比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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打ち合わせ後の生徒会

 

 

八幡side

 

 

トレーニングが終わって数分後、俺は駿川さんの居る事務室に向かって合流してから、打ち合わせを開始した。細かい説明は端折るが、大まかには不審者の顔写真か動画で収めてから小町に確認するという方法を取る事にした。とりあえず相手の確認だけでもしたいから、作業をしている用務員や警備員の方達にはウェアラブルカメラ(目線カメラ的な物)という物を装着して業務を行ってもらう事になった。どちらにしても、その方達次第という事になる。まぁ無理に追いかけなくても顔とかが映っていれば、今回は御の字だ。

 

 

八幡「とりあえずはまた明日ってところだな。」

 

ルドルフ「何の話かな?」

 

八幡「……急に現れるの止めてくれない?」

 

ルドルフ「それは済まない、それでどんな話なのかな?」

 

八幡「お前から聞いた話だ、例の不審者の件だ。」

 

ルドルフ「っ!詳しく聞いてもいいかな?」

 

八幡「……話せる場所ってあるか?」

 

ルドルフ「生徒会室に行こう。エアグルーヴも居るが、幸いにしてこの話は学園に周知されている。同席しても問題無いだろう。」

 

 

ーーー生徒会室ーーー

 

 

ルドルフ「エアグルーヴ、今戻ったよ。」

 

八幡「お邪魔しま~す。」

 

エアグルーヴ「っ……何の用だ?」

 

八幡「俺、入っただけなのに何でこんなに歓迎されてないんだろう?」

 

ルドルフ「君も知っているだろう、彼女がそういう性分だというのは。」

 

八幡「うん、知ってる。茶でも淹れるか。」

 

ルドルフ「君はお客人だ、私が用意しよう。」

 

エアグルーヴ「いえ会長、私がご用意いたします。」

 

八幡「とりあえず、俺の今話せるだけの情報を話す。エアグルーヴ、お前も一応聞いておいてくれ。」

 

 

それからは、ルドルフに説明をした。ルドルフも真剣な表情だった。エアグルーヴも話の内容を理解してからはルドルフの隣で厳しい表情をしながら耳を傾けていた。

 

 

八幡「っというわけだ。」

 

エアグルーヴ「……理解した。しかしそれでは警備員の方達が危険ではないか?」

 

八幡「深追いはしないようには駿川さんから伝えるようにするって聞いてる。顔さえ分かればそれでこっちは大丈夫なんだからな。」

 

ルドルフ「しかし、何も出来ないというのが歯痒いな……まさか警察も動かないとは。」

 

八幡「理由が理由だからな、事件性の絡みが無ければ動かないんだろう。」

 

エアグルーヴ「比企谷、カレンチャンはどんな様子なのだ?」

 

八幡「今のところトレーニングの時間にしか目撃情報が無いから、帰寮の時にアヤベと一緒に帰ってもらってる。俺も途中までは一緒だが、その頃には姿が無いんだよな。」

 

ルドルフ「ふむ、彼女に対してはそのままでいいだろう。八幡君、君もくれぐれも無茶をしないでほしい。」

 

八幡「無茶をするつもりは毛頭無い。だがそれも向こうの出方次第って事にもなる。それ以上に心配なのがこれからだ。」

 

エアグルーヴ「?どういう事だ?相手が何か仕掛けてくるという事か?」

 

八幡「そういう事だ。より正確にはトレセン学園のイベントだ。」

 

ルドルフ「成る程、聖蹄祭か。」

 

エアグルーヴ「っ!」

 

 

聖蹄祭は学園主催のイベント。それはいいのだが、外部からも人が入ってくる。それに紛れてカレンに絡んでくる可能性が出てくるって事だ。まぁそこまで何も動きが無ければの話になるが。

 

 

ルドルフ「確かにそれは心配だな……エアグルーヴ、今年の聖蹄祭は注意が必要になりそうだ。まだ警備の編成はしていないと思うが、今年の警備は例年よりも厳重にしてほしい。」

 

エアグルーヴ「かしこまりました、会長。」

 

ルドルフ「八幡君も情報提供感謝するよ。」

 

八幡「あぁ、有効活用してくれ。それと、不審者の人相が分かったらまた報告しようと思うんだが、それでいいか?」

 

ルドルフ「ありがとう、それでお願いするよ。この際だ、LANEを交換しておこう。その方が連絡も取りやすい。」

 

八幡「ん、分かった。」

 

ルドルフ「話は以上みたいだね。時間を取らせてしまったね、もしかしてさっきは帰りだったかな?」

 

八幡「まぁな。まぁでもこのくらいは構わない、帰っても飯作ったりメニュー考えたりするくらいしかする事は無かったし。」

 

エアグルーヴ「因みにそのメニューは持ち歩いているのか?」

 

八幡「途中までのものならな、見るか?」

 

 

2人は即答で「見たいっ!」と言ってきたので、俺はメニューをまとめてあるノートを取り出して2人に見せた。その間、俺は紅茶飲みながら待つ事にした。メニューが外に漏れるって心配もあったが、2人なら大丈夫だろうと思ったから見せる事にした。

 

 

ルドルフ「………八幡君、1つ聞きたい。このメニューはカレンチャンに既に施しているのかい?」

 

八幡「してるのとしてないのがある。何でそんな事を聞くんだ?」

 

エアグルーヴ「去年見せてもらった時のよりも更に洗練されている……」

 

八幡「まぁ1年も経ってるしな、それなりに磨きはかかるもんだろ。他の先輩トレーナー達からも色々と教わってるし。」

 

ルドルフ「君が……他のトレーナーから教えを?」

 

八幡「え、何その顔?」

 

 

すげぇ怪訝そうな顔してんだけど……意味分からん、後輩が先輩に教えを請う事は当然の事だろ。

 

 

 

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