比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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突然のDMと約束

 

 

八幡side

 

 

京王杯ジュニアSから1週間が経過して、カレンは今もトレーニングに励んでいる。年内のレースはこの前のを最後にして、次はクラシックに突入してからという事にした。来年からのレースだが、まだ未定にしている。その理由というのも、カレンの適性に合うレースが1~3月の期間内に無いからだ。早くてもOP戦、レベルを重視するのであれば3月のフィリーズレビューとファルコンSの2つで、1番遅くても5月の葵Sだ。流石に葵Sまでは無い、その間に1つくらいは挟めておきたい。だがそうともなればカレンに見合うレースは重賞レベルになる。となれば3月まではトレーニング漬けという事になる。それでも構わないのだが、そうなれば最終的な本番はスプリンターズSになる。レースが少ない分、追込む時期も長くなる。力を蓄えるにはもってこいかもしれんが、カレンがそれを納得するかだな。

 

 

カレン「ねぇねぇお兄ちゃん、なんかカレンのスマホに不思議なDMが来てるんだよね~。」

 

八幡「どんな?」

 

カレン「えっとね……『初めまして!突然のDMすみません、気になる事があってDMを送りました!Currenちゃんの隣に写ってるこの男のトレーナーって、比企谷八幡って名前だったりしませんか?実は私、比企谷小町の愚兄でして……もう4~5年前から連絡が繋がらなくて困ってるんです。心当たりがあれば、この携帯番号にかけてと伝えてくれませんか?よろしくお願いします!』……って。」

 

八幡「あぁ~そういえば大学に進学してから携帯変えたから家族に1度も連絡してないし家にも帰ってなかったわ。」

 

カレン「お兄ちゃん、それは流石にカレンでも引いちゃうよ……それで、この小町さんっていうのはお兄ちゃんの妹なの?」

 

八幡「そうだな、確かに比企谷小町は俺の妹の名前だな。懐かしいもんだ……まぁ電話番号も分かった事だし、1回かけてみるか。」

 

カレン「コレが番号ね。」

 

八幡「あぁ。」

 

 

prrr…prrr…ッ!

 

 

小町『はい、比企谷ですけどどちら様でしょうか?』

 

八幡「よぉ小町、俺だ。」

 

小町『え、お兄ちゃんっ!?』

 

八幡「俺の担当にDM送ってくれたみたいだな?んで今その連絡が来たから電話かけた。」

 

小町『………』

 

八幡「どうした?電波悪いか?」

 

小町『あ、う、ううん!久しぶりにお兄ちゃんの声が聞けたからさ……』

 

八幡「……そうか、悪かったな。」

 

 

なんて事無いとは思っていたが、心配かけちまってたみたいだな。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

小町『テレビのレースとウマスタの投稿見て驚いちゃったよ~!お兄ちゃんウマ娘のトレーナーになってたんだね~!』

 

八幡「まぁ大学で色々あってな……お前は今何してるんだよ?千葉に居るのか?」

 

小町『まぁね~。あっねぇねぇ、今度Currenちゃんに会わせてよ!あの超人気ウマスタグラマーと会えたってなったら自慢になるからさ~!』

 

八幡「自慢したいが為に俺の担当と会いたいのか?そういう目的なら遠慮させて『あっ、今OKのDM来たよ。』……おいカレン。」

 

カレン「えぇ~いいでしょ~?だってお兄ちゃんの妹さんなんでしょ?だったらカレンも会いたいよ~!あっもしもし~こんにちは~Currenで~すっ♪」

 

小町『うわぁ~可愛い声~……耳が幸せだよぉ。あっこんにちは、小町で~すっ!お兄ちゃんにDMありがとうね~!』

 

カレン「いえいえお気になさらず!それで小町さん、いつなら都合空いてますか?カレン達はいつも日曜日をお休みにしてるんですけど。」

 

小町『小町も土日がお休みだからちょうど良いかもっ!じゃあ次の日曜日とかどうかな?千葉か東京の何処かで待ち合わせっていうのは?』

 

カレン「あっそれ良いかもですっ♪それならカレンは千葉に行ってみたいです!千葉の色んなお店とか回ってみたいなぁ~って思っちゃいました!」

 

小町『オッケェ~イ!っというわけだからさお兄ちゃん、次のお休みにカレンちゃん連れて来てねっ!これは長重要任務だからねっ!』

 

八幡「人の事を置き去りにして盛り上がったかと思えば今度は送迎かよ……まぁいいけど。じゃあとりあえず待ち合わせ場所と時間決めておくか。」

 

小町『無難に千葉駅に11時くらいで良いんじゃない?そこから小町を乗せてくれればさ。』

 

八幡「じゃあそうするか。分かってるとは思うが、他の奴等に言ったりするなよ?絶対に変な事になりそうな予感しかしない。」

 

小町『そんな事しないって!お兄ちゃんとカレンちゃんの3人で遊びたいからっ!』

 

カレン「じゃあ小町さん、来週の日曜日に行きますね~!」

 

小町『はぁ~い全力で待ってるからね~!お兄ちゃんも気を付けて来てね。』

 

八幡「あぁ、じゃあな。」

 

 

……家族の声を久しぶりに聞いたな。

 

 

カレン「とても良い妹さんだったね。」

 

八幡「今のところはな、あってガッカリするところが無いといいんだが……いいや、たかだか数年の変化で期待するのもアレだな。」

 

カレン「お兄ちゃん、女の子は数年だけでも大きく変わるんだからね?」

 

八幡「……そういう事にしておく。」

 

カレン「それにしても千葉かぁ~……何があるんだろう?カレン楽しみっ♪あっ、小町さんってウマスタで投稿するの許してくれるかな?」

 

八幡「アイツの事だから飛んで喜ぶと思うぞ。」

 

 

 

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