比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

141 / 1581
レース後

 

 

八幡side

 

 

9人の模擬レースが終わったのだが、周りの熱は上がっていた。それもそうだろう、あれだけの走りを見せられただけでなく、熱い勝負を繰り広げたんだからな。それに勝ったのもアルダンというのも大きい。何せ実力的にも抜けていると思われているルドルフが負けたのだからな、レースに絶対は無いと決定つける瞬間だった。

 

 

「凄かったよね、今のレース!!」

 

「うん、先輩達ってあんなに速いんだね!私ビックリしちゃった!!」

 

「私もあんな風になりたいなぁ〜。」

 

 

「あれがこの学園の一流とも言えるウマ娘達の走り、か……凄いな。」

 

「はい、とても素晴らしい走りでした。それに素晴らしい素質でしたね。」

 

「この学園でのトレーナー生活も退屈せずに済みそうな感じだね。」

 

 

観ていたのは新入生だけではなく、在籍生や新人古参問わずトレーナーも見ていた。良い刺激になったのは間違い無いだろう。まぁ最初は誰かのトレーナーの元につく事になるか、俺や桐生院みたいに最初から担当を持つかのどちらかになるが、どうなるか………俺の元には何も知らせは無いから誰も研修には来ないんだと思うけど。

 

 

アルダン「兄様、約束通り後日ご都合のつく日にお出掛けと参りましょう♪」

 

八幡「……あぁ、そうだね。」

 

アルダン「ふふふっ、楽しみです♪」

 

シービー「うううぅぅぅぅぅ〜!!」ナミダメ

 

八幡「お前はどんだけ悔しかったんだよ………」

 

シービー「だって八幡とのデートがぁぁぁ〜!」

 

八幡「デートじゃねぇし………」

 

アルダン「あら兄様?男女がペアでお出掛けするのですから、これはもうデートでよろしいのでは?」

 

八幡「おい、煽るような事言うなよ。それに気付いてるのか?お前がさっきのレースで8人に、特にルドルフとシービーに勝った事でトレーナーからの注目は一気に集まったと思うぞ?これから勧誘も出てくるだろうし、大変だぞ?」

 

アルダン「ご安心を。私は兄様以外の担当になるつもりはありませんので。」

 

八幡「お前もだったか………」

 

 

はぁ………まぁ何か言われるまでは何もしないで2人のトレーニングに専念しておこっ。自分から面倒は作らないように心掛けよう。うん、そうしよう。

 

 

沖野「面白いレースだったな。それに、ウマ娘間でトレーナーの取り合いとはな〜。お前、意外と隅に置けねぇじゃねぇか。」

 

八幡「いつの間にか景品にされてましたよ。」

 

桐生院「凄い走りでしたよね、私も驚いちゃいましたよ。聞いた時は急いで観に来ましたから!」

 

沖野「俺もだ、急いで来ちまった。けどまさかの結末だったよな。まさかメジロ家の硝子お嬢様、メジロアルダンが勝っちまうんだからな。」

 

八幡「本人の目の前で言う事じゃないですよね?」

 

アルダン「ふふふっ、ご安心ください。マック経由でゴールドシップさんにご報告しておきますので。」

 

八幡「おぉ、それなら大丈夫だな。」

 

沖野「いや何も大丈夫じゃねぇよ!!ていうかお前もゴルシで俺を脅すなよな!!そういう必要ないところで似るなよお前等!?」

 

アルダン「まぁ!お褒め頂きありがとうございます、とても嬉しいです。」

 

沖野「褒めてねぇよ!!」

 

 

ホントに連絡してみようか?

 

 

アルダン「それよりも兄様。お出かけのプランなのですが、私が決めておいてもいいですか?」

 

八幡「あぁ~……うん、そこは任せる。俺はそういうの全然だからな。それよりもお前達はクールダウンに行ってこい。」

 

アルダン「では兄様、ダウン後にはマッサージをお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

シ・フ「っ!!!」

 

八幡「マッサージ?まぁお前の脚には入念なケアが必要だしな。お前がいいならやるけど……いいのか?」

 

アルダン「はい、兄様からが良いのです。」

 

フジ「じゃあ八幡トレーナーさん!!私にもやって欲しいなぁ!八幡トレーナーのマッサージはとても良い気持ちだったからね!!」

 

シービー「ならあたしもっ!!あたしも八幡にマッサージされたい!!いいよね、よね八幡!!」

 

ルドルフ「……そんなに良いものなのかい?」

 

フジ「1度受けた事があるんだけど、凄く気持ち良かったんだ。いつまでも受けていたいくらいに、ね。」

 

ルドルフ「ふむ……ならば私も受けてみたいな。」

 

ライス「ラ、ライスも気になるなぁ〜……なんて。」

 

カフェ「………リラックス、出来そうですね。」

 

 

あれ、なんか俺いつの間にか重労働させられそうになってね?嘘でしょ?1人とデートするだけじゃなくほぼ全員のマッサージもしろっていうのか?

 

 

クリーク「うふふふ、じゃあ私はお疲れになったトレーナーさんを癒してあげますね〜。」

 

八幡「肩揉みくらいなら頼むかもしれん………てかオグリは何で突っ伏してんだ?燃料切れ?」

 

オグリ「………」グウウウゥゥゥゥゥ

 

クリーク「あらあら、お腹が空いたんですね〜。」

 

八幡「あぁ〜………クリークはオグリの面倒を頼む。それ以外はダウンに行け。1周した後にストレッチしろ、その後にマッサージするから。今更だが脚触られても平気か?」

 

フジ「私は八幡トレーナーさんに1度されてるから、もう平気だよ。」

 

シービー「あたしは八幡なら大歓迎!!」

 

アルダン「私から兄様にお願いしましたので。それに、兄様だからお願いしているのです。」

 

ルドルフ「こうも好評だと気になってしまうものでね、よろしく頼むよ。」

 

ライス「お兄様になら全然大丈夫だよ!」

 

カフェ「私も、トレーナーさんになら構いません。」

 

 

皆さん、俺の事を信用してくれてるんだろうけど、もうちっとは警戒しようぜ?

 

 

 




アルダンもゴルシ脅しを使えるとは………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。