

 

カレン「ねぇお兄ちゃん、ウマスタ始めよう?」

 

八幡「だからやらないっつの。」

 

カレン「えぇ~だって皆からお兄ちゃんのチャンネルも開設してほしいって毎回のように言われてるんだよ~!カレンの身にもなって!」

 

八幡「んな事言われてもな、そもそも俺にその気すら無いんだからやるだけ無駄だろ。それに運営する時間も無い。」

 

カレン「それならカレンもお手伝いするからさ~!」

 

八幡「しません。」

 

カレン「運営って言っても毎回のように投稿しなくてもいいんだよ?人によっては1ヵ月に1度とかの人とかも居るし~。」

 

 

……毎度のように俺はまたカレンからウマスタのチャンネル開設を要求されている。これはカレンと初めてトレーニングをした時からかなり言われている。しないと口酸っぱく言ってるつもりなんだが、中々折れてくれない。俺ならある程度は伸びるとでも思っているのか?

 

 

八幡「とにかく、俺はやるつもりは無い。見る事はあっても投稿なんてしない。」

 

カレン「お兄ちゃんなら絶対に良いウマスタグラマーになると思うんだけどな~。」

 

八幡「俺はトレーナーだからウマスタグラマーになるつもりは無い。」

 

カレン「むぅ~……っ!」

 

八幡「はい、この話は終わり。お前も食うか?クッキー。」

 

カレン「食べる~ってお兄ちゃん、このクッキーって何処のクッキー?カレン見た事無いかも。」

 

八幡「俺が作った、だから商品じゃない。」

 

カレン「え……コレってお兄ちゃんの手作りっ!?あむっ……っ!美味しい~っ!!お兄ちゃん、コレ美味しいっ!!」

 

八幡「それは良かった。」

 

カレン「お兄ちゃん、このクッキー投稿してみないっ!?絶対に伸びるよっ!」

 

八幡「だからしないっての。」

 

 

カレンの奴、トレーニングもウマスタも真面目にやってるのは構わないんだが、しつこいと思うくらいにはウマスタに誘ってくる。頼むからもう勧誘はやめてくれ。

 

 

ーーートレーニング後・校庭ーーー

 

 

八幡「えっと、この後は……とりあえずトレーナー寮に戻ってからだな。後はデビュー戦の手配だな、もうデビューさせても問題無さそうだしな。後の事は戻ってから考えるか。」

 

たづな「あら、比企谷トレーナー。お疲れ様です、今日はもうお帰りですか?」

 

八幡「お疲れ様です、駿川さん。はい、今日はもう帰りです。あぁそうだった、近い内にデビュー戦の登録をお願いしたいと思います。まだいつにするかは決めてませんが、近日中にはお声がけすると思いますのでよろしくお願いします。」

 

たづな「はい、かしこまりました。最悪1週間まえであれば登録が可能ですので、お待ちしておりますね。」

 

八幡「はい、分かりました。」

 

たづな「比企谷トレーナーが担当ウマ娘と契約を結ばれて早数ヵ月、もうそろそろデビューの時期ですからね。」

 

八幡「秋頃にデビューを考えています。なので開催場は京都とか東京、中山を想定しています。その辺りはもう固まっています。」

 

たづな「そうですか、では登録される日をお待ちしておりますね。」

 

八幡「はい。では、お疲れ様です。」

 

 

ーーートレーナー寮・自室ーーー

 

 

八幡「ふぅ……」

 

 

駿川さんにはああ言ったが、既に何処のレース場にするかは決めてるし、距離も決めてる。場所は京都レース場で距離は1,200m。中山レース場も考えたが、きっとそれなりのウマ娘が集まるだろうと考えたからやめておいた。だからカレンには京都レース場の走り次第では京王杯ジュニアSの出走も視野に入れている。だからカレンのデビュー戦は10月上旬を予定している。それから京王杯に出るか出ないかを決めようと思っている。

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「?どうぞ。」

 

沖野「邪魔するぜ~比企谷。」

 

八幡「………ノック出来たんですね。」

 

沖野「お前な、俺にだってそのくらいの常識はあるぞ?」

 

八幡「失礼しました。それで、何かご用ですか?」

 

沖野「あぁそうだった。お前も知ってるとは思うけどよ、夏合宿は行くのか?」

 

八幡「まさか。俺の担当はまだデビューすらしてないんですよ?今は土台作りの最中ですよ。流石に夏合宿の参加は見送りますよ。来年に持ち越しです。」

 

沖野「まっ、そうだよな。」

 

八幡「分かってて聞いたんですか?」

 

沖野「どうするのかを聞きに来ただけだ。まっ、お前ならそう答えるって分かってたけどな。」

 

八幡「じゃあ沖野さん達チーム・スピカは行くんですか?」

 

沖野「まぁな。ウチには大型新人が居るからな。少しでも鍛えておきたいんだよ。」

 

 

成る程、キタサンブラックの事か……確かに凄いポテンシャルを持ってるとは感じた。俺も最初の担当として考えはしたが、その前にスピカに入ったから早々に候補から外れたけどな。

 

 

八幡「沖野さんも意外と手を付けるのが早いんですね。」

 

沖野「ちげぇよ、アイツはテイオーに憧れてウチに入って来たんだよ。」

 

八幡「あぁ、そういう事ですか……まぁそうですよね。」

 

沖野「おい、そりゃどういう事だよ?」

 

八幡「だって沖野さんの奇行を見てチームに入りたいなんて言うウマ娘が言うとはとても思えませんし。」

 

沖野「……くそ、言い返せねぇ。」

 

 

そりゃそうでしょう、本当の事でしょうし。

 

 

 

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