比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お疲れ様でした

 

 

カレンside

 

 

お兄ちゃんは何処に行ったのかなぁ〜?カレンのファンの人を連れて来てくれてからは1回も来てくれないから、カレンちょっとだけ寂しかった。パパとママ達は来てくれたし、たくさんのファンの人達も会いに来てくれたからとっても楽しかったんだけど、お兄ちゃんが来てくれなかったからちょっぴり残念な気持ちにもなってるんだ。

 

 

ブエナ「トレーナーさん、来なかったね。」

 

カレン「約束してたわけじゃないんだけど、ちょっと残念だなぁ〜。」

 

ブエナ「他の出し物に参加していたとか?後はメニューを作っていたとかじゃないかな?カレンちゃんのトレーナーさん真面目そうな人だから、人の気持ちを無碍にするような人じゃないと思うんだよね。」

 

カレン「うぅ〜んそうなんだよね〜。」

 

 

ブエナちゃんと色々お話をしながら聖蹄祭のお片付けの最中。本当にお兄ちゃん何処に行っちゃったんだろう?

 

 

八幡「はぁ、何でこんなに疲れてんだろう………」

 

カレン「あっお兄ちゃん!何処に行ってたの!?もう聖蹄祭終わっちゃったじゃん!」

 

八幡「あぁ悪い、実はお前のファンの案内をした後に学園の出し物を見て回ってたんだが、休憩に芝の上で寝てたんだよ。」

 

カレン「………それだけ?」

 

八幡「まぁ聞け、そこにルドルフが来て不審者の件が解決した事を話して寝ちまったって感じだ。だから行きたくなかったわけじゃないからな?」

 

カレン「……分かった、信じるね。でもお詫びとしてカレンとデートしてっ!そしたら許してあげるっ!」

 

八幡「それで詫びになるのかは分からんが、了解した。じゃあ日程とかはそっちで決めてくれ。」

 

カレン「うんっ、久しぶりだね!お兄ちゃんとのデートッ♪」

 

 

どんなデートにしようかなぁ〜?もうすぐ冬だからコートとかかなぁ?アクセサリーとかも良いかもっ♪

 

 

八幡「ところでお前達は腹減ってないか?そっちは接客とか調理とかで忙しかっただろうから食べる暇なんて休憩時間くらいしか無かっただろ?」

 

カレン「ペコペコ〜!もしかしてお兄ちゃん何か作ってくれるの!?」

 

八幡「あぁ、作ってやるからクラスの皆に聞いてみてくれ。あくまでもクラスだけだからな?他の連中には聞くなよ?」

 

ブエナ「分かりました、クラスの皆に聞いてみますね。」

 

カレン「カレンも行ってくるね〜。」

 

 

クラスの皆に聞いてみた結果、半分くらいだった。きっとお兄ちゃんが料理出来るって知らない子達とトレーナーの料理は不安だって子達が半分って割合だと思うな。本当はお兄ちゃんの料理はすっごく美味しいんだけど、内緒にしておこっと♪

 

 

ーーー食堂ーーー

 

 

ブエナちゃんと一緒にお兄ちゃんに人数を教えたんだけど、お兄ちゃんは既に調理を始めていた。でも何作ってるんだろう?

 

 

「トレーナーさん何作ってくれるんだろう?」

 

「作ってくれるとは言ってたけど、トレーナーさんって料理出来るの?」

 

「でもあの様子だと作れてるよ?普通に手際良いし。」

 

八幡「気になるのか?出来上がりはまだ先だぞ?」

 

「トレーナーさん、お味噌汁作ってるの?」

 

八幡「いや、違うぞ。」

 

「えぇ〜でもお味噌汁にしか見えないよ?」

 

八幡「まっ、その内分かる。とりあえず席に着いて待ってろ。急かしても作り終わる時間は変わらないからな。」

 

ブエナ「何が出来るのか楽しみ〜!」

 

カレン「だね〜。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「カレン〜ちょっと盛り付け手伝ってくれ〜。」

 

カレン「は〜いっ!もしかして完成?」

 

八幡「そういう事だ。白米の盛り付けを頼む。俺は汁物をやるから。」

 

「あっ、トレーナーさん手伝いますっ!他にも盛り付けるのってありますか?」

 

「私も私もっ!」

 

八幡「じゃあ煮物と漬物を頼む。言っておくが摘まみ食いするなよ?」

 

 

盛り付けは皆で協力して料理の完成っ!しかも秋が旬のお料理ばっかり!栗ご飯、秋刀魚の塩焼き、かぼちゃの煮物、たくあん、さつまいも入りの豚汁、凄く美味しそうっ♪

 

 

八幡「んじゃ、召し上がってくれ。」

 

「すっごい………コレがカレンのトレーナーが作った料理。」ゴクリ…

 

カレン「実はお兄ちゃん、お料理がすっごく上手なんだよ♪お弁当とかも作って持って来てるくらいだし。」

 

ブエナ「ホント、どれも凄く美味しそう……」

 

ユキノ「だべぇ〜……匂いだけでも美味しいって分かっちまうですね……」

 

八幡「それじゃ、誰かいただきますよろしく。あっついでに言っておく、お残しは許しまへんで。」

 

『何故に関西弁っ!?』

 

 

それからカレン達はいただきますをしてお料理を食べ始めたんだけど、皆とっても美味しそうに食べていたの。お兄ちゃんもその様子を見てちょっと微笑んでから食べ始めた。

 

あぁ〜お仕事後の豚汁って全身に染みるなぁ〜。

 

 

八幡「っ!あぁ〜……ちょっと失敗したな。」

 

「?何がですか?」

 

八幡「いやな、栗ご飯と秋刀魚塩焼きあるだろ?もっとやり方あったなぁ〜って。」

 

「どうしてですか?充分美味しいです。」

 

八幡「ありがとな。でも少し考えてみ?この栗ご飯が秋刀魚の炊き込みご飯で秋刀魚の塩焼きはそのままで、デザートに栗のクッキー………どう思う?」

 

「やめてくださいっ!この料理で満足しているのにそれ以上の美味しい食べ物を出さないでくださいっ!」

 

八幡「かぼちゃのコロッケ、さつまいもの天ぷら、秋刀魚の炙り寿司。」

 

「ダメ、トレーナーさん!それ以上は言わないでっ!」

 

「あたし達のライフは0だからっ!」

 

「これ以上刺激しないでっ!」

 

 

 

 

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