比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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移動中の虜

 

 

八幡side

 

 

昨日の重賞レースを無事に勝利を収め、無事にカレンと俺の優勝写真がウマスタに上げられてから1日が経過した。俺は次走の事をカレンに相談するつもりだ。本当ならもっと早い段階で話すべきだったんだろうが、これは完全に俺のミスだな。今の選択肢としては札幌の短距離重賞のキーンランドCに出走するか、スプリンターズSに向けて向こうに戻って夏合宿に参加するかのどちらかだ。もし前者の場合は少しだけ函館に残ってから札幌に移動だな。後者の場合は同じく少しだけ残ってから飛行機で戻るってところだ。

 

 

八幡「さて、これからの事を打ち合わせるぞ。俺達の最大の目標まで大体2ヵ月を切った、そこで今後の動きを決めたい。選択肢としては2つある。」

 

カレン「どんなの?」

 

八幡「1つは札幌の重賞のキーンランドCに出走してからスプリンターズSに参戦のルートで、もう1つがそのまま直行ってルートだ。直行の場合は夏合宿で本番に向けてトレーニングって事になる。カレン、お前はどっちのルートもしくは何かしたい事はあるか?」

 

カレン「うぅ~ん……お兄ちゃん的にはどっちがいいの?」

 

八幡「正直な事を言えば決めかねている。レース経験という点で言えばこれから戦う相手はシニアクラスの中でもトップクラスのスプリンター達だからな、カレンの今の経験だけじゃ心許ないっていうのが現時点での評価だ。実力面で言うなら勝てる可能性は確かにある、だがそれを発揮出来るのかどうかはお前自身の負けん気も必要になってくる。先輩相手にもぶつかっていけるくらいの度胸とかな。」

 

カレン「そっかぁ~……じゃあお兄ちゃん、カレンは札幌に行くっ!」

 

八幡「札幌ね……よし、分かった。それじゃあ1週間だけ函館に残って向こうに移動だ。バスで移動するからそのつもりでな。」

 

カレン「どのくらいかかるのかな?」

 

八幡「バスだと……5時間半~6時間くらいだな。途中停車で休憩もあるみたいだから座りっぱなしって事は無いから大丈夫だぞ。」

 

カレン「意外と長いんだね~。」

 

 

よし、とりあえずカレンの次は決まった。札幌の後はスプリンターズSへ直行でいいだろう。セントウルSに出る事も考えたが、流石にレース続きだとメンタル面の影響も出てくるからやめた。

 

 

八幡「それじゃあ次はキーンランドCに決定だ。今日から1週間は此処に留まってから札幌に移動して本番までトレーニングをしていくぞ。」

 

カレン「はぁ~いっ♪あっ、今日はお休みだからお出かけしてもいいよね?」

 

八幡「あぁ、構わない。俺は駿川さんに出走登録とか色々するから此処に残るから、何かあったら連絡くれ。」

 

カレン「うん、分かった!あっ、他のお休みの皆を誘ってみよ~っと!」

 

 

きっと今日行った所の写真とかもウマスタに上げるんだろうな。まぁそれもいいだろう、リフレッシュだって必要な事だ。

 

それから俺は駿川さんに連絡をして事象の登録とか1週間後のバスの手配とか色々と準備を進めた。しかし函館から札幌までの移動時間って6時間もかかるんだな、そんなに遠いとは思ってなかった。

 

 

ーーー1週間後・バスターミナルーーー

 

 

カレン「♪~♪~」

 

八幡「楽しそうだな。」

 

カレン「だってバス旅行なんて初めてなんだもんっ♪」

 

八幡「旅行じゃないんだが……まぁ1日の1/4は移動時間だからな、その気持ちじゃないと持たないかもな。」

 

カレン「うんうんっ♪せっかくのバス移動なんだから楽しまなくちゃっ!」

 

 

楽しむかぁ……バス移動ってどうやって楽しめばいいんだろうか?スマホで調べものするくらいしか思いつかない。

 

 

ーーー車内ーーー

 

 

八幡「お前、本当に旅行気分だな……」

 

カレン「ちょっとでも楽しまないとでしょ?お兄ちゃんもお弁当買ったんだから一緒に食べよっ♪」

 

八幡「もう昼時だしな、食べるか。っていうかお前、自分の飲み物は?」

 

カレン「……あっ!」

 

八幡「だろうな。ほい、買っといた。」

 

カレン「ありがとうお兄ちゃ~ん♪」

 

八幡「6時間の長旅だからな、飲み物は多く持っておいても損は無いだろうと思って1本余分に買っておいて良かった。」

 

カレン「次の休憩場所ではちゃんと買うね。」

 

八幡「無くなりそうになったらいいと思うが、まぁその辺りは任せる。」

 

カレン「北海道とうきび茶?」

 

八幡「北海道限定のお茶みたいで、とうもろこしが入ってるらしい。初めて飲んだ時めっちゃ美味かった。」

 

カレン「へぇ~じゃあ美味しかったらカレンも買おっと♪」

 

 

その後一口チョビッと飲んだ瞬間、目の色が変わった。そして『次の休憩の時にサービスエリアに売ってたら絶対に買うねっ!』って言ってたから気に入ったんだと思う。しかもサービスエリアに売ってたから2本くらい買ってたんだが、席に戻ってすぐに自撮りしてからウマスタに投稿してた。これはアレだな、帰る時になったら何本か持って帰るか箱買いで注文するかもしれないな。因みに俺もネットでカゴの中に入れてます。だって同じお茶でも全然美味かったし。北海道に居る間はこのお茶飲むって決めてるし。

 

 

 

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